- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
水回りの大掃除がはかどる大掃除の道具を厳選して紹介!
水回りの大掃除は、手間がかかって大変と思うのは、誰でも同じではないでしょうか。そんな水回りの大掃除を、少しでも簡単にするために、事前に準備したい大掃除の道具を紹介します。意外なものが、大掃除に役立つ道具だったりしますから、ぜひ参考にしてください。
キッチンの大掃除に便利な道具
大掃除で、一番時間がかかるのはキッチンという人も多いかも知れません。換気扇、ガスレンジ回り、冷蔵庫、食器棚、調味料棚や引き出し類など、掃除の場所が多岐に渡ります。
そんなキッチン掃除に便利な、大掃除の道具を紹介します。
- 重曹
- 中性洗剤
- クリームクレンザー
- スポンジ
- 歯ブラシ
- 割りばし
- 雑巾
油汚れが酷い換気扇などは、重曹を溶かしたぬるま湯に漬け置きするだけで、固まった頑固な油汚れが、驚くほどスルッと落ちます。
外せない換気扇の本体などは、キッチンペーパーに重曹を溶かした溶液をスプレーし、パックしておくことで、油汚れが浮いてきます。
浮いた汚れは、雑巾で拭き取って落としましょう。何度か繰り返すと、汚れもすっかり取れてくるはずです。
傷が気にならない場所で、こすってでも汚れを落としたときは、クリームクレンザーが強い味方です。細かな粒子が研磨剤の役割を担ってくれます。
コンロなどは、外せるものは外して、重曹を溶かしたぬるま湯に漬け込んでおくと、面白いように汚れが浮いてきます。
歯ブラシでこすり落としたり、頑固な汚れは割りばしで削り落としたりするだけで、大掃除が完了するという手軽さです。
シンクなど、できるだけ傷をつけたくなところは、重曹をスプレーし、スポンジで軽く汚れをこすり落としたり、中性洗剤で洗ったりした後に、雑巾で水分をしっかり拭き取ってください。
キッチンの掃除は、漬け置きするものは先に漬けてしまい、棚や引き出しなどの掃除を先にするとスムーズです。
引き出しや棚も、油汚れには重曹スプレーが有効です。色々な洗剤を準備する前に、ぜひ重曹を試してみてください。
風呂の大掃除に便利な道具
風呂掃除と言ったら、何といってもカビの除去がメインになるのではないでしょうか。そこで、風呂の大掃除に必要な道具を解説します。
- 重曹
- カビ取り洗剤
- クエン酸
- 伸縮モップ
- クロス
- 歯ブラシ
- 新聞紙
洗剤は、汚れの種類によって使い分けます。アルカリ性の汚れには、酸性の洗剤を、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤が効果的です。
湯垢など、人の皮脂が原因の汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹が効果的です。落ちにくいところは、重曹パックをして放置すると、汚れが落ちやすくなります。
一方、石鹸カスのように、鏡にこびりついた汚れはアルカリ性です。濡らした新聞で拭いてみるというのも方法の一つですが、落ちないようであれば、クエン酸パックがおすすめです。
排水溝の汚れには、酸性のものとアルカリ性のものが混在しています。排水溝に直接クエン酸と重曹を投入し、ぬるま湯を注いで数分放置するだけで、排水溝の汚れが洗い流せます。
細かな汚れは、歯ブラシを利用すると良いでしょう。天井は伸縮モップを利用して、汚れを拭き取りましょう。
最後に、黒カビにカビ取り剤をスプレーし、そのまま放置すればお風呂の大掃除が完了します。
トイレの大掃除に便利な道具
毎日トイレの掃除をしているという人も、少なくないかもしれません。便器のフチ裏まで、毎回しっかり掃除をしているのであれば、特に大掃除は必要ないかもしれません。
フチ裏の汚れが気になるというご家庭におすすめの、トイレの大掃除道具を紹介します。
- クエン酸
- トイレ用洗剤
- トイレ用ブラシ
- サンドペーパー
尿石がこびりついているような時は、クエン酸パックのあと、こすり洗いがおすすめです。何度か繰り返すと、殆どの汚れは落ちるかと思いますが、どうしても落ちない場合は、目の細かいサンドペーパーで削り落とすという方法もあります。
トイレのタンクの内側に汚れが溜まっているときは、こすり洗いで簡単に落とせます。
最後に、いつものトイレ用洗剤でスッキリ洗い流したら、トイレの大掃除は完了です。
意外に便利!利用したい大掃除の道具とは!?
最近は、100均などを見て回るだけで、便利グッズを手に入れることができます。お弁当の溝を洗えるブラシや、サッシの溝専用のスポンジなど、利用してみる価値のあるものも増えました。
しかし、手元にあるもので、意外に便利と思える大掃除の道具がありますので、紹介しましょう。
- 割りばし
- 竹串や綿棒
- いらないカード
- 古い布
- 軍手
割りばしは、かなり便利です。角を使ってこすり落とすこともできますし、割りばしにキッチンペーパーや布を巻きつけ、輪ゴムでグルグルと固定すると、細かな場所の埃取りに最適です。
さらに細かな場所を掃除したいときは、竹串や綿棒がおすすめです。まさに、痒いところに手が届く的な活躍をしてくれるはずですので、利用してみてください。
通常は廃棄する不要なカードは、けっこう硬くて丈夫なので、こびりついた汚れを削り落とすのに活躍してくれます。
古くなったTシャツなどがあれば、手ごろな大きさに切って、使い捨て雑巾として利用すると便利です。水分を吸収しやすい材質であれば利用できますので、洋服の断捨離をするときには、捨てずに再利用を考えましょう。
軍手は、手の汚れを防止するだけではなく、濡らして硬く絞ったもので隙間を拭くという使い方があります。手で直接拭くのと変わらないので、かなり効率よく掃除ができますから、試してみてください。
おわりに
専用洗剤と書かれた掃除道具は沢山ありますが、実はいつも使っているいるものだったり、100均などで安く手に入るものだったりで、十分大掃除の役に立ちそうです。今年の大掃除は、費用対効果も考慮して、手早く済ませてしまいしょう。