- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
意外とハマる!?インスタントラーメンおすすめアレンジ
あると便利なインスタントラーメン。味をただ変えているだけでは物足りなくなりませんか?せっかくならばアレンジして、いつものインスタントラーメンをワンランクアップさせましょう!味ごとにおすすめのアレンジ方法をご紹介します。
インスタントラーメンをアレンジしてより美味しく!
パパッと作れて美味しいインスタントラーメンは、今ではあって当たり前の食材です。味も麺もさまざまなタイプが売られていますが、たまにはいろいろとアレンジをして、ワンランク上の美味しさを楽しみませんか?
インスタントラーメンの中でも代表的な味を4つ選び、それぞれのアレンジ方法を集めてみました。「こんな料理も作れるんだ!」という、目からうろこのアレンジ方法もご紹介します!
しょうゆ味のインスタントラーメンをアレンジ
もっとも定番といえる、しょうゆ味のインスタントラーメン。具材をアレンジして、普段とは一味違った味を楽しみましょう。
まずはこんなアレンジから。キャベツを手で食べやすい大きさにちぎったら、ツナ、レモン汁、砂糖、あらびき黒コショウと一緒に手ごろな大きさのビニール袋に入れます。入れた具材をそのまま手で揉んでいると、お手軽マリネの完成です。
できたマリネを好みの醤油ラーメンの上にのせるだけで、レモンの酸味がいつもと違った味わいを演出して、さっぱりとした風味に変化します。夏場の暑くてさっぱりしたものが欲しくなった時や、食欲がなくなった時にもピッタリです。
酸味を活かせるアレンジ法は、何もレモンを使ったものだけではありません。どんぶりにスープの素と黒酢、味のアクセントにラー油を入れておき、そこに茹でた麺をお湯ごと入れてかき混ぜるだけ。簡単サンラータンメンができあがります。
アクセントにネギをのせたり、こしょうをかけたりしても美味しいです。さらに溶き卵をかきたまになるように、ラーメンが熱いうちに注いでみるのもおすすめ。冷蔵庫に残っている野菜も一緒にトッピングすれば、ボリュームも食べごたえもアップします。
「せっかくアレンジするなら、ラーメンとはまた違ったものを作りたい」という人は、炒めてみるのはどうでしょうか?まずはチャーハンの感覚で好みの具材をみじん切りにしてください。麺は1/4に割ってから茹でておきます。
用意ができたらゴマ油をひいたフライパンで具材を炒め、溶き卵を流し入れて半熟状態になるのを待ちましょう。卵が固まってきたところで茹でておいた麺を入れて、インスタントラーメンのスープの素で味を整えつつ炒めたら完成です。一風変わった炒め麺を堪能してください。
味噌味のインスタントラーメンをアレンジ
味噌味のインスタントラーメンもアレンジしてみましょう。まずは汁なし担々麺から。インスタントラーメンについているスープの素にごまだれ、ラー油、白すりごまを入れてちょっとお湯でのばせば、それだけで香ばしくてピリ辛の美味しいソースの完成です。
後は茹でた麺の水気を切ってたれと混ぜ合わせ、手間をはぶくなら天かすを、本格志向ならひき肉で作ったそぼろをのせます。そのほかには水菜をたっぷりとトッピングしてから、粉山椒をかけても美味しいです。
いつもの汁ありの味噌ラーメンで変化をつけたいなら、茹でているところにすりおろしたレンコンを入れてみるのもよいでしょう。仕上げには梅麩と小さくちぎった梅干しをちょい足しすれば、レンコンのとろみでぽかぽかと体が温まる味噌ラーメンの完成です。
寒い冬場にピッタリのアレンジ法で、インスタントラーメンとレンコンのほか、ちょっとしたものだけで簡単に作れます。手間をかけたくないという時にもおすすめです。
味噌風味でありながらコクがあって美味しい、カルボナーラ風インスタントラーメンも作れます。麺を茹でたら湯量をごく少量まで減らし、スープの素、牛乳、お好みのチーズをお好きなだけ入れて煮込んでください。
余分な水分が飛んでソース状になれば完成です。好みで卵黄をのせても、パセリをふっても美味しくいただけます。手軽にできるので夜食にするにもピッタリです。
また牛乳やチーズで煮込むのではなくケチャップをからめながら炒めれば、ナポリタン風も作れます。ナポリタン定番の具であるベーコンやピーマン、ニンジンなども加えれば、見た目にもそっくりにできあがるのでぜひお試しください。
塩味のインスタントラーメンをアレンジ
