
- 川村愛美
- 大阪在住のライター。WEBメディアにてライフスタイルやDIY、家事などについて執筆。シンプルで丁寧な暮らしをテーマに夫と娘と小さくてこだわりの詰まった家で暮らしています。趣味は読書と映画鑑賞。
すっかり生活の一部となったマスク。街中を歩いていても「あの人のマスク素敵だな」と思うことがありますよね。毎日使うものだからこそ、自分らしいおしゃれなマスクを使ってみませんか?手作りマスクカバーの作り方をご紹介します。
仕事に行くとき、買い物に行くとき、ちょっとした散歩に行くときも、マスクがお気に入りのものだと気分が上がりますよね。顔の大部分をおおってしまうものだから、デザインや雰囲気にこだわりたい!と思われている方も多いのではないでしょうか?おしゃれなマスクといっても、不織布マスクやウレタンマスクは柄もなく色がついているだけのシンプルなものが多いですよね。
それに比べると布マスクはデザインが豊富で好みのものを見つけやすいです。たくさん種類があっておしゃれ度の高い布マスクですが、不織布マスクに比べると花粉や菌の侵入を防ぐ効果は少ないと言われていますよね。
効果が少ないと不安だから、結局は不織布マスクを使うしかないと諦めていませんか?実は不織布マスクをおしゃれに見せるアイテムがあるんです。不織布マスクにかぶせて使うマスクカバーは、不織布マスクの機能性と布マスクのおしゃれさのどちらも叶えてくれる優秀アイテムなんですよ。
たくさんのすてきなマスクカバーを作ってInstagramに投稿しているけーことんさんは、YouTubeでソーイングの動画をアップされている人気ユーチューバーさんです。YouTubeのコメント欄でマスクを作成してほしいとの声が上がったことからマスクカバーを作り始めたそう。けーことんさんの動画は説明が丁寧でとてもわかりやすいので、手芸初心者の方でも安心です。
実際にけーことんさんのYouTubeをみてマスクカバーを作ったユーザーさんの中には、友達や家族へのプレゼントにしたり、ハンドメイドの商品を扱うショップに納品されている方がたくさんいらっしゃいます。縫い方や型紙も複雑ではないので、一度作り方がわかると隙間時間に作ることもできますよ。
マスクカバーといってもいろんな種類があるんです。不織布マスクが見えないようにすっぽりと上からおおうカバーや、カバーの中に紐を切った不織布マスクを入れて使うカバー、真ん中から不織布マスクが見えるようになっている穴あきマスクカバー、不織布マスクの内側にあてて肌にあたる部分だけをカバーするインナーカバーなど。それぞれに特徴があります。
不織布マスクの上から重ねてつけるマスクカバーは既製品も多いので、デザインが豊富で手に入りやすく着けるのも簡単です。ですが2つのマスクを着けることになるので、紐で耳が痛くなりやすかったり、息苦しさを感じやすくなっています。
紐を切った不織布マスクをマスクカバーの中にセットして使う輪っか状のマスクカバーは耳にかけるのはマスクカバーの紐だけなので、耳への負担は軽減されますし、既製品も多いのでデザインも豊富です。ですが、こちらも2重になるので息苦しさは感じるかもしれません。
穴あきマスクカバーは息苦しさや耳への負担はかなり軽減されて、不織布マスク1枚の時とそれほど変わりありません。不織布マスクを部分的に彩ってくれてしっかりとおしゃれさもプラスされるのでおすすめなのですが、ほかのマスクカバーと比べると既製品が少ないので、気に入ったデザインを見つけにくいかもしれません。
肌が弱い方におすすめなのが、不織布マスクの内側につけるインナーカバーです。長時間マスクを着けているとかぶれてしまったりするのですが、コットンガーゼなどの肌に優しい素材を使ったインナーカバーを着けることで肌への負担が軽減されます。ただ、内側に着けるため、見た目は特に変わりません。
どのマスクカバーも簡単に手作りすることができるので、それぞれお気に入りのものを作って、その日のスタイルにぴったりあうものを選ぶのもいいですね。用意するのはお好きな布と紐だけなので手軽にチャレンジできます。紐の代わりにリボンを使うのもアクセントになっておすすめです。
マスクカバーは使う素材によって雰囲気をガラッと変えることができます。コットンを使うとナチュラル、サテンを使うとエレガント、レースを使うとかわいらしい雰囲気になりますよ。触り心地も異なるので、いろいろ試してお気に入りを見つけてくださいね。
今回はおしゃれさと機能性をそなえた穴あきマスクカバーの作り方をご紹介します。このカバーはほかのカバーと比べて息がしやすいので、マスクが苦手な子どもや高齢者の方にもおすすめです。
材料は好きな布だけです。手芸屋さんが近くになくて、といった方でも大丈夫!ホームセンターで材料を揃えることができますよ。また、ミシンがなくても手縫いで作ることもできますので安心してくださいね。
ポイント.それぞれのパーツを縫うときにアイロンをかけながら行うと作業がしやすいです。
着けるだけでいつもの不織布マスクがおしゃれに変身するマスクカバーはいかがでしたか?花粉症対策や感染症対策として欠かすことのできない不織布マスク。かわいくないな、なんて思わずにお気に入りのカバーを作って、ファッションの一部として楽しんでくださいね。