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家事
佐藤 恵子

布マスクの寿命って知ってる?買い替え時と長く使える洗濯方法を紹介

使い捨てマスクが勿体ないと感じる人たちの間で、布マスクは定番になった感があります。では、布マスクの寿命を気にしたことはありますか?布マスクはいつまで使って良いのか、長持ちさせる方法はあるのか、そんな疑問を調べてみましたので紹介します。

布マスクの寿命はどのくらい?

 

布マスクは色や柄も個性的で、洋服と合わせたり、気分に合わせたりしながら、おしゃれに使うことができて、しかも使い捨てではないところが気に入っているという人も、少なくはありません。

 

そんな布マスクの寿命を、知っていますか?半永久的に使えそうな布マスクですが、衛生面や肌への刺激といった観点から、実は寿命が存在するようです。

 

では、布マスクの寿命について紹介します。

 

まず、スーパーやドラッグストアで市販されている布マスクは、マスクが包装されている袋に洗って繰り返し使える回数が明記してあるのが殆どです。

 

それを目安とするのがおすすめですが、実際は数えていられないというのが本音ではないでしょうか。

 

いくつもの布マスクがあり、洗うたび、それぞれの回数など数えていないというのがリアルではないかと思います。

 

一方、フリマなどで販売されている布マスクについては、使用回数などの数値は記載されていません。

 

デザインや個性といった点では、こうした手作りマスクを愛用しているという人も、多いかもしれません。

 

また、マスクは型さえあれば簡単に作れることから、自作しているという人も少ないないでしょう。

 

ということで、布マスクを一括りにして寿命を考えると、次のような結果になりました。

 

  • 布マスクの記事がヘタってきたと感じた時
  • 布マスクに破れなどが出来た時
  • 布マスクの肌にあたる内側に毛羽を感じた時

 

 

1日使ったマスクは、必ず洗うのが鉄則ですから、生地にハリが無くなったり、生地が弱って破けたりしたら、それは買い替えるタイミングだと思ってください。

 

また、洗濯を繰り返すことで、内側に毛羽のようなものが出来たようなときも、寿命と思って捨てましょう。

 

毛羽は、一見、目に見えないほど小さく細かな物かもしれません。ただ、その布マスクをつけた時に、肌がムズムズするような感じがしたら、それが毛羽です。

 

肌の乾燥や痒みに繋がりますので、使い続けても良いことはありません。

 

こうした事象がなければ、布マスクの寿命は半永久です。使い続けることで、使い捨てマスクより、ずっと費用対効果が良いアイテムとなります。

 

では、長く使い続けるためのポイントはあるのでしょうか?

 

布マスクの寿命を延ばす洗濯方法

 

布マスクを使ったら、その都度洗うのは当然です。しかし、間違った洗い方を続けてしまうと、布マスクの寿命がアッと言う間に終わってしまいます。

 

布マスクの寿命を延ばす、洗濯の方法を紹介します。

 

布マスクを洗うときにしてはいいけないこと

 

  • 洗濯機で洗わない
  • 手もみ洗いをしない
  • 洗剤と漂白剤を一緒に使わない
  • 乾燥機を使わない
  • むき出し保管をしない

 

洗濯機で布マスクを洗うと、他の洋服などについていた菌が付着してしまう可能性があります。生地も傷めますし、汚れや臭いも、思ったほど取り除けないという不具合が出るかもしれません。

 

布マスクは、手洗いが一番良いのですが、ゴシゴシと揉み洗いをしてしまうと、布の表目に摩擦が生じてしまい、生地を傷めます。生地が傷んだ場所に、菌やウィルスが付着しやすくなりますので、揉み洗いは避けましょう。

 

洗剤と漂白剤を一緒に入れて、時短したいところですが、おすすめは出来ません。それぞれの役割は、単独で行ってこそ効果が最大になります。

 

布マスクの汚れを洗い落してから、殺菌効果のある漂白剤につけましょう。

 

ただ、柄物などは漂白剤はNGです。色落ちが激しくて、使えないといったことにならないよう、注意してください。

 

乾燥機に他の洗濯ものと一緒に入れると、布マスクに負荷がかかってしまいます。型崩れが起きたり、乾燥機内の細菌やカビ菌を付着させてしまうといったことも考えらえれます。

 

せっかく洗った布マスクを、むき出しで保管していませんか?滅菌処理をしたも同然のマスクですから、ジッパー付きのポリ袋などに入れて、空気を出来るだけ抜いて保管しましょう。

 

布マスクを洗うおすすめの方法

 

 

布マスクを洗う、おすすめの方法があります。

 

細菌は、食器を洗う台所用洗剤にも、殺菌効果をうたっているものがあります。それを布マスクの洗浄に、利用しない手はありません。

 

帰宅したら直ぐに、小さめの容器にぬるま湯を入れ、殺菌効果のある台所洗剤を溶かし、はずした布マスクを漬け置きします。

 

しばらく放置した後、洗剤を洗い流して干しましょう。

 

この時、型崩れや皺などが気にならないような布マスクであれば、片手に丸めこんでギュッと絞ればOKです。

 

それが出来ない布マスクであれば、乾いた清潔なタオルに挟んで、両手でパンパンと叩くように水分をタオルに移しましょう。

 

洗剤残りが肌に刺激を与えてしまうかもと心配な人は、昔ながらの煮沸消毒が効果的です。消毒前に、布マスクについたファンデーションなどの汚れは、落としておく必要があります。

 

汚れは洗剤で落とし、しっかし洗浄成分を洗い流した後、煮沸消毒をすれば、布マスクは完璧に清潔なものとなるはずです。

 

こうした丁寧なケアが、布マスクの寿命を延ばします。毎日の事で面倒と感じるかも知れませんが、必ず装着が必要なマスクですから、少しでも長持ちさせたほうがお財布に優しいのではないでしょうか。

 

おわりに

最近は、布マスク愛好家が増えたように見受けられます。お気に入りの布マスクは、少しでも寿命を延ばせるよう、大切にケアしていきましょう。寿命かもと感じた布マスクは、潔く捨てることも大切だと忘れないでください。