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ガーデニング
柴崎光一

プランターでミニトマトを育てよう!失敗しないその育て方を解説

「ミニトマトをプランターで育てているけど実があまりできない」と感じたことはありませんか?もしかすると育て方で何かしらの原因があるかもしれません。今回はミニトマトをプランターでもたくさんの実をつけさせ、成功させる育て方のコツを解説します!

プランターで成功するミニトマトの育て方

ミニトマトの育て方はプランターでも育つほど簡単

ミニトマトはプランターや鉢などでも簡単に育てられ、収穫ができる野菜です。特に育て方が簡単なので家庭菜園の初心者にはおすすめした野菜でもあります。

しかし、いくら簡単だからといって普通に植え付けをしケアをするだけでは、ミニトマトのプランター栽培は十分に成功するとは限りません。しっかりと準備、ケアに加え、栽培のポイントやコツが必要になるでしょう。

 

ミニトマトをプランターで育てる方のポイント

ミニトマトの原産は、ペルーやエクアドルなどの南米の高原地帯でナス科の植物になります。また大玉サイズを指すようなトマトの元は、ミニトマトのような小さなトマトであるチェリートマトが原種でもあります。

日本では冬に枯れてしまうことから1年草の扱いですが、本来であれば多年草であり、ほぼ延々と育ち、最大で10m近くまで生長し結実もする丈夫な植物です。

日本の気候ではそこまで大きくなりませんが、環境をできるだけ自生地と近づけることで、生育もよくなり丈夫な苗へと生長するでしょう。

ミニトマトは直射日光と乾燥に強く、多湿を嫌う植物です。20℃〜30℃と暖かい環境で育つ夏野菜ですが、昼夜の温度差が大きいことで立派なミニトマトを収穫できます。

できるだけ、日中は暑くて涼しい場所で管理し、夜は冷たくて涼しい場所で管理することが育て方のポイント。上手にプランターを動かす、または配置することが育て方のコツになります。

また室外機の側や西日がずっと当たるような場所で育てることは禁物。乾燥し過ぎたり、害虫が集まったりと苗が枯死する原因がさまざまにあるからです。特に夏の猛暑が続くような日は気をつけたいことですね。

 

ミニトマトをプランターに植え付けるまでの育て方

ミニトマトを育てる際は苗を買って育てることがおすすめ。種からでは時間がかかることに加え、季節や温度の関係で難しくなり、プランターでは育ちにくい可能性があります。ぜひ暖かくなるころの5月上旬から中旬に出回る苗を買いましょう。

葉の色が濃い、葉が分厚い、葉数が多い、茎が徒長していない、蕾がすでについている苗を選ぶことを心がけ、病害虫の被害がないかも確認するとよいですよ。

ミニトマトの1株には直径と深さともに30cmほど必要なので、その規格サイズであればプランターの種類はプラスチック、素焼き、テラコッタなどとどれでも問題ありません。

鉢底石を入れたプランターに市販で売っている野菜用の用土を入れるほか、一緒に殺虫剤を表面にまくと害虫予防になりよいでしょう。そのまま苗を植え付け、苗が生長して倒伏しなように支柱も立てください。

小さいうちから苗を支柱に結び付けとくだけで、ツルを誘引でき葉も混み合わず、通気性や採光がとれ、生長がよくなります。また苗は遅くても6月上旬までに植え付けることが目安ですが、寒い場合は不織布などを使って防寒対策を行いましょう。

また防虫対策としてミニトマトのコンパニオンプランツを一緒に植えることがおすすめ!コンパニオンプランツを植えることで、ミニトマトの病害虫対策になるほか生長を助ける役目があります。

ミニトマトのコンパニオンプランツには匂いで害虫を寄せ付けないバジルやネギがよいです。またバジルは熱帯地域に自生をし多湿を好むことから土壌の余分な水分を吸水し、ネギは根に共生菌を持ち栄養バランスを図ったり、病気の予防をしてくれます。

 

ミニトマトをプランターに植え付けたあとの育て方

実がつくまでの育て方は、ツルを整枝し苗を上手に仕立てること。余分なつるや茎、葉を切り落として、丈夫でたくさんの実ができる株にしましょう。

ミニトマトは根元近くから脇芽を出し増えていきますが、1苗で多くても3本までのつる茎までに仕立てるとよいです。小さい芽でしたら手で摘除していきますが、大きくなり過ぎている場合はハサミで切り落とします。

脇芽以外にも、葉やその枝も切り落とし、風通しよくします。また葉が生茂り過ぎると、栄養が分散してしまい、実ができない、小さいといったこともあるので、葉が重なって混み合っている箇所は摘芯していきましょう。

ハサミを使う際は必ずアルコール消毒、または火で炙ったハサミを使うこと。ミニトマトは切り口から、多くの病原菌に感染しやすい野菜なので徹底して行いましょう。

 

プランターのミニトマトの実を確実につけさせる育て方

ミニトマトの育て方で一番花の実を確実につけさせることが重要」とよくいわれます。これは、ミニトマトの生長の仕方に関係があります。

ミニトマトが分類されるナス科の植物は、「光合成をして栄養素を生み出すための葉や茎を作り出す生長」と「子孫を残すための花・果実・種子を作り出す生長」を同時に行う植物になります。

最初に咲いた花に実が付かないと、ミニトマトは葉や茎の生長ばかりを促進するよう切り替え、そのまま生長の仕方が変わらず実ができにくくなるような株へと生長するのです。ですので、ミニトマトの一番花に実をつけさせることが重要となります。

またミニトマトは人工授粉を行わなくても実をつけるものが多いですが、綿棒などを使って人工授粉を行うと実が確実につき、次になる実もできやすくなるのでぜひ行ってみましょう。

実がなり始めたところで、化成肥料を15gほどと少量ずつ与えていきます。多く与え過ぎてしまうと、葉や茎が生い茂り、実がなりにくくなるので気をつけてくださいね。また心配であれば、水やりの代わりとして液体肥料を1〜2週間にペースで与えるのもよいですよ。

ミニトマトの実は実の束をいくつかに分けてできます。1つの束は枝茎に近いほど赤く熟し、遠くなるほど実は緑や黄色となります。できるだけ枝茎から遠い実は摘果して、枝茎に近い実を大きくさせるとおいしいミニトマトができますよ。7月には収穫期を迎えるので、様子をみて収穫しましょう!

 

おわりに

ミニトマトはプランターでも育ち、手頃に収穫できる野菜です。育て方のちょっとしたコツやポイントを知っておくだけで、できるだけ大きい実をたくさん収穫できます。ぜひ今回のポイントやコツおさえてミニトマトの栽培を楽しんでみてくださいね!