DIY

知っていると便利！木材を使ってDIYする時のアイデア

DIYをすると時にまず使いたい素材は木材です。木材はホームセンターなどで気軽に手に入る他、加工もしやすくDIYに使うにはもってこい。今回は木材を使ってDIYする時のアイデア例をご紹介します。

木材を使ったDIYアイデア例「ツーバイ材」

まずご紹介したい木材DIYのアイデア例は「ツーバイ材」を使ったものです。ツーバイ材とはもともと建築物などの2×4工法で使用される木材のことで、加工がしやすく安価で手に入るためDIYとしてもよく使用される木材です。

ツーバイ材は規格が決まっており、2×2材なら断面が幅38mmと厚さ38mmとなります。2×4材は幅89mmと厚さ38mmです。長さも910mm、1820mmと決まっているため設計図を作りやすいです。

2×4材に『ラブリコ』や『ディアウォール』といったアジャスターを被せると、賃貸物件でも壁に穴を開けずに壁面収納が実現できます。『ラブリコ』や『ディアウォール』はそれぞれジャッキ式・ばね式になっていて、2×4材を床と天井に固定することが可能です。

例えば2×4材を2本固定して、棚板と棚受けを用意。棚受けをビス止めしてその上から棚板を固定すれば壁面収納の完成です。

2×4材を使えば規格が揃っているためローテーブルも比較的簡単にDIYできます。天板として2×4材を4本用意し、脚としてさらに8本用意しておきます。

手順としては、まず好みのサイズにカットした天板となる2×4材をやすりがけ。次にオイルフィニッシュを刷毛などで塗ります。オイルフィニッシュは木材の木目を活かしたまま、表面をコートする塗料です。

次に脚を長方形に組み立てて、必要ならブラックに塗装しておきます。ブラックにすると足回りが引き締まるのでそのままより見た目に美しいです。それから脚と塗料を塗った天板をビス止めすれば完成です。

木材を使えばいろいろな家具をDIYすることもできます。ここではそのためのアイデア例をいくつかご紹介します。

すのこはホームセンターですぐに手に入るような身近なものですが、そんなすのこはアイデア次第で様々な家具に変身します。

例えばすのこを使ってラックをDIYするアイデアでは、すのこを立てて側面にして天板と底板をビス止めします。あとは中板を渡せばラックの完成。観葉植物を置いてもいいですし、小物をディスプレイすればなおオシャレです。

また、すのこを解体して一枚板にし、脚立と組み合わせれば簡単にラダーシェルフとなります。脚立をブラックに塗装すればアイアン調になりとてもシック。このDIYでも観葉植物を飾り付ければインテリアとして完璧です。

カラーボックスはそのまま使ってもいいのですが、木材を使ってDIYをすればさらに使い勝手の良いアイテムにもなります。

例えばカラーボックスに天板を組み合わせてテーブルにするというアイデアがあります。カラーボックスを2つ用意して天板となる一枚板を渡してビス止めするだけ。これだけの手順ですが立派なテーブルになり、しかもカラーボックスに収納もできます。

カラーボックスに扉を付けるというのも収納を隠すことできて◎。板を用意して蝶番でカラーボックスに組付ければ完成で、扉に塗装をしたりカッティングシートを貼ったりなどアレンジ可能です。

木材を使ってDIYするにはいくつか道具あった方が作業がはかどることになります。ここでは、あれば便利な道具を紹介します。

電動ドライバーはねじ締めやビス止めをする際にあると便利です。バッテリーの力で高回転かつトルクを強くできるので、手締めよりも簡単にねじ締めができる優れた工具です。DIYをするならぜひ一つは持っておきたい電動工具の代表格となります。

木材は表面がザラザラしていたり、カットした断面がささくれていたりします。そんな時はサンドペーパーなどのやすりを用意して、表面を滑らかにしておく必要があります。

サンドペーパーは数字が書いてあり、数字が大きくなるほど目が細かくなり、粗い目からだんだんと細かい目にしてやすりがけするのがポイント。

クランプとは作業台に木材を固定するときに使う工具です。片手で木材を支えてもう片方の手でのこぎりを使ったりすると、うまく固定できないことがあります。そんな時にクランプを使うと安定して作業ができます。

のこぎりは木材をカットするときに使う工具。大まかな木材カットはホームセンターでもできますが、細かい調整や斜めにカットする時はのこぎりを使う必要もあります。

初心者はのこぎり単体で使うと直線で切れなかったりしますので、そんな時はソーガイドを使用すると真っ直ぐ切れるようになります。斜めカットもできるので、のこぎりとセットで購入するといいでしょう。

今回はDIYで木材を使用する時のアイデア例を紹介しました。木材はすのこやツーバイ材、カラーボックスなど様々なものがあり、アイデア次第でDIYの幅も広がります。ぜひ素敵なアイテムをDIYで作ってみてください。