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ガーデニング
佐藤 恵子

プランターで家庭菜園を始めたい人必見!初心者でも簡単なプランター菜園を紹介

家庭菜園に興味があるなら、まずはプランターで挑戦してみませんか?初心者でも簡単に育てられる野菜を紹介します。プランターで家庭菜園をするときの、注意したいポイントやプランターの選び方なども解説しますので、参考にしてください。

プランターで家庭菜園をすすめる理由

 

畑がなくても、家庭菜園が手軽に楽しめるのがプランターをおすすめする最大の理由です。天候や病害虫に悩まされることなく、欲しい時、使う時にすぐ採ることができます。

 

育っていく姿を日々眺めていくのも、花を育てるのとは少し違った楽しみです。花が咲いたとか、小さな実ができたとか、その都度嬉しい気持ちになることができます。

 

プランターですから、大量にというわけにはいきません。でも、料理のちょっとした彩や、今日のお味噌汁の具材など、楽しみながら食べることができますから、初心者には最適な家庭菜園の方法です。

 

家庭菜園に使うプランターの選び方

 

プランターは、作る野菜に合わせた大きさが必要です。

 

ラディッシュや小さめのカブなら、深さ15㎝くらいの小ぶりのプランターでも大丈夫です。ほうれん草や小松菜、春菊などは、もう少し大きめの25㎝程度の深さがあるプランターが必要です。

 

トマトやミニトマト、茄子などは、深さのあるプランターでなければいけません。四角いプランターであれば、深さや縦横の長さがそれぞれ30㎝以上、丸いプランターなら直径と深さが30㎝以上のものを選びましょう。

 

ミニ大根やニンジンなどの根菜類を作るときは、根が伸びることを考慮して、深さは30㎝程度必要です。

 

これらのプランターを選ぶ際、もう一つ注意するポイントがあります。それは、種を蒔いたり、苗を植えたりするときの間隔です。

 

例えば葉物や根菜類、途中で間引きをしながら大きく育てます。間引いた後の間隔が必要十分取れるプランターの大きさが必要です。

 

トマトなどは、かなり大きく育ちますから、移動しなければならない場合を考えると、一つのプランターに一株の方が管理しやすいでしょう。

 

植えるときだけではなく、野菜が育つ過程や育った後のことまで考えて、プランターを選ぶことが大切です。

 

始めてプランターで作る家庭菜園に最適な野菜

 

初心者でも簡単に育てることができる、プランター菜園向きの野菜を紹介します。

 

種から育てる葉物野菜、例えばほうれん草や小松菜、ベビーリーフなどは、短い期間で収穫できるのでおすすめです。使い道を沢山あるので、春から時期をずらして種を蒔くと、次々と収穫することができます。

 

鍋にあると嬉しい春菊は、虫もつきにくく、可愛い花も咲かせてくれます。先端を切って使っても、そのまま放置しておけば、脇芽が出て収穫ができます。

 

根菜であれば、サラダ用の小さなニンジンや大根、カブなどが簡単です。ニンジンなら、深めのプランターを利用すれば、普通サイズのものが栽培できます。大根は短いタイプのものがありますから、やはり深めのプランターなら収穫できます。

 

苗を買ってきて植えるのが、トマトや茄子などです。実がなる野菜は、そのための肥料も必要です。でも、長い期間収穫することが出来ますし、沢山採れた時は保存しておくこともできます。

 

一方、土の中深く成長する野菜は、プランター菜園には向きません。例えば、ネギやゴボウ、大きく育つ大根やヤマイモなどです。

 

また、キャベツや白菜などの大きく育ち結球する野菜は、初心者にはおすすめしません。蒔く時期などで、全く結球しなかったり、大きく育たないなどの失敗が目立つ野菜です。

 

プランターで家庭菜園をするときの注意点

 

プランターで家庭菜園を始めるときに、まず準備する必要があるのが土です。プランターに、土の量を書いたシールが貼ってあるはずですので、それを目安に野菜の土として売っているものを入れるのが、一番簡単です。

 

ただ、実を結ぶ野菜には、途中で追肥が必要です。育て方などを確認し、適切な追肥をしてあげましょう。

 

水のやり過ぎや、不足に注意し、日の当たる場所にプランターを置いてください。

 

大きくなるトマトや茄子には、それに見合った支柱も準備しましょう。また、防虫ネットも用意すると、虫の害から野菜を守ってあげることができます。特に葉物野菜には虫がつきやすいので、目の細かいネットを選んでください。

 

おわりに

お弁当の彩に、ベランダで摘んだミニトマトを入れて…なんて、ちょっとワクワクしませんか?手軽に楽しく家庭菜園ができるプランターは、初心者にこそ最適な方法です。失敗も少ないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。