- 大畑竜彦
- 広島県出身、さそり座、A型。これまで家事、キッチン、清掃、ガーデニング、DIYなど。ホームセンター勤務の経験を活かした執筆が好き。自分でするのも好き。
出窓はこんな使い方ができる!出窓の活用法を解説
どこの家にもある出窓のスペース。特に使っていない、何となく物を置いている、という方も多いのでは?そんな出窓ですが、上手く活用することで、部屋のオシャレ度や利便性はグッと上がります。そこで今回は、出窓の活用法について解説していきます。
出窓とはどのようなもの?
そもそも出窓とはどういうものなのかみていきましょう。
出窓とは、家の外から見たとき、壁から突き出した造りになっている窓のことです。突き出した部分は台形や三角、弓形など、さまざまなタイプがあります。
西洋のような雰囲気を楽しめるため、洋風の住宅に多く採用されています。出窓は窓の手前にスペースがあるので、収納やインテリアなど、工夫次第でいろいろな使い方ができます。
出窓のよいところは、収納やインテリアのスペースとして物が置けるところです。また、出窓があることで開放感が生まれ、部屋が明るくなるという特徴もあります。さらに、出窓があると窓の面積が広くなるため、外の光を部屋の中に取り入れやすくなります。
出窓は家の壁から外に突き出しているので、屋根のひさしがあったとしても日光が遮られません。出窓に植物を飾っているお家をよく見かけるのも、日当たりがよいからという理由があります。
一方でデメリットもあります。それは結露しやすいところです。窓が外に突き出しているため、外気の影響を受けやすくなります。そのため、夏は熱気、冬には冷気が溜まり、部屋と窓との間に温度差が生じ結露になるのです。
また、空気が通り抜ける風切り音が発生する場合があります。特に強風が吹く日などは、風切り音がより強くなります。出窓のある部屋が寝室になっている場合は、風の音がうるさく感じられるかもしれません。
キッチンの出窓の活用法
キッチンは調理道具や調味料などで、何かと散らかりやすい場所です。そのため、出窓にもキッチンで使ういろいろな物が、散乱している方は多いのでないでしょうか。
出窓をうまく活用し整理すれば、必要の物もひと目で分かるようになり、料理の効率も上がります。
キッチンの出窓の活用例
・調味料などよく使うアイテムの置き場にする
・食器類の収納スペースにする
・キッチンツールなどを引っ掛けて収納する
・料理で使う小物類を入れる収納ケースを置く
出窓に物が溢れているとキッチンが暗くなります。キッチンの出窓は適度に隙間を空けながら、背板のない棚などを置くことがポイントです。収納ケースやかごを組み合わせてもスッキリ収納できますよ。整理整頓された使いやすい収納を目指しましょう。
リビングの出窓の活用法
リビングの出窓は実用的な収納からインテリアまで、幅広く活用できます。いろいろ物は置かずにスッキリさせることが、オシャレに見せるポイントです。
リビングの出窓の活用例
・出窓の前にデスクを置き、収納スペースとして利用する
・メイク道具を集めて、メイクスペースにする
・観葉植物をおしゃれに飾る
・ガラス素材の小物を飾る
リビングの出窓は、メイクやデスクスペースなど実用的な使い方が便利です。出窓の前にデスクを設置する場合は、出窓の高さに合わせるのではなく、あえて高さをずらしてデスクを置くことで、出窓は収納に使えデスク回りをスッキリさせることができます。
出窓は日当たりがよいので、観葉植物を飾るのにもぴったりです。ただ横に並べるのではなく、ラックなどを使い高さや間隔を工夫するとよりオシャレ度はアップします。
また、ガラス素材のコップや小瓶などのアイテムと相性もよく、外からの光がたっぷり入る出窓の特徴を生かした空間が楽しめます。
寝室の出窓の活用法
寝室の出窓には必要最低限なものだけを置いて、落ち着いた雰囲気を作るのもよし、趣味のアイテムなどを飾り、自分だけのお気に入りの空間を作るにも適しています。
寝室の出窓の活用例
・スマホやメガネ、目覚まし時計などの小物を収納する
・本や雑誌を並べて本棚にする
・キャンドルやランプで落ち着いた雰囲気の空間を作る
・ミニチュアやオブジェなど趣味のアイテムを並べる
オシャレな出窓を作りたいときは、観葉植物を棚に並べたり、間接照明をうまく使い趣味のものを飾ったりして活用するのがおすすめです。窓から部屋に日光をしっかり取り入れたい方は、本や目覚まし時計など、必要最低限なものだけを置くのがよいでしょう。
就寝中は気がつかないうちに、並べたものに触れて落してしまう可能性があります。そのため、ガラス素材のような壊れやすいもはなるべく避けた方が安全です。
まとめ
今回はキッチン、リビング、寝室、それぞれの出窓の活用法を紹介しました。どの活用法も出窓には、あまり物を置き過ぎずスッキリさせることがポイントです。出窓を工夫することで部屋全体の雰囲気も変わってきます。自分の好みや生活スタイルに合った活用法を試してみてください。