- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
窓掃除におすすめの道具は?洗剤は不要って本当?
「窓掃除は大掃除の時にしかやらない」、そんな人も多いことでしょう。しかしキレイな窓から差し込む光は心地よいものです。大掃除の前に窓掃除をして気分を一新してみませんか?窓掃除を簡単にしてくれる、おすすめの道具をご紹介します。
窓掃除を簡単に!おすすめの道具って?
窓掃除は風が冷たくなってくると億劫になるものです。大掃除を待たずに一度キレイに掃除しておきましょう。では窓掃除に便利な掃除道具にはどのようなものがあるのでしょうか?
実は窓掃除はほかの場所の掃除のように、いくつもの掃除道具を用意する必要はないのです。身近にある物やちょっとした道具があれば、簡単にピカピカにすることができます。そこで本記事では窓掃除におすすめの道具を集めてみました。意外な事実もご紹介します!
タオル
普段パパッと窓掃除をするだけなら、タオルを2枚用意するだけで十分です。「窓はいつもピカピカにしておきたいから、窓掃除は欠かさない」という人ならば、なおのことタオルで拭くだけで手軽にすませられます。手間をかけたくない時にもタオルはピッタリの掃除道具です。
タオルを使った窓掃除の方法
窓ふきに必要な2枚のタオル。1枚は水拭き用に、もう1枚は乾拭き用にします。水拭き用のタオルはしっかり水分を含ませて優しく絞り、持ちやすい大きさになるよう形を整えてたたんでください。
タオルの用意がすんだら、いよいよ窓を拭いていきます。窓の一番上の角から、「コの字」の形になるように意識しながら拭いていきましょう。このときタオルで円を描きながら動かすと、拭き跡にムラができるためおすすめできません。そのためタオルはまっすぐ横に動かして拭いていきます。
真横の端まで拭いたら今度は下にずらして、反対側の側面を目指して拭くようにしてください。この時、下にずらすのは2/3ほどにし、先に拭いた部分と一部が重なるようにずらすと、拭きあがりがキレイに仕上がります。この時、窓ガラスに当てている面が汚れていないかも確認し、常にキレイな面で拭くようにしましょう。
水拭きが終わったら今度は乾拭きです。乾拭きは手早くすませる必要があるので、あらかじめ乾拭き用のタオルを持ちやすいようにたたんでおきましょう。
乾拭きはタオルをクルクルと回転させながら、円を描くように拭きあげます。水拭きの時に窓ガラスについた水滴が拭き取る前に乾いてしまうと、そのまま拭き跡として残ってしまい二度手間になることも。水拭きの後が消えるのを確認しながら素早く終わらせるのがコツです。
マイクロファイバークロス
タオルと同じように使えて、窓掃除以外にもさまざまな場面で活躍してくれる便利な道具です。ほとんどほつれることがないため、タオルで拭いた時のように後に繊維が残る心配もないメリットがあります。汚れ落ちがよくカラーも豊富なため、水拭き用と乾拭き用を色違いで用意しておくとよいでしょう。
窓掃除での使い方はタオルとまったく同じです。水で濡らしたマイクロファイバークロスで上から下に拭いていくだけで汚れが落ちます。後は乾拭き用に用意した1枚で水分を拭き取れば、吸水性の高さからスッキリと拭き取れる優れモノです。
スクイージー(スクイジー)
窓掃除の道具として、スクイージーもおすすめです。掃除道具として適したスクイージーの選び方は、水を使うことから本体部分がサビにくいステンレス製の物を選びます。またある程度の重みのある、長さ30~35cmほどの物が扱いやすいです。
もちろん汚れ落としに大きく影響するゴムの密着性も無視できません。窓ガラスに吸い付くように密着するものを選んでください。さらにこのゴムの部分が傷んだ時に取り換えがきくと、コストパフォーマンスがよくなります。
スクイージーの使い方
まずは窓にタップリと水をつけて、しっかり濡らしてください。霧吹きでも濡れ雑巾でも構いません。こうすることでスクイージーを自在に動かしやすくなります。次に窓ガラスの上の部分に、スクイージーを水平に当てるのがポイントです。ここでゴムをガラス面にしっかり密着させます。
スクイージーのゴムをガラス面に密着させたら、スクイージーの片側を少し斜めに下げてから、そのままの状態でまっすぐ下に動かしてください。斜めのまま動かすことで、ガラス面の水切りがよくなります。
キレイに水切りをするコツは、1列下まで拭き終えるごとに、スクイージーのゴムについた水分を拭き取ることです。最後に一番下まで拭き終えたら、そのまま真横にゴムをすべらせてすべての水気を拭き取ります。水切りが簡単にすむのがスクイージーのよさです。
窓掃除に洗剤は使わない方がいい?
ここまでご紹介した窓掃除の道具の中に、洗剤がなかったことに疑問を持った人もいることでしょう。理由は窓につく汚れのほとんどは「水だけで落とせる汚れ」なのです。
そのためよほどの汚れでない限りは洗剤は必要ありません。それどころか洗剤の拭き残しがあると日光で洗剤が変質して焼きつき、落とすのが大変な汚れとなってこびりついてしまうのです。
曇りの日や雨の後など湿度の高い日を狙って窓掃除をすれば、まわりの湿気を吸って汚れも落ちやすくなっています。水とちょっとした道具だけで簡単に窓掃除ができる、まさに絶好のタイミングです。窓掃除をするときには天気と相談して行ってください。
おわりに
窓掃除は特に手の込んだ掃除道具なしでも簡単にできます。水とちょっとした道具だけでできるので、これまで面倒そうと思っていた人もぜひ試してみてください。きっと部屋がこれまで以上に明るくなり、快適に感じられるはずです!