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家事
川村愛美

コツを押さえて簡単にスッキリ整う衣替えをしよう

季節が変わるごとに行う衣替え。たくさんの衣類を前にして、何から手をつけたらいいのかわからない!とお困りの方もいるのではないでしょうか?そんな衣替えもコツを押さえればいまよりずっと簡単になるんです。スッキリ整う衣替えのコツをご紹介します。

sakkoさん(@white_room_3)
心地のいい暮らしをキープするコツを教えてくれる、整理収納アドバイザーの資格も持つ人気インスタグラマー。sakkoさんの「好きなものに囲まれた暮らし」に憧れる人が続出です。
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衣替えは衣類の仕分けからスタート

衣替えをする時に、たくさんのシーズンオフの衣類を目の前にすると何から始めたらいいのか分からなくなってしまうことってありますよね。片付けたいはずなのに逆に散らかってしまったり、時間がかかってしまうこともしばしばで、衣替えは面倒だというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

 

衣替えにはいくつかのコツがあって、そのコツを押さえればいまよりずっと簡単に、サクサクと進めることができるんですよ。1年に何度も行うものなので少しでもストレスフリーにできたら嬉しいですよね。まず衣替えは衣類の仕分け作業からスタートします。

 

  1. 家族の衣類を1年分全て取り出す
  2. 1着ずつ「着るもの」と「処分するもの」に仕分ける
  3. 「着るもの」を「クリーニング」と「自宅で洗濯」の2種類に分ける
  4. 「処分するもの」を「売る」「リサイクル」「捨てる」の3種類に分ける

 

ここまで出来れば衣替えの1番大変な作業は終わりです。「着るもの」に仕分けた衣類をクリーニングに持っていったり、念入りに自宅で洗濯してください。収納する衣類がきれいに整ったら、衣類ごとに適切な収納方法で片付けていきます。

 

「処分するもの」に仕分けた衣類は、フリマサイトで販売したり、リサイクルに出したりと捨てずに手離そうという人が増えているようです。大切にしていた洋服だから気に入ってくれる人に譲ったりできると嬉しいですよね。

 

衣替えを楽にする1番の近道は収納する「衣類の数を減らすこと」です。今シーズン1度も着なかった衣類は手放す、などルールを決めておくと仕分けしやすくなりますね。ついついまだ着るかな?と手放すのをためらってしまいますが、たくさんの衣類を持っていても着るのはいつも同じもの、といったことも多いので、時には思い切って手放すことも大切です。

 

一気に衣替えの行程を全て行うのが大変な場合は「毎日30分だけ」と時間を決めたり「今日はトップスだけ」と1つの作業に限定して取りかかるのもおすすめです。作業をコンパクトにすることで面倒だという気持ちが薄れるので、精神的な負担も減らすことができますよ。

 

 

 

それぞれの衣類にあった収納が大切!

衣替えはただ洋服を入れ替えるだけではなく、収納を整えるのにぴったりのタイミングなんです。気持ちよく洋服を着るために、定期的に収納方法や収納アイテムを見直すのがおすすめです。普段から収納を整えておくと衣替えもしやすく、少し負担が減りますよ。

 

sakkoさんの自宅のクローゼットはハンガー、衣装ケース、収納ボックスと3種類の収納方法で整えられています。どこになにを収納するかきっちりと決められているので、衣替えのときも悩まず収納できて使いやすそうですよね。使用頻度に合わせてクローゼットの真ん中、下、上の順に収納するのがポイントです。

 

クローゼットの真ん中のポールにはよく着る洋服や、シワになりやすいシャツ類、丈の長いワンピースなどの洋服をハンガーにかけて収納します。こうしておくと洋服を選ぶときに手に取りやすいのでとても使いやすいですよね。ハンガーにかけることで自然とシワが取れやすくなるのも嬉しいポイント。クリーニングから返ってきたアウターもシワになりやすそうなものはハンガーにかけて保管しておくのがおすすめです。

 

次にハンガーにかけておくほどよく着るわけじゃないけれど、取りやすい位置に置いておきたい衣類や、見えないように収納したいインナーなどをクローゼットの下に衣装ケースを置いて収納します。たたんで収納するシーズンオフの衣類もここに入れておくと保管しやすそうですね。

 

最後にクローゼットの上棚にはシワになりにくいダウンジャケットのようなアウターや毛布、タオルケットなどの寝具を収納ボックスに入れて置いておきます。簡単に取り出せない位置なので、中身が何か見なくても分かるようにラベルなどを貼っておくといいですよ。

 

このように使いやすく、そして衣類を傷めないように保管するには、それぞれの衣類にあった形で収納するのが大切です。衣替えの際に意識してみてくださいね。

 

ハンガーにかけて保管

レース素材やシルク素材のものなど、シワになりやすかったり繊細な衣類はたたまずにハンガーでの収納にむいています。1枚1枚が薄いのでハンガーにかけていても場所をとらないので安心ですね。またシャツ類は季節問わず1年通して使いやすいのでハンガーにかけておくと便利です。ワンピースなども丈が長く、きれいにたたむのが難しいのでハンガーでの収納がいいかもしれません。

 

たたんで衣装ケースに保管

反対にニットなどの伸びやすい素材の衣類はハンガーではなくたたんで衣装ケースに収納します。全体のシワを伸ばしてから縫い目に沿って折りたたむのがきれいにたたむコツです。できるだけ折る回数を少なくするとシワができにくいですよ。衣装ケースに収納する場合は防虫対策や除湿対策を忘れずに行ってくださいね。

 

 

 

クリーニングに出した衣類の収納方法

コートやダウンジャケットなどは自宅で洗濯できないのでクリーニングに出すことが多いのではないでしょうか?そんな時、クリーニングから返ってきた衣類をどのように収納していますか?ホコリなどで汚れないように袋がかけられているのですが、この袋を外さないまま収納していると湿気がたまってカビが生えやすくなります。

 

ほかにも袋を外さないまま長時間置いていると、空気に含まれたガスがビニールを劣化させ、服が変色しやすくなったり黄ばみやすくなってしまいます。このようなガスが原因で変色してしまった衣類はもう1度クリーニングに出したとしても色を戻すことができないことが多いので注意が必要です。

 

なんとなく袋をつけたままの方がホコリをかぶらずにきれいに保管できるような気がしてしまいますが、実際には袋をつけていると衣類を傷める原因になってしまうので、クリーニングから返ってきたら忘れずに袋を外してクローゼットに収納してくださいね。

 

おわりに

衣替えが楽になるコツや収納方法と、大切な衣類を長く着るために気をつけたいクリーニング後のポイントをご紹介しました。大切な衣類を守る衣替え、楽しんで行いたいですね。