- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
掃除で開運しよう!スッキリして運気も気分も上昇!
掃除は身の回りをキレイにするだけでなく、開運にもつながる大切な作業です。「開運はしたいけれど、どこをどう掃除すればよいのかわからない」、そういう人も多いことでしょう。開運するために掃除しておきたい場所やその方法をまとめてみました。
掃除で開運できるって本当?
毎日掃除をするのは大変ですが、なるべく家全体をちょっとずつでも掃除することは、風水的にもよいこととされています。ホコリを家全体に溜めないようにすることで、空気を浄化する効果があるとされているためです。
その上で普段から意識して開運スポットを掃除することで、よい運気が流れ込んできて運勢もアップします。ここは意識的に掃除しておきたいというおすすめの開運スポットを、ピカピカに磨いてよい運気を招き入れましょう!
玄関掃除で開運
玄関は、その家の人や客人の出入り口であると同時に、その家にさまざまな影響を及ぼす運気の入り口です。その家で最初に目にする玄関は家の顔でもあり、全体運を底上げしてくれるだけでなく、対外運のほかにも仕事運や金運もアップする重要な場所といえます。
そこでまずは玄関を見てみましょう。日頃から掃除を心掛けることはもちろんですが、物置代わりに使っていませんか?玄関が汚れていると悪い気が入ってきてしまうため、靴や傘などのものを乱雑に置いていたり、翌日捨てるからとゴミを置いていたりしたらすぐ片付けましょう。
また、アンティークやドライフラワーなど、時間のたった古いものは玄関に置くのを避けた方がよいものです。思い出を飾っているのだとしても、運気をよどませてしまい逆効果に。気の流れを作るため、真新しいものと交換しましょう。
運気を下げるものを片付けたら、掃除開始です。靴は各自がその日に履く1足以外はすべて下駄箱にしまってください。そして下駄箱の中身も要チェックです。2年以上履いていないような古い靴はありませんか?靴は運気を運んできてくれるものでもあります。更新して開運しましょう。
同様によく玄関に置かれている傘も、なるべく人目につかない場所に収納してください。数は1人につき1本にし、予備の傘は玄関近くの収納棚に移動しておくのがおすすめです。傘は1本1本スッキリと整理し、傷んだ傘はすぐ捨てます。運を逃さないためにも大切です。
余分なものを片付けたら、いよいよ開運目指して掃除を始めましょう。家族が帰宅するたびに外で拾ってきてしまった厄が玄関に落ちると考えられているため、特にたたきの掃除も一手間かける必要があります。
風水では「水で流す」のが重要。ほうきでホコリをとるだけでなく、週に1度は水拭きをして厄払いをしましょう。帰宅後に靴を下駄箱にしまい、そのついでにササッと濡れたキッチンペーパーやウェットティッシュなどで拭けば、手間なくキレイに保てます。
さらに家の中から玄関に向かった左側には、鏡を取り付けると金運アップの効果が。くもったり手垢が付いたままにしたりしないよう、こまめに掃除すれば開運に一役買ってくれます。注意したいのは反対側の鏡。災厄を呼ぶとされるので早々に移動しましょう。
チャイムは来客が真っ先に目にする玄関の重要アイテムです。キレイにしておかないと音が濁って悪い気を呼び込むことに。同様にドアノブも毎日多くの人が触れる場所だけに、日に何度も磨いてあげることで開運をもたらしてくれます。
そんな人や運気が多く出入りする玄関から、悪い気が入ってくるのをシャットアウトしてくれるのが玄関マットです。こまめに汚れを取るだけでなく、汚れが目立つようなら新しいものに変えるようにしましょう。
水回り掃除で開運
水回りの掃除も風水では大切です。トイレ掃除で金運と健康運を、バスルームで美容運と恋愛運を、と、場所ごとに異なる開運効果があるのです。では開運のポイントはどのようなものなのでしょうか?
