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DIY
川村愛美

思い出はそのままに!リメイクで生まれ変わるランドセル

子供の新たな門出とともに役目を果たして、家で眠っているランドセル。もう使うことはないけれど処分するのは寂しい、そんな方におすすめしたいのがランドセルのリメイクです。ランドセルはとても丈夫な革が使われているので6年間使った後でも、まだまだ十分使えるリメイク方法を紹介します。

amikaさん(@amkkgram
おすすめの生活雑貨などをおしゃれな写真と共に紹介し、大人気のインスタグラマーさん。楽天ルームのアカウントにはランドセルのリメイクをはじめとする、amikaさんのおすすめアイテムが並んでいます。
楽天ルーム▶︎https://room.rakuten.co.jp/room_amika/items

リメイクでランドセルに新しい命を吹き込もう

6年間の思い出がつまった大切なランドセル。入学式でランドセルを背負って誇らしそうに笑う顔、毎年少しずつ傷が増えて、大きく見えていたランドセルがいつのまにか小さくなり、すっかり大人びた表情で最後のランドセルを背負った卒業式。

 

数え切れないほどのかけがえのない思い出がランドセルにはつまっていますよね。簡単には捨てられません。せっかくなら普段使いできるアイテムにリメイクして、ランドセルと新しい思い出を作っていきませんか?ランドセルのリメイクは自力で行うパターンと、お店にお願いするパターンの2つがあげられます。

 

自力でリメイクなんてできるの?と思いますよね。もちろん少しコツがいるのと、手間はかかってしまいますが可能なんですよ。ホームセンターで購入できる材料だけで自力リメイクが可能なんです!後ほどその方法もご紹介しますね。

 

まずは生活雑貨などを紹介して注目を集めるインスタグラマーのamikaさんの、お店でのランドセルリメイクをご紹介します。amikaさんが投稿したランドセルリメイクの投稿には300件近いコメントも寄せられており、ランドセルリメイクの注目度の高さが伺えます。

 

長財布にコインケース、パスケース、キーホルダーとパッと見てもランドセルからつくられているとは思えないほど素敵に変身した革製品たち。よく見るとあえて傷を残しているところもあります。完全に新品のように作られているのではなく、思い出を残す形でリメイクされているのが嬉しいですよね。

 

実用的なアイテムの中に紛れ込んでいるミニランドセルもたまりません。このランドセルにもリールがついていて鍵をつけたりして使うことができますが、こんなにかわいいなら家に飾っておくのもいいですよね。思い出に残しておくにも小さくて邪魔にならないので助かります。

 

兄弟、姉妹がいてランドセルがいくつもある!といった場合にも、このランドセルリメイクはおすすめです。ランドセルの刺繍やチャームを活かしたリメイクをしてもらえるので、すべて違った雰囲気のものに仕上がります。同じアイテムを作ってお揃いで使うのも素敵ですね。

 

進学のお祝いとして、それぞれのお好みのアイテムをつくってプレゼントしてみるのも思い出に残って素敵ではないですか?自分が6年間使っていたランドセルからつくられていると知ったら愛着が沸いて、大切に使ってくれそうですよね。物を大切にする気持ちを伝えるきっかけになりそうです。

 

 

ランドセルをリメイクしたきっかけ

ランドセルのリメイク

amikaさんがランドセルをリメイクしようと思ったきっかけは身近なところから。友人が実際にリメイクしたものをみて、そのかわいさに一目ぼれ!大切に保管していた姉妹2人分のランドセルをリメイクすることにしたんです。 

 

完成して自宅に届けられたアイテムはランドセルからできていると、聞かないとわからないほど素敵に仕上がっています。まさか自分が6年間使っていたランドセルが、こんなにもおしゃれなアイテムに変身するとは思っていなかった子供たちは大喜びで、今でも大切に使ってくれているそうです。その姿を見るとリメイクして良かったと実感しますね。

 

