知ってたら得する？風水に学ぶ！開運に繋がる掃除術

風水の知恵！掃除で運気をアップしよう！

風水は中国に伝わる学問で、自分の周りの環境を適切に整えることにより運気を引き寄せ、ひいてはよい気で開運をつかみ取る「環境学」を指します。家や部屋の掃除をすることも自分の周りの環境を整えることなので、運気を上げることにつながるのです。

 

基本となるのは毎日の掃除ですが、なかなか家中を掃除しつづけるのは大変なこと。忙しい人にとっては無理難題に聞こえてしまうかもしれません。

 

そこで目的別にここのところを特に意識したいという場所を、ピックアップしてみました。一度しっかりと形にしてしまえば、毎日の掃除は手早くササッと拭きとり、目に付く汚れを落とすだけ、後は時間の取れる時に丁寧に掃除すれば終わるようになります。

 

もともと掃除をするだけでも気分がよくなるのに、さらに運気がアップしてよいことが舞い込むならいうことなし！風水の知恵に基づく運気がアップする掃除術をご紹介します！

 

 

全体運を底上げ！対外運や仕事運もアップする玄関

家に入ると真っ先に目にすることになる玄関は、いってしまえばその家の顔的場所です。さらに人が出入りする場所ということもあり、掃除が不十分だと悪い気が入ってきやすく、運気は上がりようもありません。しかも玄関に雑多に物を置いて物置代わりにするのは、気の流れが悪くなるので論外です。

 

では玄関はどのように掃除してまとめると運気がアップするのでしょうか？まず大切なのはたたきをキレイにすることです。たたきは帰宅時に外出中ついた厄が落ちる場所と考えられています。なのでたたきは毎日掃除したい場所なのです。

 

風水において「水を流すこと」はとても大切なこととされています。たたきを掃除する時はなるべくなら水拭きしたいところですが、毎日となると大変です。そこで普段はほうきなどでホコリを掃いて取り除き、週に1回水拭きすれば玄関の厄払いができます。

 

窓ガラスやチャイムもキレイにしておくことが大切です。さらに風水では玄関の内側からみて左手に鏡があると、運気を家に呼び込みます。それに対して右手に鏡を置いてしまうと、事故やけがにあいやすくなるとか。そのため早めに移動したほうがよいといえます。

 

また、チャイムも掃除を欠かさずにしたい部分です。汚れたまま放置していると運気が下がるだけでなく、音もくすんで悪くなってしまいます。チャイムの音色もくすむと邪気を呼び込むもとに。清涼感のある音色を維持して運気アップを目指しましょう。

 

ドアノブも家族をはじめ、いろいろな人が直接触る部分です。汚れとともに悪い気が付着しやすいため、こまめに拭き掃除をして邪気を払いましょう。ドア自体が汚れてしまうと邪気が流れ込むのを防げなくなるため、週に1度はキレイに拭き掃除するのがおすすめです。

 

靴や傘も常に整理しておくのが理想的といえます。特に靴は新しい運を運んでくるものでもあるため、整理はきちんとするべきです。その日に履く1足以外はすべて靴箱にしまいましょう。靴箱の中もチェックして、長いこと履いたことのない靴や傷のついたものは処分し、中の気を浄化しましょう。

 

傘もできれば目につかないところに収納してください。家族1人につき1本だけとし、特に骨が折れるなど傷んだ傘は運気を下げるため、速やかに処分するようにします。予備に置いている傘はなるべく傘立てではなく、玄関そばの収納棚に入れておくのがおすすめです。

 

そして玄関には上り口にマットを必ず敷いておくようにしましょう。玄関マットは外から悪い気が入るのを防ぐ防波堤。しかしそれもキレイな状態であってこそです。こまめに掃除機などで汚れを取り、ひどい場合には洗剤で汚れをしっかり落とすか、新しいマットに交換してください。

 

 

金運や健康運、美容や恋愛運をアップする水回り

水回りの掃除はよどんだ気を浄化し、心の状態にも大きくかかわるとされています。そのためこまめな掃除が大切とされるのです。利用した時に目についた汚れだけでも落とす「ついで洗い」が、とても効果的な場所といえます。