インスタントラーメンは塩味も定番なので、常備しているという人は多いことでしょう。いつもの味に変化をつけたい時には、これからご紹介するアレンジ方法を試してみてください。
まずは寒い冬など体を温めたい時にピッタリなのが、あんかけラーメンです。麺を茹でている間にニンジンや白菜、きくらげなどの好みの野菜を炒め、とろみをつけてあんを作ります。麺が茹であがったらスープの素で味をつけて盛り付け、あんをかけたら完成です。
同じあんかけラーメンでも、ちょっと目先を変えたアレンジ方法もあります。茹でた麺だけをどんぶりに移したら、食べやすい長さに切った水菜を入れてください。続けて絹ごし豆腐を手でちぎりながら入れ、スープの素を入れた後にとろみをつけて麺にかけます。
水菜のシャキッとした歯ごたえに対して、絹ごし豆腐がつるんとすべる、異なる食感が面白いあんかけラーメンの完成です。あんかけラーメンのよいところは冷めにくいこと。息を吹きかけながら熱い麺をすすれば、寒い冬でも体はポカポカです。
こちらは逆にさっぱり系で、特に夏の暑い時に試したいアレンジ方法になります。トマトやミニトマト、ゆで卵を食べやすいように1/4に切ってください。かいわれ大根などの香味野菜もあるといいでしょう。
後は少量のお湯でスープを溶かして氷を入れ、さらに水でしめた麺を入れてから具材をトッピングするだけです。氷でしっかり冷やしてあるので、暑い時にはたまりません。インスタントラーメンと冷蔵庫にあるものだけでできる、簡単アレンジレシピです。
見た目も豪華に変えてみたいというのであれば、パエリア風にアレンジしてみませんか?スキレットかフライパンを使って、まずは鶏肉を焼いてください。そこに麺とお湯を入れて1分煮込み、続けてアサリやエビ、長ネギ、しめじなどを入れて2分煮込みます。
最後にスープの素を半分と、彩りにピーマン、赤パプリカを入れて、火が通れば完成です。豊かな彩りが目を引き、とてもインスタントラーメンとは思えません。休日などにぜひ作ってみたい一品です。
とんこつ味のインスタントラーメンをアレンジ
インスタントラーメンの定番の味、最後の1つは、とんこつ味です。とんこつ味にもいろいろなアレンジ方法があります。まずは子供にも喜ばれる、こんなアレンジ方法はいかがでしょうか?
最初に麺とウィンナーを一緒に茹でます。茹でる時に使うお湯は少し少なめにしてください。麺が茹であがってきたら、仕上げで減らした分のお湯の量だけ牛乳を入れます。コクを足すためにチーズをちょっと入れたらどんぶりに盛りつけ、コショウを軽くふって完成です。
インスタントラーメンでありながら、濃厚なコクがくせになるアレンジ方法です。ウィンナーも入っているので、子供も大喜びしてくれます。
同じく簡単でありながらインスタントラーメンがご馳走になるアレンジ方法に、あわだて卵明太ラーメンはいかがでしょうか?
明太子の薄皮を取り除いたら、あわだてた卵に入れて混ぜておきます。麺はいつものように茹でて味をつけ、火からおろす直前に明太子入り卵を流し入れてください。卵に軽く火が通ったら完成です。どんぶりに盛りつけたら、ネギや紅しょうがをちょい足しすると味がしまります。
とんこつラーメンといえば博多が思い浮かぶように、博多で生まれた焼きラーメンもとんこつ味のインスタントラーメンで作れます。作り方はもちろん簡単。
しょうがをひとかけら入れて香りを出したごま油で、硬めに茹でた麺を炒めます。スープの素は半分ほどを少量の水で溶いておき、炒めた麺にからめます。そのまま盛りつけて高菜漬けや紅ショウガなどをトッピングして完成です。
また、炒める時にキャベツやベーコンなどの具材を入れて、一緒に炒めても美味しくなります。具材を足して炒める時には、味だれの濃さを調節してください。
とんこつ味のインスタントラーメンは、そのコクのある味わいを活かした料理なら、洋風にアレンジしてもピッタリです。そんなとんこつ味ならではのコクを活かしたカルボナーラの作り方をご紹介しましょう。
フライパンで玉ねぎとソーセージを炒め、玉ねぎに火が通ったらスープの素を入れて味付けします。茹でた麺だけをフライパンに入れて、そこに卵、生クリーム、粉チーズを入れてよく混ぜるだけです。アクセントに黒こしょうを入れても美味しくいただけます。
おわりに
インスタントラーメンはそのまま食べても美味しいですが、さまざまなアレンジ方法のある食材でもあります。暖かいものや冷たいもの、汁なしから洋風と、ジャンルを問わず幅広い麺料理へとアレンジできる、とても魅力的な食材なのです。インスタントラーメンをさまざまにアレンジして、もっとたくさんの魅力的な料理を楽しんでください!