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家事
井上 佑佳

溜まったダンボールをどうにかしたい!有効な活用法を紹介

ネットショッピングや引越しなど、なにかと使用頻度が高いダンボール。自宅についつい溜め込んでしまいますよね。しかしそのダンボールを再利用したいと考えてはいませんか?今回は自宅のダンボールを有効的に変身させる活用法を紹介します。

ダンボールの魅力や活用の注意点

 


幅広い使い道で、生活に馴染み深いダンボール。
その軽さや耐久性から、宅配・郵便・引っ越し・ギフト・収納など、ダンボールの活用場面は多岐にわたります。少々の落下では破損しないので、運搬にはピッタリといえますね。

 

紙素材であるダンボールは子どもでも扱いやすいのがメリットです。ハサミやカッターなどで簡単に加工ができるため、工作では役立つでしょう。カットしても細かな破片が出にくく、掃除も手間がかかりません。

 

また、ダンボールはリサイクルシステムが確立されており、リサイクル率95%以上を誇ります。製造・廃棄・再利用の過程で二酸化炭素の排出も少なく、環境に優しい資材です。

 

しかしダンボールを活用するうえで、いくつか注意しなければなりません。

 

ダンボールは湿気を吸いやすい素材です。押し入れなど風通しがない場所での保管はカビが発生しやすく、ダニやゴキブリといった虫が繁殖する恐れがあります。湿気から守るために保管場所の換気には十分に配慮しましょう。

 

また、ダンボールは紙素材なので水に弱く、濡れた箇所は著しく耐久性が低下します。水回りでは使用しないほうが無難です。

 

収納としてのダンボール活用法



ファイルボックス

自宅でもオフィスでも、書類の収納に困りませんか?テーブルに平積みでは場所を取るので、作業の効率もよくありません。しかしA4サイズほどの小型ダンボールがあれば、加工してファイルボックスとして作りかえられます。保管も省スペースとなり、見た目もスッキリする活用法です。

 

準備物品

  • A4サイズ程度の箱型ダンボール
  • ハサミやカッター
  • 包装紙

作り方は、ダンボールの側面(面積の大きい面)から正面にかけて斜めにカットするだけ。

 

多くのダンボールには店名や商品名が記載されています。外見が気になる方はお好きな柄の包装紙を貼ってみましょう。文字による生活感は薄れ、ファイルボックスの雰囲気が劇的に変化します。現在は100円均一ショップでも幅広い柄の粘着シートが販売されているので、ぜひお試しくださいね。

 

ダンボールは素材の性質上、汚れや折れ曲がりなどの使用感がどうしても気になります。しかし使いにくい状態となっても手軽に新しいものと交換できるため、ダンボールはコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

 

文房具などの道具箱

適当な引き出しがない場所では文房具が散らかりがちです。文房具はペンや消しゴム、ハサミ、クリップなど多様な形態が多く、収納に手を焼いてしまいますよね。そのような場合もダンボールを使えば文房具に合う道具箱が作れます。

 

準備物品

  • A4サイズ程度の箱型ダンボール
  • ハサミやカッター
  • 包装紙

 

作り方は、ダンボールを使いやすい高さにカットするのみ。

 

余ったダンボールがあれば仕切りにも活用しましょう。ファイルボックスのようにダンボールの外側に包装紙を貼る方法もおすすめですが、裏面を表として組み立てれば外見がシンプルな無地のダンボールに変化します。

 

文房具以外にも工具や下着類などの収納として応用可能。ダンボールは収納グッズとして幅広い活用法があるので、ご自宅にピッタリのかたちをぜひ作ってみてくださいね。

 

ウォールデコとしてアレンジするダンボールの活用法



ダンボールの使ってオリジナルの飾り付けを手作りしてみませんか?近年はウォールステッカーが流行り、壁のアレンジを楽しむ方が増えてきました。しかしステッカーの枚数や大きさによっては費用がかさむ場合もありますよね。ダンボールならば低コストで思い通りの色や形に作れます。

 

たとえば子どもの誕生日、『3rd』や『5th』といった年齢を壁にデコレーションするだけでも素敵な空間です。さらに手作りであれば愛着もわき、子どももきっと喜んでくれるでしょう。

 

準備物品

  • 厚さ3mm程度のダンボール
  • ペン
  • ハサミやカッター
  • ボンド
  • デコレーションや色付けする道具(絵の具・色画用紙・シール・柄布など)
  • 貼ってはがせるタイプの両面テープ

 

作り方

ダンボールにペンで好みの文字やメッセージを下書きします。ハサミやカッターにて切り取り、お好きなペイントでデコレーションしましょう。完成後は貼ってはがせるタイプの両面テープで壁に貼るだけ。簡単にオリジナル空間の完成です。文字以外にも星や魚、汽車など、子どもが好きなかたちを作っても楽しそうですね。

 

ここでは子どもの誕生日を提案しましたが、クリスマスツリーに飾るオーナメント作りなどにも応用可能。ガーランドを手作りしてもかわいいですね。本来捨てるはずのダンボールが、活用次第で優秀な素材となるでしょう。

 

ダンボールの特徴を活かしたアウトドアでの活用法


新型コロナウィルスによる情勢でキャンプに足を運ぶ機会が減ってしまいましたが、お庭でBBQを楽しむ方は増えたのではないでしょうか?丈夫な素材であるダンボールは、アウトドアにもうってつけです。使用後は燃やすことでゴミの削減にも繋がります。

 

食材運びや道具入れのコンテナとして

丈夫なのに薄く、コンパクトにたためるダンボールは、物品の運搬に優れています。アウトドアで使用するので汚れても問題ありません。

 

テーブルの代用として

たたんで持ち運べる利点のダンボールですが、組み立てた状態にすると簡易テーブルとして代用できます。アウトドアではテーブル上に物が散乱しがちなので、サブテーブルがほしいときに役立ちますね。

 

焚き火の着火剤として

焚き火には薪などの燃料を燃やすために着火剤が必要です。市販品としてホームセンターに売られていますが、うっかり買い忘れた際にはダンボールを着火剤の代用として活用できます。

 

マットの代用として

適度な厚みのダンボールは衝撃吸収や保温性に優れ、テント内のマットや野外シートの代用が可能。簡単に加工できる手軽さも重宝しますね。特に冬であれば底冷え対策としても効果を発揮するでしょう。

 

 

おわりに

ダンボールは加工しやすく、汎用性の高い梱包資材です。その特徴を活かせばオリジナルのアイテムが作れるので、ご自分に合ったダンボールの使い方を見出してくださいね。ハサミやカッターを使用する際には皮膚に傷をつけないよう、安全に十分注意しましょう。