 

トイレ掃除で金運や健康運をアップ

掃除は午前中に済ませるのが効果的とされています。もともと悪い気が溜まりやすい場所とされるので、使用後は便座の蓋を必ず閉じておきましょう。ドアも常に閉めておくようにしてください。お香を使って空気を浄化するのもおすすめです。

 

トイレで特に気をつけたいのは便器の汚れ。トイレを使ったら軽く掃除をしていれば、そうそう汚れることもなく運気もアップします。床や壁は除菌シートなどでこまめに拭き掃除をするとよいでしょう。ただし、掃除道具は別の場所に隠すように置きます。

 

また、便座カバーやトイレマット、スリッパもキレイに保つことが大切です。布製品はにおいを吸着しやすい分だけ、悪い気も呼び寄せやすいとされています。色は明るいものを選ぶとよいでしょう。また、リラックス用に本や雑誌などを置く人もいますが、こちらも悪い気を吸いやすいので避けてください。

 

バスルーム掃除で美容や恋愛運をアップ

脱衣所で脱いだ服には、外出中についた邪気などがいっぱい。そのため脱いだ服はそのまま放置してはいけません。一番よいのはすぐに洗濯することですが、後回しにする時には洗濯かごに入れて布などで蓋をし、中が見えないようにしておきましょう。

 

また、バスルームはカビの生えやすい場所でもあり、カビ対策は欠かせません。そのため45℃以上の高温のシャワーで壁や床、小道具類など全体を流し、続けて冷水のシャワーで再度全体を流すと、カビ対策にもなるだけでなく邪気祓いにもなるのでおすすめです。

 

そんなバスルームで使うために置いているものに、シャンプーなどのボトル類や化粧品があります。ただ雑然と置いていると運気が下がってしまうためやめましょう。必要最低限のものだけに整理し、空のボトルや使いかけのままの試供品などは処分してください。

 

さらに重要なのはバスルームの排水溝です。風水においては人の排泄機能に影響が強いといわれ、健康運に直結するとされています。また、ここが詰まってしまうと洗い流した厄もとどまってしまうため、悪いことだらけです。毎日髪の毛などのゴミを取り除き、月に1回は排水溝用洗剤で徹底的にキレイにしましょう。

 

もう1つ風水で重要なものが鏡です。鏡は強力なパワーアイテムとされているので、曇ったまま放置していると運気が下がってしまいます。水垢などの汚れをキチンと取り除いておけば運気もアップするので、しっかり磨き上げておきましょう。

 

キッチン掃除で金運や健康運をアップ

冷蔵庫の中を見てみてください。ゴチャゴチャして食材などが取り出しにくくなっていませんか？賞味期限切れのものが入っていたら即座に捨てましょう。冷蔵庫は食材を保存しておく「財産庫」のようなものです。汚れもキレイに拭きとって、常に清潔に保ちましょう。

 

よくあることに、ちょっと欠けるなど傷がついてしまった食器類をそのまま使うことがあります。それらの食器類は自分の身代わりになって厄を落としてくれたものとして、処分するのがおすすめです。

 

使い続けていると、せっかく落ちた厄が戻ってきてしまうというのが風水での考え方。愛着のある物はお寺などで厄払いしてもらってから処分するのもよいでしょう。また、長く使っていない食器類も悪い気を呼ぶので、思い切って処分するのがおすすめです。

 

ゴミ箱にも注意したいことがあります。蓋付きのゴミ箱を使わないと、においで部屋の気の流れが悪くなってしまうのです。ただし、同じ蓋付きのゴミ箱でもプラスチック製のゴミ箱は避けてください。ゴミの放つ悪い気を熟成させてしまうため、金属製のゴミ箱を選びましょう。

 

コンロや換気扇の油汚れも放置は避けます。コンロを使った後は汚れをキレイに拭き、換気扇も定期的に汚れを落としてください。古いスポンジを放置しておくと悪い気を呼ぶので、掃除の時に使ってそのまま捨ててしまうと整理もできます。布巾も清潔なものとこまめに交換しましょう。

