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- 柴﨑 光一
- 建築・インテリア学科卒の造園士×Webコンテンツクリエイター。 東京で建築、カナダのトロントで造園、その後カナダのハリファックスの大自然で植物と戯れながら、植物・庭・ガーデニングのWebコンテンツクリエイターを開始。 現在はヤシの木を主体とするドライガーデンの造園士とWebコンテンツ・ガーデニング商品の監修者としても活動中。日本での建築とカナダでの造園の経験に加え、趣味の植物やコケの収集、植物アート作りを生かして、 みなさんに植物や庭の魅力をお届けします。
プランターは、ベランダやバルコニーと狭いスペースで家庭菜園や、ガーデニングをするのに便利な園芸用品。形や素材による種類の違いや、サイズ単位の「型」について解説。また、上手なプランターの選び方についてもご紹介します!
ベランダやバルコニーなど、庭でガーデニングをしていると、必要になることがあるプランター。マチが狭い植木鉢よりも大量に土が入り、間隔をあけて野菜や草花、ハーブなどを植えられので、とても便利な園芸用品ですよね。
育てる植物がたくさん増えると、植木鉢もゴチャゴチャとなりやすいです。プランターなら数株で植えられ、1つにまとめられるので、整理整頓するときにも便利。ご自宅で必ず一つは持っておきたいものです。
広いスペースや、野菜を植えるようなスペースがない方でも、できるだけたくさんの植物が育てられるプランター。ホームセンターなどでも手軽に見つけられ、購入することができます。
プランターには多くの種類があり、形や素材の違うものが店頭に並んでいて、どれがよいのか悩むこともありますよね。どのようなものが、育てる植物に適しているのか、把握していることで、枯らさずに育てられます。
プランターのサイズを選ぶときに、必ず表記されている「型」。40型や60型と表記されているものを見かける方もいると思いますが、これが、プランターのサイズ単位です。
プランターのサイズに表記される「型」は、「1型=1cm」を表しています。また、一言でいうと上部の外寸の大きさであり、プランターの上部開口部分の外側から外側までの横幅の長さを指すことが多いです。
65号のプランターの場合は、横幅の長さが65cmということになるので、すぐに数字を見ただけで判断ができます。プランターの形状や厚みによって、内寸は異なるので、よく観察すると、より分かりやすいでしょう。
プランターのサイズ単「型」は、あくまで横幅までの大きさです。プランターを選ぶときに、型番号以外にもチェックしておきたいポイントをご紹介します!
プランターのサイズを選ぶときは、長さだけではなく、高さも見る必要があります。浅いと植物の根がしっかりと張れず、生育の悪さ、倒れる原因にも。
ダイコンやニンジンなど、地中に深く根を張る野菜、クレマチスやヒマワリなどの太い根を地中深くに張る直根タイプの草花は、浅いプランターでは育ちにくいです。できるだけ、高さのある深めのものを選んでくださいね。
植物が大きく生長して、プランターの底から根が出ている場合は、植え替えのタイミングです。鉢の中が、根でいっぱいに詰まっていると、呼吸困難で生育不良に。必ず一回り大きなサイズのプランターを選んで、植え替えをしましょう。
プランターのサイズは「1型=1cm」と覚えておくだけで、購入するときに迷わず選べます。また、形状や素材は見た目の良し悪しだけではなく、植物の生長にも繋がることがあるので、しっかりと判断して選ぶ必要がありますよ。ぜひ、育てる植物に適したプランターを選んで、ガーデニングを楽しんでくださいね!