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DIY
Pacoma編集部

自転車収納をDIYする!おすすめ収納術と収納アイデア

移動手段やスポーツとしても人気の自転車。高価で大きくマンションの自転車置き場に一緒に置きたくいない、でもいざ考えると収納にお困りの方も多いのではないでしょうか? そこで今回は自転車のおすすめの収納方法と収納のアイデアを紹介します。

屋外・屋内の自転車収納でのメリットとデメリット

自転車収納は大きく分けると屋外収納と屋内収納があります。それぞれのメリットとデメリットについて解説します。  

自転車屋外収納

メリット 
自転車の出し入れがしやすい 自転車は外で使うことが多いので、そのまま外に収納できれば出し入れが楽で、収納の手間も少なくてすみ便利です。 
家の中での汚れや傷の心配がいらない 自転車は外で使ったら汚れます。

雨の日に乗ることもあるので、自転車収納を屋外にすれば、家の中を汚さずにすみます。また家の中に持ち運ぶ際に、壁などにぶつけて家の中が傷つく心配もありません。  

デメリット
自転車の劣化が早い 屋外の収納は便利な反面、屋根などが無ければ雨などに直接あたってしまうため、錆びてしまい、自転車の劣化が屋内収納よりかなり早くなってしまいます。
盗難やイタズラのリスク 鍵をかけたとしても盗難やイタズラにあう危険性はあります。楽な分リスクもあるので、保険に入るなど対策は忘れずに。

 

自転車屋内収納

メリット
劣化や盗難のリスクを抑えられる 屋内であれば雨風を防げて錆びなどの劣化を防ぐことができるので、自転車を長く快適に使用することができます。結果的に修理などのメンテナンス費用なども抑えられるでしょう。また屋内収納のため、盗難やイタズラのリスクを最小限にできます。

インテリアとしても自転車を使用できる 自転車にもよりますが、インテリアとして使用可能でそのまま立てかけたり、DIYなどで収納したりすれば、おしゃれな空間を演出する道具の1つになるでしょう。  

デメリット 
出し入れの手間 どうしても屋内での収納となると、自転車を運び入れたり出したりする手間があります。マンションなどにお住まいの方は、特に上の階になればなるほどきつく感じるかもしれません。

生活スペースを圧迫 マンションなどスペースに余裕があまりなく、生活スペースを圧迫するような状態の場合には、屋内での収納が不向きと言えるでしょう。  

屋外での自転車収納方法 DIY

自転車を使ってそのまま収納できる屋外での収納方法はいくつかありますが、代表的な収納方法について説明します。

スタンドタイプ

最も手軽な収納方法です。前輪をしっかり固定できれば、金属でも木製のタイプでもDIYすることもでき、スペースも最小限で済みます。しかし雨ざらしなので自転車の錆びや劣化が早く、後からメンテナンス費用がかかったりするので注意が必要です。  

カバータイプ

自転車1台1台にカバーをかけて収納するタイプです。すぐに使用できて雨や紫外線から守ることも可能です。ただし自転車を使用するたびにカバーをかけたりはずしたりする手間、カバー自体の耐久性能が低いこと、風の強い日には飛んでしまうなど扱いや置き場所には注意が必要です。  

屋根付きタイプ

屋根付きタイプはDIYの中では少々時間や手間がかかりますが、雨風や紫外線から守れて、自転車収納はお手軽です。足2本タイプ、足4本タイプ、折りたたみタイプなどスペースや予算、DIYの難易度にあわせて択べます。DIYが難しい場合には業者に設置を任せることも可能です。  

ガレージタイプ

こちらは、ガレージ(物置)なのでDIYにはスペースも手間も予算もある程度かかりますが、DIY好きな方には作った達成感もあり挑戦の価値はあります。もちろん業者での設置も可能です。メリットも多く、そのまま収納でき、耐久性は抜群、雨風にも強く、盗難等のリスク軽減もできます。  

ハウスタイプ

ハウスタイプは屋根をテントのように張るタイプの屋外収納です。2台から3台収納することができて、費用も比較的お手頃です。設置の難易度もそこまで高くありません。雨風を防ぎ、盗難防止もできます。

スペースの確保と飛ばされないようにしっかりした固定が大切です。   屋外での自転車収納と言ってもタイプ別にそれぞれ特徴があります。スペース、予算、手間を考えて選ぶのが良いでしょう。  