 

 

健康運をアップする寝室

睡眠をとり1日の疲れをリセットする寝室は、常に気の循環をよくし、よい気を取り込みたい場所です。まずは朝起きたら、掛け布団を直すなど最低限のベッドメイクをするようにしましょう。起きたままの乱れた状態で放置していると、寝室に悪い気が溜まる原因になるのです。

 

さらに窓を開けて朝の空気を室内に入れれば、寝室の空気を浄化することができます。夜のこもった空気を浄化作用があるとされる朝の空気と入れ替えることで、部屋の空気をリセットしましょう。

 

シーツやまくらカバーもこまめに洗濯して悪い気を祓います。寝ている間に人の体から出た湿気を吸っているので、悪い気が溜まりやすいのです。干す時には天日に当ててカラッとさせるのがおすすめ。睡眠の質もよくなるので一石二鳥です。

 

また、ベッド下に収納ボックスを入れたりして物置場所にすることは、風水ではよしとしません。その上で寝ると、体内に悪い気が入りやすくなるためです。ベッドの下には何も置かずにスッキリとさせておきましょう。引き出し収納がついている場合は、乾いた清潔な衣類を入れておけば問題ありません。

 

姿見など、部屋に寝姿が映るような鏡がある人は注意が必要です。風水のパワーアイテムである鏡に寝姿が移るのは、体からよい気が抜けていってしまいます。健康状態が悪化してしまい、不眠症の原因になるとまでいわれているのです。鏡はクローゼットなどにしまうか、布をかけて姿が映らないようにしておきましょう。

 

 

掃除で運気の上がる場所はまだまだある

窓辺や棚の上など、ぬいぐるみや人形をいっぱい並べている人は要注意です。ぬいぐるみや人形を飾る時は、1～2個でやめておきましょう。よい気も悪い気も吸い込んで部屋の空気がとどこおり、結果として運気が下がってしまいます。

 

クローゼットも隙間なく服が入っていると、気がとどこおって運気が下がる原因に。2割ほどすき間があくように、古い服は処分してください。中でも2年以上着たことのない服は今後もまず着ません。率先して捨てることでよい気が循環するようになり、新しく運を呼び込んでくれます。

 

服をカーテンレールに掛けるのは、風水の考え方では絶対に避けたい行いです。窓は空気を入れ替えたり、光を取り込んだりする大切な場所。服によって遮られてしまうため気の循環が悪くなり、部屋から運気が逃げていってしまいます。

 

もちろん窓にどのようなカーテンを掛けるかも重要です。カーテンをキレイに洗うようにするだけでなく、運気が停滞していると感じた時には思い切って新しいものに変えるのもおすすめです。季節ごとに付け替えるのも、また新たな運気を呼び込んでくれます。

 

古い雑誌や長いこと会っていない人の昔の名刺や年賀状などの紙類も、湿気とともに悪い気を取り込むため、早々に処分するのがおすすめです。デスクの上も同様で、必要最小限のものだけを置くようにすることが大切。無駄がなくなるだけで気の循環がよくなります。

 

ベランダもまた風水においては重要とされる場所の1つです。「もう1つの玄関」とも呼ばれるように、光で室内を明るくするだけでなく、気も玄関同様に出入りをしています。そのため不用品の保管場所にしたり、雑多に物が置かれていると運気を下げてしまうのです。

 

ベランダには何も置かないか、プランター類をスッキリと配置して、気の通りを邪魔しないようにするのがおすすめ。光るものを磨くと運気が上がるとされるので、窓や手すりなどをピカピカにしましょう。網戸や物干しざおなども、よい気を呼ぶためキレイに保つのがおすすめです。

 

 

おわりに

運気を呼び込む掃除方法はたくさんありますが、基本的には毎日ちょっとずつでもこまめに掃除をし、時間のある時には残っている汚れを取り切るようにすることです。スッキリと整理整頓された家に運気は満ちます。まずは取り掛かれるところから掃除を始めてみてはいかがでしょうか？きっとよいことがあることでしょう！