ロフト収納の5つのアイデアとロフト収納の注意点

ロフトスペースに、何も考えず物をしまい込んでいませんか？ロフト収納のメリットとデメリットを考慮して、改めて収納方法を見直してみましょう。ロフトを利用した効率的な収納のアイデアと、ロフトに収納する時に気を付けたいことを紹介します。

ロフト収納のメリットとデメリット

ロフト収納は、収納容量が大きいというメリットがあります。家の中で収納に困るものを、ロフトに上げておくだけで、家の中は、かなりスッキリ片付くのではないでしょうか。

一方、階段や梯子で上り下りしたり、天井が低くて動きにくいといったデメリットもあります。建物の構造上、外気温が直接伝わってしまうことも、デメリットと言えるかもしれません。

こうしたロフト収納のメリット、デメリットを考慮すると、頻繁に出し入れしないものをしまう場所というのが最適かもしれません。

ロフト収納のメリット、デメリットを考慮した、ロフトの収納アイデアを紹介します。

季節やイベントでしか使わないものを、取り出しやすくロフトに収納する方法を提案します。

ロフトの天井の高さに合わせて、何段かに積み重ねることができます。また、中身が見えるので、次の衣替え時期や探し物の際に、手間が省けるという点でおすすめです。

季節のイベントでしか使わないものも、それぞれのイベントごとにクリアケースに収納しておくと、次に使うときに取り出しやすいでしょう。

もっとしっかり仕分けをしたいという場合は、マスキングテープやシールなどで、中身が分かるようにしておくと、さらに便利です。

湿気を嫌う布団の収納は、すのこを敷いて通気を良くしたうえでロフトに収納しましょう。

布団をクローゼットに収納するには、大きすぎて収まり切れないことも少なくありません。ロフトがあれば、冬用の布団や客用布団も問題なく収納できます。

埃を避けるために、カバーをかけておくか、圧縮して収納ましょう。収納前は、布団乾燥機などで、湿気を取り除くことをおすすめします。

ロフトのスペースが広いとか、屋根までの高さがあるとかいう場合は、棚を設置しておくと細かなシーズン物も取り出しやすく収納できます。

例えば、クリスマス飾りやお正月飾り、季節によって使い分ける帽子や靴、集めた趣味のものや本、子供の成長記念品、自分や家族のアルバムなど、置きたいものや置けるものを考えたら、沢山思いつくのではないでしょうか。

スタックボックスは、種類も色も大きさも沢山あります。余りスペースのないロフトでも、組み合わせることで、必ずピッタリの収納ツールになるでしょう。

クリアなものを選べば、中身が見えるので探す手間を省くことができます。色で誰のものが入っているか識別できるようにしたり、メモなどで中身が分かるようにして置くのも良いでしょう。

ハンガーラックを置ける高さがあれば、置いておくと便利です。箱にしまって皺を作りたくない洋服の収納に、大変重宝します。

仕事で使う季節ごとのスーツや、ラインを保ちたいワンピース、形を崩したくないズボンやシャツ類などをハンガーラックでの保存がおすすめです。

ロフトに収納するときには、気を付けておきたいポイントが二つあります。一つは夏場の高温です。

昨今の異常な高温の夏を考えると、屋根裏の気温を考慮するのは必然です。高温で劣化してしまうかもしれないものは、ロフト収納を控えましょう。

例えば、冬しか使わないストーブや電気毛布、ストック用の食品、バックなどの小物も、高温で劣化しないか、誤作動の原因にならないかを考えてみましょう。考えている以上に、高温に弱いものがあるかもしれませんので、注意してください。

また、冬の気温が低い地域でのロフト収納は、やはり低温で劣化しないものを選ぶ必要があります。高温よりは心配が少ないかもしれませんが、凍って割れてしまうようなものなどは避けたほうが無難です。

もう一つの注意点は、階段や梯子を使用する時に起こるかもしれない事故についてです。収納するものを運び込む、あるいは運び出す際は、くれぐれも無理をしないよう注意してください。

ロフト収納のある暮らしに、憧れを持つ人も多いでしょう。お伝えした収納以外にも、趣味の部屋だったり、一人になりたい時の特別な場所だったり、色々な使い道があります。ロフト収納を、ぜひ有意義に利用してください。