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家事
佐藤 恵子

捨てる前に再利用!チラシの便利な活用法を紹介

新聞折込チラシだけではなく、郵便受けにポスティングされるチラシ、そのまま捨ててしまいたいようなダイレクトメールなど、雑紙として回収に出すのも面倒なチラシを、再活用してみませんか?簡単に再利用できる、チラシの活用法を紹介します。

日常に便利なチラシの活用法

 

 

チラシは、印刷や紙質、紙の厚みなどの関係で、水分を吸いやすそうなものと、そうでないものに、なんとなく分けることができます。

 

そこで、それぞれのチラシの特質に合わせた、チラシの活用法を紹介します。

 

水分を吸いにくそうな硬質のチラシの活用法

 

〇ゴミ箱

何といっても、ゴミ箱をです。長方形の小さなゴミ箱をチラシで作っておくと、何かと便利です。

 

こたつに入ってぬくぬくしながら食べるミカン。でも、大量にゴミがでてしまうことに、困っていませんか?そんな時に活躍するのが、チラシを活用したゴミ箱です。ゴミを入れたら、まとめて捨てるだけという手軽さが嬉しいポイントです。

 

チラシを活用したゴミ箱は、子供と一緒に作れる楽しい折り紙工作でもあります。テレビを観ながらでも作れる簡単さですから、ぜひ試してみてください。

 

チラシのゴミ箱は、YouTubeなどで「チラシ ゴミ箱」で検索すると、沢山出てきますから、利用してみましょう。

 

〇まな板のカバー

魚や肉を切るときに、まな板の上に厚みのあるチラシを敷くと、臭い映りが防げます。廃棄する部分を、使ったチラシに包んで捨てれば、臭い漏れの防止にもなりますし、まな板を洗うのも簡単です。

 

〇生ごみの水分の漏れを防ぐ

ゴミ箱にビニール袋を入れていても、腐敗した水分がゴミ箱の底に沁みだしていることはありませか?夏場など、アルアルな事象ではないでしょうか?

 

そんな時、チラシを生ごみ用のゴミ箱の底に敷いておくと、こうした水分を吸収します。水分を吸いやすいようなチラシだと、逆にべちゃべちゃになってしまうかもしれません。

 

水分を吸わなさそうなチラシの方が、こうした活用法には向いています。

 

水分を吸いやすそうなチラシの活用法

 

〇湿気防止

丸めたチラシを、靴などに入れておくと、靴の湿気を吸い取ってくれます。

 

汗や雨などで、靴が湿っぽくなってしまったり、天気が悪くて洗った靴が生乾きになっていたりするときに、チラシが大活躍してくれます。

 

生乾きは雑菌の繁殖の原因になり、嫌な臭いも増殖します。靴を傷める原因にもなります。チラシを活用するだけで、これが防げるなら、使わないという選択肢は無いと思いませんか?

 

〇野菜の保存

野菜の保存には、ラップよりもチラシの方が優れていることを知っていますか?適度に湿度をコントロールできて、通気性も良いからだそうです。

 

特に、イモ類はチラシがおすすめです。できれば泥付きのものが理想ですが、スーパーで購入したイモ類も、家に持ち帰ったら直ぐにポリ袋から出し、チラシで包んで冷暗所に置くのが最適です。

 

葉物は、少し濡らしたチラシで包みましょう。ラップやポリ袋だと、その内側についた水滴で、野菜を傷めてしまうことが多いものです。チラシを活用することで、葉物も長持ちさせることができます。

 

チラシでバナナを包んでおくと、変色が防止できます。大きな房のバナナを買うご家庭は少ないかもしれませんが、もしバナナが余ってしまったらぜひ試してみてください。

 

〇掃除に使う

もしかしたら、掃除機より凄い掃除の方法かもしれません。

 

チラシを濡らし小さくちぎったものを、床にばらまきます。それを箒で掃き集めるようにしていくと、埃や髪の毛、ペットの毛などが、チラシに絡まるように沢山とれます。

 

おばあちゃんの知恵的なチラシの活用法ですが、なかなか侮れない利用法です。

 

チラシを趣味に活用する方法

 

チラシは趣味にも活用できます。簡単な例を3つ紹介しますので、参考にしてください。

 

〇椅子を作る

牛乳パックとの合わせ技です。牛乳パックを切り開いて、三角柱を作ります。三角柱の中にチラシをきっちりと押し込んで蓋をしたものを沢山作ってください。

 

その三角柱を組み合わせ、外側からガムテープで巻き固定します。好みのカバーを被せれば、丈夫な椅子が出来上がります。

 

〇籠を編む

チラシを細長く切って丸めたり、何回か折りたたんだりしてテープ状にします。それを籠網の素材として利用すると、丈夫な籠ができます。水性ニスなどで保護すれば、ある程度の水分にも耐えることができます。

 

〇暖簾を作る

チラシで長い二等辺三角形を作ります。底辺に爪楊枝をおき、頂点に向かって巻いていきましょう。三角形の頂点に近い1/3に、事前に糊をつけておくと楽です。

 

巻いた物から、爪楊枝を抜き取ります。これを沢山作って、真ん中に糸を通し、突っ張り棒などに沢山ぶら下げると、チラシで作った手作りの暖簾が出来上がます。

 

おわりに

チラシをリサイクルごみに出すのは簡単ですが、おうち時間を楽しむための材料としても利用できますし、生活の知恵としても活用できます。紹介した以外にも、沢山のチラシ活用法がありますから、ぜひ探してみてください。