長女はピンク、次女はブラウンとランドセルの色で大きく雰囲気が変わります。ところどころに特徴的なチャームや刺繍が残されていて「これが気に入って購入したんだよね」なんてランドセルを選んだ時のことを思い出してしまいますね。ランドセルには上質な皮が使われていて長持ちするので、あえて刺繍などを入れずにシンプルに作成すれば大人になっても使えそうです。

 

実際の注文もとても簡単で、ネットで注文し、送られてきた申込書に記入して専用の袋にいれて送るだけ。忙しい毎日ですから手間がかからずに注文できるのは助かります。「どんな風になるのかな?」なんて子供と話しながら完成を待つ時間も楽しいですね。

 

 

自力でのランドセルリメイク術

ランドセルのリメイクはお店に頼むばかりではありません。せっかくだから自分でリメイクしてみたい!と思った方もいるのではないでしょうか?ポイントを押さえれば自力でのリメイクも可能なんですよ。

 

では自力でランドセルリメイクを行う方法をご紹介します。まずランドセルはさまざまなパーツが組み合わさって作られており、縫い合わされた糸をほどいていくことで解体できるので、そこから通常のレザークラフトとしてリメイクしていくことができるんです。

 

とはいっても普通の布とは違いますので、ホームセンターなどで工具を揃える必要があります。お近くのホームセンターで簡単に揃えられますので安心してくださいね。

 

材料

  • カッター
  • レザークラフト用ハサミ
  • レザークラフト用目打ち
  • カッティングマット
  • 柔らかい鉛筆
  • 縫いひも(麻紐がおすすめ)
  • 縫い針
  • 軍手

 

ランドセルの解体方法(ケガをしないように軍手をつけてください)

  1. はじめにランドセルの状態を確認します。ランドセルを折り曲げてひび割れしなければリメイク可能です。もしひび割れしているようならリメイク自体が難しいかもしれません。
  2. まずはランドセルを解体していきます。縫い合わされている糸を切っていくと簡単に解体できますのでカッターでカバーと内側のポケット部分の糸を丁寧に切って解体します。
  3. ランドセルが綺麗に解体できればあとは通常のレザークラフトと同じなので、好きなアイテムをつくってください。

 

レザークラフトの方法

  1. まずは作りたいアイテムを決めて、その型紙をつくります。厚紙などで自分で書いても大丈夫ですし、型紙だけお店で購入しても大丈夫です。
  2. ランドセルのどの部分を使うか決めたら、型紙をあてて鉛筆など消しやすいもので型を取ります。
  3. 型に合わせて、レザークラフト用のはさみやカッターで革を切ります。
  4. 縫う穴を目打ちで開けていきます。穴を開けるときは丁寧に均一になるように注意してくださいね。
  5. 次に麻紐で縫っていくのですが、あらかじめ麻紐をロウ引きしておくと仕上がりが綺麗になりますので、余裕があればロウ引きしてください。
  6. パーツを平縫いで縫い合わしていきます。
  7. 縫い始めは3つ目の穴からスタートします。表面から麻紐を通したら、表と裏の麻紐の長さが同じになるようにしてください。
  8. 表面の2つ目の穴に針を通したら糸を少し残して輪っか状にしておいて、裏面から通した麻紐はこの輪っかを通るようにしてください。これを最後まで繰り返します。
  9. 最後まで縫えたら、縫いはじめと同様に3つ目の穴まで折り返して縫い、ギリギリのところで麻紐を切って、ボンドで止めたら完成です
  10. 好みに合わせて、パーツなどで飾ってくださいね。

 

いかがでしょうか?綺麗に解体できればあとは通常のレザークラフトと同じ方法でお好きなアイテムが作れます。少し手間がかかるように感じるかもしれませんが、その分完成したアイテムへの愛着がわきますね。親子で挑戦するのもよい思い出になるのではないでしょうか?

 

おわりに

思いがつまったランドセルに新たな命を吹き込んでくれるリメイクはいかがでしたか?それぞれのランドセルの刺繍やチャームを活かしたアイテムが素敵でしたね。6年間の思い出と一緒に、新しい思い出を作っていけそうです。家に眠ったままのランドセルがあるのなら、ぜひリメイクしてみませんか?