トイレ
トイレは風水において悪い陰の気がすぐに溜まりやすい場所といわれ、午前中に掃除するのがよいとされます。便座は蓋を閉じることで悪い気の流出を抑え、さらにドアを閉めることも大切です。換気をするだけでなく、お香を使って空気を浄化してもよいでしょう。
トイレは便器の掃除が開運にとても重要です。トイレを使うごとに軽く掃除をし、床やドアノブなどは除菌シートでこまめに拭き掃除をしましょう。ここで大切なことは掃除道具の置き場所です。むき出しに置かずに、目につきにくいよう隠すようにして管理しましょう。
また、トイレに本などを置いているのなら、すぐに別の場所に移動してください。紙は風水では陰の気を吸いやすいものです。ただでさえ悪い気が溜まりやすいトイレに置くと、開運どころではなくなってしまいます。紙類はトイレに置くのを避けるようにしましょう。
もちろんトイレカバーやマットレス、スリッパなども、キレイに保つようこまめに手入れをしてください。一般的な布製のものは、臭いもつきやすいことから悪い気を吸いやすいのです。こまめに洗濯するだけでなく、定期的に新しいものと交換しましょう。風水的に開運効果が高くておすすめなのは、明るいカラーリングのものです。
洗面所
洗面所は金運と美容運の開運に影響する場所です。洗面台や蛇口を磨くのはもちろんですが、特に鏡はキレイに保つよう意識しましょう。風水において鏡は強力なパワーアイテムです。常に磨き上げることによってよい気をもたらし続けるので、その家の開運につながります。
洗面所で注意したいのは、洗濯機も一緒に置いている家が多いことでしょう。洗濯機のそばには洗濯物を置いていることも珍しくありません。そんな洗濯物は、外の悪い気を吸収してきて家に陰の気をまき散らす、風水的にみて放置しておきたくないものです。
すぐに洗濯しない場合は、洗濯かごに入れて布などで蓋をしてください。そうすることで服についた悪い気が、家の中に漏れるのを防ぐことができます。
バスルーム
バスルームは運気上昇にかかわる、開運を目指すなら無視できない場所です。そんなバスルームは、その湿気の多さからカビが生えやすいことが問題になりやすい場所。もちろんそのためカビ対策は重要です。
普段から掃除することももちろん大切なのはいうまでもありません。しかし、やっかいなカビの予防に効果的な対処法は、入浴後にバスルーム全体と使った小物類を45℃以上のお湯で流すこと。さらにその後に冷水で流せば、カビ予防に浄化効果も得られて一石二鳥です。
また、シャンプー類や化粧品などのボトルもきちんと整理しておきましょう。使わなくなったものや使い切った試供品の入れ物などは、すぐに処分してください。必要最小限のものだけを1か所にまとめて置いておくと、よい気を循環させられるようになり開運につながります。
バスルームにつきものの排水溝も、健康運に直接かかわるとされる無視できない場所です。そのためこまめにゴミを取り除き、月に1回は徹底的に掃除をするようにしましょう。金運をアップさせる場所ともいわれるため、開運を目指すならこまめな掃除は欠かせません。
またバスルームに置くアイテムの色にも要注意です。黒などの暗い色は陰の気を持ち込んでしまう風水的にも避けたい色。なるべくパステルカラーなどの明るい色で、陽の気を取り込むようにしましょう。
キッチン
キッチンは金運や健康運をアップさせる場所です。まずは冷蔵庫の中から確認してみましょう。賞味期限切れのものが入っていたり、ゴチャゴチャして食材が取り出しにくくなっていたりしていませんか?
実は冷蔵庫は財産庫のような役割をする家電です。それだけに余分なものが入っていたらすぐに処分をし、中に落ちたゴミや付いてしまった汚れを掃除することで、よい気を引き込み開運に一役買ってくれます。
また、少しだけ欠けるなど、傷がついてしまった食器類を使っていませんか?まだまだ使えると思っていても、風水的には処分することがおすすめです。自分の身代わりに厄落としをしてくれたものとして、厄が戻ってくる前に新しいものと取り換えましょう。
食器棚に並んでいるだけで全然使わない食器も処分の対象です。もし愛着があって捨てにくいものは、お寺などに持って行けば厄祓いしてから処分してくれるところもあります。近くの寺社に確認してみてはいかがでしょうか?
