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ガーデニング
河村ゆかり

増え続けるグッズを美しく整理整頓!ガーデングッズの収納のコツ

ガーデニングを楽しんでいるうち、自然に増えていくガーデニンググッズ。庭に放置してしまうと、庭全体の印象がすさんだものに…。上手にガーデニンググッズを片づけて、庭もセンスよく演出する方法を伝授します。

ガーデングッズを仕分けして整理&収納するテクニック

ガーデングッズはシャベルや鉢、土、肥料、ガーデンをデコレーションする置物など多種多様。上手にグループ分けして、適材適所の場所に整理整頓し、次に使うときにさっと取り出せるガーデングッズ収納術をご紹介します。

 

ガーデングッズにはさまざまなアイテムが!

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一口にガーデングッズといっても、さまざまな種類のアイテムが含まれます。
・ガーデニングに必要な道具類…スコップ、シャベル、クワ、ハサミ、バケツ、ジョウロ、支柱、支柱に植物を止める麻ひもなど。
・ガーデニングをするときの装具…ガーデングローブ、帽子、ガーデン用長靴など。
・草花を植えるための容器…植木鉢、鉢皿、プランター、ハンギングポットなど。
・草花を植えるための用土や肥料…各種培養土、鉢底石、粒状肥料、液体肥料など。
・草花を病害虫から守るためのもの…各種薬剤、霧吹きなど。
・草花を魅力的に演出するもの…ガーデンを飾る小物や置物、高低差を出すための鉢台など。

そのほか、土や用品を運ぶための一輪車や、ガーデン専用のゴミ箱・ゴミ袋なども。
これらのグッズを、しかもベストコンディションでキープし、次に使いたいときすぐに取り出せるようにするのが、ガーデングッズ収納のポイントです。

 

ガーデングッズ収納の選び方

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ガーデングッズを何に収納するかは、どんなガーデングッズをしまうか、どのくらいの量を収納したいか、収納を置くスペースはどのくらい確保できるかなど、多角的な視点から検討するのがコツです。

収納アイテムのサイズは、あまり小さめなものを選ぶと、ガーデングッズがギュウギュウ詰めになって取り出しにくくなります。サイズ選びは、ガーデングッズの総量よりも余裕を持って。一般的に収納は、しまうものを7割までとし、余裕を3割は確保するのがベストです。

ガーデン収納のスタイルには、大きく以下の2タイプに分けられます。

【物置タイプ】
ガーデンのイメージに合ったデザインで、手持ちのガーデングッズがしっかり収納できるサイズを選びましょう。
素材を選ぶ際は、耐候性に優れたものを希望するならアルミやスチール製、ガルバリウム鋼板、樹脂製などをどうぞ。こうした対候性に優れた素材は、シンプルでそっけないデザインをイメージしますが、カントリー調の可愛い物置もあります。
木製物置は、ナチュラルな風情を求める方におすすめです。年々味わいを増し、庭の植栽ともしっくりとなじみます。
なお物置を選ぶとき、重要になるのが扉のスタイルです。引き戸やシャッターならスペースを確保する必要はありませんが、開く扉の場合、扉を全開にできるだけの空間が確保できるかどうか、事前に確認して。

【イス型収納】
小さなお庭でも、ベンチの下に収納スペースがあるタイプなら充分に設置できます。座面部分が開くスタイルが多く、木調のベンチスタイル、肘置きのないスツールタイプ、庭へのステップを兼ねた収納も。
素材は物置タイプと同じく、対候性抜群のスチールや樹脂系、自然なたたずまいの木製がありますので、お好みでセレクトを。

 

ガーデングッズ収納のコツ

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ガーデングッズは、それぞれの特性に合わせて、無駄なく取り出しやすい収納を!
【長いものは横にしない】
支柱やクワなど長尺のガーデングッズは、横にすると取り出しにくくなります。物置の壁、建物の壁面などにフックにセットし、そこにかけて収納する、もしくは使わなくなった大きめのゴミ箱などに挿して収納しておくと、すぐに取り出せて便利。

【収納するコーナーを分ける】
長い物は物置の角に、鉢とプランターはその隣、スコップなど小さい道具はプラスチックの引き出しで仕分け、手前にはガーデニング作業する前に身に付けるガーデングローブや帽子をひとまとめになど。ガーデングッズごとにコーナーを分ければ、ガーデングッズの迷子を防ぐ効果もあります。

【壁面収納をフル活用】
スコップやシャベル、ハサミなどは、物置やフェンスなどの側面にフックを取りつけて収納。可愛らしいデザインのガーデングッズを選べば、「見せる収納」にもできます。

【一緒に作業するものをひとまとめに】
たとえば苗を植え付けるときに必要なスコップ、肥料、水やりのジョウロなどをバケツやバスケットなどに入れてひとまとめに。植え付けたい場所にバケツごと持って行けば、「スコップがない!」と探し物もすることもなくなるうえ、何度も往復せずにすみます。
ガーデニングに特化したツールボックスやツールバックの市販品を利用する、もしくは手作りでこしらえるのも賢い方法です。

ガーデングッズはどんどん増えます。時には処分も検討しながら、上手に収納してくださいね!