- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
本も雑貨もスッキリする!壁掛け式マガジンラックの活用法
壁掛け式マガジンラックは部屋の壁に取り付けるだけで、おしゃれなインテリアとして部屋を飾ってくれます。また、取り付ける場所を工夫すれば、本だけでなくさまざまな雑貨を収納することもできるのです。おすすめの活用法やDIYについてもご紹介します!
壁掛け式マガジンラックは本以外の収納にもピッタリ!
壁掛け式マガジンラックは、デッドスペースになりがちな壁にも収納スペースを作れる便利アイテムです。一方で目につきやすい場所に設置することから、おしゃれな表紙の本を並べて、インテリアとしても活用できます。
そんな壁掛け式マガジンラックは、本以外の収納グッズとしても活用できる便利アイテムなのです。本の収納からインテリア、雑貨の収納まで幅広く活躍する壁掛け式マガジンラックを、あなたも試してみませんか?選び方から活用法、簡単なDIYの例と注意点までご紹介します!
壁掛け式マガジンラックの選び方
壁掛け式マガジンラックは壁に取り付けるアイテムです。そのため選ぶ際には注意したい点がいくつかあります。住居が持ち家でも賃貸でも、壁には傷をつけたくないという人もいることでしょう。取り付け場所も考えた上で、しっかり選ぶことが大切です。
耐荷重
壁掛け式マガジンラックは壁にかけて取り付けるため、耐荷重は基本的にそんなに高くはありません。しかし、マガジンラックに入れる本は、意外と重量のある紙製です。何冊入れるかでも耐荷重は変わります。
そこで耐荷重を決める時に大切になるのが、壁掛け式マガジンラックの使い方です。よく読む本を置く場所として使うのか、決まった本を並べて壁を飾るインテリアにしたいのかで変わります。収納アイテムとして使う時には、どのくらいの重さの雑貨を入れるかを決めましょう。
中に入れる物の重量を決めてから、購入する壁掛け式マガジンラックを選ぶようにすれば、本や雑貨を収納したとき、耐荷重不足で困ることはなくなります。
収納力
耐荷重と同様に、収納力も壁掛け式マガジンラックを選ぶ上で重要です。入れる本や雑貨の大きさによっても、マガジンラックの幅や厚みが変わります。「耐荷重は満たしているのに奥行きや幅が足らない」ということがないように、入れる物の重量だけでなく大きさも測っておきましょう。
取り付け方
壁掛け式マガジンラックを取り付ける時には、取り付ける壁の材質も重要です。石膏ボードの壁ならば、場所を選ばずネジやピンで固定することができます。しかし、木壁の場合は壁自体の耐久が足りなかったり、コンクリートの場合はネジすら刺さらなかったりするのです。
コンクリートの場合には専用のアンカーを用意するなどの方法がありますが、木壁の場合には取り付け方も工夫が必要になります。幅の狭いところに取り付けるのであれば、つっぱり棒を張ってから引っ掛けてもよいでしょう。ただし、つっぱり棒の耐荷重にも気をつけてください。
では、広い壁に取り付けたい場合や、賃貸などで壁に傷をつけずに取り付けたい時にはどうしたらよいでしょうか?そのような場合には、『ラブリコ』などのつっぱり棒式の柱を設置して、その柱に取り付ける方法があります。こちらも耐荷重を確認してください。
素材
壁掛け式マガジンラックがどのような素材でできているかも大切な要素です。見た目の印象に大きくかかわるため、設置目的や場所に合わせて選ぶようにしましょう。
ナチュラルで温かみのある雰囲気を演出したい時には、木製の壁掛け式マガジンラックがおすすめです。一方で洗練されたモダンな雰囲気を演出したい時には、金属製の壁掛け式マガジンラックがよく合います。部屋全体のバランスを見て選ぶと間違いありません。
また、雑貨入れとして使う場合には、使う場所にあった素材選びも大切です。キッチンなどの湿度の高い場所で使う場合には、耐湿性の高い素材でできたものを選びましょう。見える収納で使う場合には、見た目の雰囲気にもこだわるようにしたいものです。