屋内での自転車収納方法 DIY

室内と一言でいってもいろいろいろな収納方法があります。お手軽なものから比較的難易度の高いものまで説明します。  

玄関での収納

実は室内の中で最もおすすめできる場所の1つです。砂やほこりが付着しているため、自転車を直接室内に持ち込みづらいですが、玄関であればその心配も軽減できます。ただし玄関はスペースがかなり限られている方が多いでしょう。縦置きなどコンパクトな収納の工夫が大切です。  

ベランダ収納

マンションなどの収納ではベランダ収納も可能です。共同置き場に置きたくない方や室内にスペースがとれない方には重宝します。盗難防止などメリットもありますが、雨ざらしになりやすく、屋外タイプのような自転車を覆うような対策が必要です。  

床置き

単純に室内の床にそのまま設置するタイプの収納です。室内に自転車収納のスペースが十分にある方にはおすすめです。DIYの自転車固定のスタンドを設置する形もあります。そのままだと室内が汚れてしまうため、ホコリや汚れを持ち込む前に落としたり、床にマットやシートを敷くなどが必要です。  

壁掛けラックタイプ

室内で壁掛けラックを使用した収納方法はメリットも多く、高めに設置すればタイヤが床につかないため汚れず、下のスペースを別の使用目的に充てることもできます。またメンテナンスの時にはラックをそのまま作業のスタンドとしても使えます。インテリアとしてもおすすめです。ただし、部屋の中に持ち込んでラックに設置したり、取り外したりする作業はどうしても手間になりがちです。  

縦置きタイプ

縦置きタイプは壁掛けラックに近い収納方法ですが、スペースがあまりとれない方に特におすすめです。床が汚れないのはもちろんですが、収納も縦置きのため幅をとらず収納できます。狭い玄関や通路にも最適で、見た目にも素敵でインテリア性も抜群です。

デメリットとしては先程の壁掛けラックと一緒で、持ち出しや取り出しに手間を要するところです。   屋内での自転車収納は防犯の面で良いですが、その代わり屋外よりも動線がながくなるためお手軽というわけにはいきませんが、メリットも多く、スペースや予算的には屋外より省スペースで安価のため、挑戦してみる価値はあるでしょう。

自転車収納のおすすめDIYアイデア5選

屋外での収納の場合には予算や手間がかかるものが多いですが、屋内の収納はDIYによってコストパフォーマンスも期待できる収納アイデアがたくさんあります。その中でもおすすめの収納DIYを紹介いたします

自転車を吊り下げる収納アイデア

吊り下げる方法はいろいろありますが、おすすめは突っ張りにフック掛けをしてホイールをひっかける収納方法です。突っ張り棒は突っ張りの強いものを選んで設置します。賃貸でない場合には天井に直接取付金具を設置して吊り下げるのも良いアイデアかもしれません。お店のディスプレイのようなインテリアになります。  

DIYした壁面収納の下段の棚をはずして自転車収納

元々DIYで壁面に設置した3段の棚の下段部分をはずして、そこに自転車を置くスペースを作るアイデアです。壁面の棚スペースを一部自転車スペースに変えたもので、スペースを有効利用できます。今から棚をDIYしてみようとお考えの方も下のスペースを自転車収納にしてみるのも良いアイデアです。

 

ディアウォールやラブリコを使った玄関収納アイデア

ホームセンターにおいてある2×4の板に、ラブリコやディアウォールを使用しそこにバイクハンガーを取付けて、自転車を縦置きして収納する方法です。この置き方だと壁を傷つける事もなく、素敵なディスプレイとして自転車を収納できます。省スペースで収納でき、見た目にもおっしゃれなアイデアです。
 

壁際にポールを立てて収納アイデア

壁面にポールのように突っ張り棒を縦に設置して、そこにバイクハンガーを取り付けて設置します。上下2段にすれば2台置きも可能で、こちらもインテリアとしてもとても素敵で、スペースを有効活用できるアイデアの1つです。

すのこのようなスタンドを木材でDIYするアイデア

屋外で簡単に自転車スタンドをDIYしたい場合には、木材をすのこのようにタイヤ幅を開けて組み、転倒防止の木材を付けると数台が止められるスタンドが出来上がります。ポイントはすのこ上にするところとしっかりタイヤがはまるように板を組むところです。このアイデアは簡単にDIYできて便利です。屋根付きの玄関横などに設置すると良いでしょう。

おわりに

今回は自転車収納の収納方法とおすすめの収納アイデアを紹介いたしました。メリットやデメリットを知ったうえで環境に合わせた収納を試してみてください。DIYなら既製品よりも安価で自分の思ったように作れるので、この機会に多少手間はかかりますが、その分楽しさやメリットもあるので挑戦してみてはいかがでしょうか?