食器のほかではゴミ箱も開運に大きくかかわってきます。ゴミ箱でも蓋付きのものを選びましょう。そうすることでゴミの臭いで気の流れが悪くなるのを防ぐことができます。
注意したいのはゴミ箱の素材です。プラスチック製は、ゴミから生み出される悪い気を、その内部で熟成させてしまうことから、開運を目指すなら逆効果になります。そのため風水的におすすめなのは、金属製のゴミ箱です。買い替える時には意識して購入しましょう。
コンロや換気扇は風水で健康運にかかわることから、キッチンにはつきものの油汚れもキレイにするよう心がけます。コンロは使用ごとに汚れを拭き取り、換気扇も定期的に掃除しましょう。シンクも洗い物のついでに全体を磨き、常にピカピカな状態を維持すると手間がかかりません。
シンクに置くスポンジも古くなったものは掃除などに使ってから捨て、新しいものと交換するのが大切です。同様にふきんなどもいつも清潔を心掛けることで、金運を引き込むことができます。
意外とやりがちな失敗が調理器具の収納法です。鍋類やフライ返しなど、調理に必要な調理器具は出しっぱなしにしている家庭が多いのではないでしょうか?実は風水的には調理器具は見えないところに収納するのが正解です。エネルギーを奪ってしまうため、引き出しなどに収納しておきましょう。
寝室掃除で開運
起床時に、布団などの寝具が乱れているのをそのまま放置するのは、風水的によくありません。悪い気を引き込んでしまうため、最低限でも寝具の乱れを直しましょう。さらに窓を開けて朝の気を取り込むのもおすすめです。室内の空気を浄化してくれる効果があります。
また、シーツやまくらカバーには、ホコリや寝ている間にかいた汗などが浸み込んでいるものです。1~2週間に1回は洗濯をして、天日干しして太陽の気を取り込みましょう。睡眠の質をよくする効果が期待できます。
寝室でありがちなのがベッドの下を物置代わりにしていることです。使わない物などの収納場所として使っているなら、すぐに取り出して片付けましょう。悪い気を寝ている間に体に取り込んでしまう原因になります。風水ではベッドの下は空けておくのが正しいのです。
もしベッドの下に収納がついている場合は、空にしておく必要はありません。ただし、もし入れるのであれば乾ききった清潔な衣類だけにしましょう。寝ている間にも悪影響はないので、収納を無駄にしたくない時には参考にしてください。
寝室にありがちなものとして、風水のパワーアイテムである鏡があります。姿見をはじめ、鏡を寝姿が映るような位置に置いている場合は要注意です。なぜなら寝ている間に体からパワーが抜き取られてしまうから。健康状態の悪化を招くため、布をかけるなどして寝姿が映らないように片付けるのが正解です。
まだある掃除で開運できる場所
開運できる掃除場所はまだまだあります。例えば窓辺や棚の上。ぬいぐるみや人形を所狭しといくつも並べていませんか?数は1~2個におさえるのが正解です。雑多な気を吸い込んで、結果的に運気が下がってしまうのを防げます。
クローゼットも2割ほどあけてかけるのが正解です。びっちりと服が入ったクローゼットは気がよどんでしまうため、着ない服や古い服は思い切って処分してしまいましょう。特に2年以上着ていない服は最優先で処分してください。
カーテンレールに衣類をかけるのも風水的には絶対避けたいことです。窓は空気を入れ替えることでよい気を取り入れたり、直接光を室内に取り入れたりするとても重要な場所。ここがふさがれてしまうと室内の気の循環が妨げられて、開運どころではなくなってしまいます。
これだけ重要な窓なので、当然どのようなカーテンをかけるかも重要です。カーテンを清潔に保つことも重要ですが、運気が下がっていると感じた時には、思い切ってカーテンを新調してみてもよいでしょう。季節ごとに交換するのもおすすめです。
古紙類も風水でみると運気を下げてしまうため、なるべく家に置いておきたくないものといえます。古い雑誌のほかにも、段ボールや長いこと会っていない人の昔の名刺や年賀状など、古紙類は処分するのが正解です。
同様にデスク周りも必要最小限のもの以外は全て片付けるのがおすすめ。スッキリして仕事がはかどるようになるばかりか、よいチャンスにも恵まれやすくなります。
「第二の玄関」と呼ばれるベランダも、風水的にはとても大切な場所です。光るものを磨くと運気が上がるとする風水の考え方に従って、窓はサッシや鍵の周辺までしっかりと磨きましょう。光がより差し込みやすいように、網戸もキレイにするのがおすすめです。
同様に手すりや物干し竿もキレイに磨いておきたいもの。雨が降った後にサッと拭いたり、洗濯物を掛ける前に一拭きする習慣をつけたりしておくとよいでしょう。洗濯物に汚れがつくのも防げるので、一石二鳥といえます。
ベランダで避けたいのは、玄関同様に物置として扱うことです。ベランダも大切な気の流れを生み出す場所のため、何も置かずにスッキリした状態を保つようにしましょう。もし殺風景で何か置きたいというのであれば、植物の鉢をスッキリと配置するのがおすすめです。
おわりに
掃除で開運するには、いろいろな場所を掃除する必要があります。しかし、常日頃から家の中をササッとホコリを取る程度の掃除をし、水回りは使い終わった後のひと手間を習慣づけるだけでも全然違うのです。賢く掃除を生活に取り入れて、よい運気を引き込んでください!