壁掛け式マガジンラックで本をおしゃれに収納
壁掛け式マガジンラックの強みは、殺風景な部屋の壁も絵のように飾れることです。そのため、部屋の雰囲気づくりに取り入れれば、知的なインテリアの1つになります。壁に掛ける設置方法のため場所は選びますが、壁面というデッドスペースを有効活用できる点も見逃せません。
例えば子供部屋の壁に木製の壁掛け式マガジンラックを設置して、子供のお気に入りの絵本を並べて飾るだけで、壁を飾るインテリアとしてもぴったりです。ただし、子供部屋に設置する際には、子供がマガジンラックにぶら下がることがないよう注意する必要があります。
リビングの壁が殺風景で気になる時にも、壁掛け式マガジンラックで飾ってみましょう。趣味の本や美しい風景を撮った写真が表紙の本など、どのような本を並べるかでセンスの光るインテリアが完成します。
もちろん実用目的で設置してもよいでしょう。手の届きやすい場所に、よく開く本だけを選んで並べて置けば、読みたい時にすぐに取り出すことができます。人目に付きやすい部屋に設置する場合は、生活感を消すために手前に目隠し用の本を置くなどの工夫をするのがおすすめです。
壁掛け式マガジンラックで雑貨を収納
壁掛け式マガジンラックで収納できるのは、何も本だけではありません。キッチンや洗面所などで使う雑貨類の整理にも活用できます。シンク下の扉の内側に設置して、ラップ類やゴミ袋などを入れておけば、目立たずスッキリ収納可能です。
脱衣所の洗面台などの扉の内側に設置して、ドライヤーホルダーにしてもよいでしょう。目立たない場所にスッキリと収納できるので、生活感もありません。
扉の内側に設置するため小型のマガジンラックが適していますが、ネジの長さが扉の厚さを上回らなければ、耐荷重の高いマガジンラックも設置できます。物置やクローゼットの扉に設置すれば、出し入れのしやすい小物入れとしても便利です。
ちょうどよい収納グッズが見つからない場合には、壁掛け式マガジンラックもチェックしてみてはいかがでしょうか?
壁掛け式マガジンラックをDIYしてみよう!
壁掛け用マガジンラックはDIYでも簡単に作れます。角材をコの字型に組んでから奥と手前に幅の異なる板材を支えに取り付け、後は設置用の金具を取り付けるだけ。ナチュラル感のある壁掛け式マガジンラックの完成です。
また、2本の角材にアイアンバーを等間隔で取り付けるだけのシンプルなものも。角材の長さや、アイアンバーの数と取り付ける幅を調節するだけで、大きさや印象も簡単に調節できます。角材を上下にして設置すればアイアンバーが足代わりになるので、非常に手軽です。
他では、DIYではもはや定番のすのこを使って作るのもおすすめ。すのこには足があるので、はじめから棚がついているようなものとして使えます。後はアイアンバーを取り付けるだけなので、DIYに慣れていない人でも簡単です。
個性を出したい人は、自作の壁掛け用マガジンラックをペイントしたり、フェイクグリーンなどで装飾するのもよいでしょう。収納する本とのバランスも考えて、あなただけのマガジンラックを作ってください。
壁掛け式マガジンラックをDIYする時の注意点
自作で壁掛け式マガジンラックを作る時にも、耐荷重のことは忘れないでください。取付金具は耐荷重の高いものがおすすめです。マガジンラックを組み立てる時も、釘やネジはしっかりと留めて、荷重にしっかり耐えられるように組みます。
本は紙製です。紙は見た目以上に重量があります。薄い雑誌や絵本数冊なら大した重量にはなりません。しかし、もし荷重に耐えられずに壊れてしまった時、釘やネジなどをうっかり踏んだり、たまたま近くにいた人に当たったりしてけがをする可能性があることを忘れてはいけません。
おわりに
壁掛け式マガジンラックはデッドスペースになりがちな壁を、収納スペースにしたり飾ったりできる便利なアイテムです。工夫次第では本以外の雑貨も収納できます。壁の種類によっては取り付け方法に工夫が必要ですが、インテリアとしてもぜひ活用してみてください!