- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
ラップの収納はどうしてる?見せる収納と隠す収納技
料理で使いきれなかった素材の包装に、残ってしまった料理の保存にと、毎日のように使うラップ。活用頻度が高いだけに、取り出しやすさと使いやすさを両立させて収納したいものです。生活感を感じさせず扱いやすい、おすすめの収納術をご紹介します。
ラップをスッキリ収納!あなたは見せる派?見せない派?
ラップの収納方法には大きく分けて2つのパターンがあります。上手に生活感を消しつつあえて見せる収納方法と、はじめから目につかないところに隠して収納する方法です。それぞれにメリットとデメリットがあるので、使いやすい方を選ぶとよいでしょう。
そこで本記事では、使いやすくておしゃれなラップの収納方法について調査してみました。見せる収納と見せない収納のそれぞれのメリットとデメリットを知れば、どんなラップの収納方法が合っているかもわかります。ラップの収納方法に悩んでいる人は必見です!
ラップの収納場所の決め方は?
まずはラップの使い方に合った収納場所を決めてしまいましょう。「頻繁に使うからすぐ手の届く場所に収納したい」「キッチンの引き出しの空きスペースを有効活用したい」など、限りあるキッチンスペースと相談しながら置けそうな場所を検討します。
ラップの収納場所が決まれば、後はその場所にあった収納グッズを用意するだけです。置きたいラップのサイズを測れば、ピッタリの収納グッズも自然と絞ることができます。ではそれぞれの収納場所には、どのような特徴があるのでしょうか?メリットやデメリットもご紹介します。
吊り戸棚の下や壁など見える場所に収納する
吊り戸棚は収納扉に設置できる専用ラックを使います。取り出しやすさを考えて横にして収納しますが、積み重ねて収納すると、目的のラップだけを取り出すのが大変になってしまうため要注意です。
そこで段になっているものや、スペースの分だけ横に長い専用ラックを設置するとよいでしょう。専用ラックは素材やデザインだけでなく、ほかのアイテムも同時収納できるなど見た目も機能面も充実しているので、使う場所にあったデザインのものを選ぶのがおすすめです。
このほかにも冷蔵庫の横にマグネット式のホルダーを設置したり、キッチンの壁に壁掛け式のホルダーを設置するのもよいでしょう。ラップを使用する場所のすぐ近くに、簡単に収納スペースを作ることができます。
ただし見える収納にする場合、そのままラップを置いていると生活感が出てしまうので、ラップケースを活用しましょう。最近ではホームセンターなどで、シンプルな物からおしゃれな物まで、迷ってしまうほどさまざまなデザインのラップケースが売られています。
あえてシンプルなケースを買ってきて自分でリメイクしても楽しいです。必需品をインテリアに変えてしまえるのも、見せる収納ならではの楽しみ方といえます。
引き出しやシンク下など見えない場所に収納する
引き出しには浅いものと深いものがあります。浅い引き出しは特に収納グッズを用意しなくても、そのまま横に並べるだけ。しかも一目で全体を見渡せるため、使いたいアイテムを探す必要もありません。スペースと相談して活用しましょう。
一方の深い引き出しは、ファイルスタンドや収納ボックスを上手に使いこなすのがメリットです。収納グッズを引き出しの空きスペースやラップの取り出しやすさを重視して使いこなせば、ちょっとしたデッドスペースでも有効活用できます。
取り出しやすさを重視して収納するなら、ラップを縦に置けば必要とする幅はそれほどでもないので、引き出しの手前側にスペースをとるのがおすすめです。引き出し内部を整理してみて手前にスペースをとれるなら、深い引き出しも収納場所として候補にあがります。
もし引き出しがいっぱいならば、シンク下も候補に加えてみるとよいでしょう。深い引き出し同様に、ファイルスタンドや収納ボックスで整理すれば、ラップを立てたまま収納できるだけでなく取り出しやすいです。
扉の後ろにホルダーを設置したり、つっぱり棒をわたして棚を作る方法もあります。ホルダーを設置するときは、中身が見える透明なものを用意すると使いやすいです。引き出しもシンク下も、ラップを隠せるために生活感を感じさせない点が一番のメリットといえます。
ラップを収納するときの注意点
現在市販されているラップは一般的な樹脂製のラップのほかに、再使用が可能なシリコンラップやマチ付きの便利なアイデアラップなどさまざまです。さらにラップのほかに、「アルミホイルやクッキングシートなども一緒に置いておく」という方は多いのではないでしょうか?
ラップだけでもさまざまなサイズが売られているのに、これらの商品も一緒に管理するとなると、入っている箱のサイズにもばらつきが出ます。箱だけでなく中身のサイズも異なるため、ラップケースを使う時にはサイズ選びにも注意が必要です。
さらにラップケースに入るアイテム数は1個だけのため、全部出しておきたい時には、使っているラップやアルミホイルなどの数だけ用意しなくてはなりません。しかも寸法も合っている物を選ぶ必要があるのです。
見せない収納であれば少し大きめのファイルスタンドなどでまかなえますが、「使いやすさも両立できる見せる収納を目指したい、でも数をそろえるのは大変」という時は、ラップケースにこだわらずにリメイクシートなどで箱をデコレーションするという方法もあります。
ラップの使いやすさとキッチンの雰囲気づくりの両方で満足できる方法は、何も1つだけではありません。作業を始めてから「こんなはずじゃなかった」とならないように、いろいろな案を突き詰めてから整理に取り掛かりましょう。
おわりに
ラップの収納方法はいろいろあります。見せる収納でも見せない収納でも、使いやすい方を選ぶのが一番です。使っているラップの数によっても使用頻度によっても、使いやすい収納方法は異なります。あなたにとってより使いやすい収納方法を見つけてください!