- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
臭いクローゼットを消臭する最適な4つの方法とは!?
クローゼットを開けた途端、もわぁ~とした匂いに、思わず引いてしまうことはありませんか?この匂いの原因は何でしょうか?原因を知って、クローゼットを消臭する方法を試してみましょう。むやみに芳香剤を置いたりしても、臭いが混ざって逆効果になってしまうことがありますので、注意してください。
クローゼットの匂いの原因とは
クローゼットに匂いの原因は、3つあります。
- 湿気
- ほこり
- 洋服の匂い
それぞれを説明してみましょう。きっと、思い当たることがあるのではないでしょうか?
湿気
クローゼットを締め切りにしていませんか?
乾燥した季節なら、特に気にならないクローゼットの匂いが、湿度が上がり気温が上がるにつれ、真剣に消臭を考えるほどであれば、クローゼットの匂いの原因は湿気でしょう。
日本の湿気は、カビの増殖や腐食を招く、建物の大敵です。家や部屋の湿気には敏感に反応して除湿をしている人でも、クローゼットの中は忘れがちなものです。
クローゼットの見えない場所がカビだらけになってしまうと、匂いはさらに強くなり、消臭剤では太刀打ちできなくなってしまうこともあります。
ほこり
ほこりは隅っこが大好きです。しかも、洋服の繊維から出る埃や、繊維にまとわりついた埃が、いつの間にかクローゼットの中に溜まってしまいます。
埃と湿気が混ざると、独特の嫌な匂いが発生します。ダニの温床になってしまう場合もあり、決して清潔とはいえません。
洋服の匂い
様々な消臭効果があるものが、最近は沢山出回っています。芳香成分が混ざりあって、逆に嫌な匂いになってしまったり、匂い酔いから頭痛まで起こしてしまうという話も、珍しくはなくなりました。
洋服には様々な匂いがついています。汗や皮脂を吸い込んだことで、体臭が洋服に沁みついてしまうかもしれません。
食べ物の匂いや、たばこの匂い、車の中の匂いや誰かの香水の香りまで、匂いは混ざりあうことで、異臭になってしまいます。しかも、この匂いは、他の洋服にまで沁みついてしまうという特徴があります。
クローゼットの消臭には、一番やっかいな匂いかもしれませんが、ちょっとした心がけで消臭できるものでもあります。
では、クローゼットの消臭方法を紹介しましょう。
クローゼットを消臭する効果的な4つの方法
クローゼットの消臭に大切なのは、日頃のひと手間です。家事の習慣として、次の4つを実践してみてください。
- 換気
- 掃除
- 服の収納方法
- 洗えない服の手入れ
換気
締め切りのクローゼットに、匂いがこもってしまうのは当然かもしれません。時々扉を開けて、空気の入れ替えをしましょう。大型のクローゼットなら、小型の扇風機などを利用するのも良いでしょう。
除湿剤を併用すると、カビの予防などの効果が期待できます。
クローゼットの消臭の第一歩は、換気です。
掃除
ほこりを小まめに取り除きましょう。まずは、棚の上、電気の傘など、上の方の埃を落とすことから始めてください。ほこり掃除は、必ず上から下です。
埃を床に落としたら、次は掃除機でそれを吸い込みます。狭い場所で、掃除機の隙間用ノズルが入らないような場所は、100均などでも購入できる隙間用のハンディーモップなどを利用すると便利です。
埃を吸い取り終わったと思ったら、次は水ぶきです。まだまだ埃が目につくことでしょう。雑巾で、残った埃をからめとるように拭き取ってください。
最後は換気です。水ぶきをした際の湿気が、きちんと取れるよう、じゅうぶんな換気を行ってください。
日頃の掃除に、クローゼット掃除もルーティンとして組み入れてしまうと、きれいなクローゼットをキープすることができますので、おすすめです。
掃除は、クローゼットの消臭には必須項目です。
服の収納方法
服を吊るして収納する場合も、箱や引き出しにたたんでしまう場合も、隙間が大切です。風通しをよくすることで、湿気がこもるのを防ぎます。
また、防虫剤などの成分も、隙間がないと全体に回らずに、効果が半減してしまうことがあります。衣替えで、シーズンオフになった洋服も同様に、余裕を持った収納を心がけましょう。
クローゼットの消臭や湿気対策に、思った以上の効果を感じるかもしれません。
洗えない服の手入れ
洗える服は、必ず洗ってからしまうのが、消臭対策には大切です。しかし、中には洗えない服や、毎回洗うことは避けたい服もあるはずです。こうした服のお手入れを紹介します。
毎回洗いたくないような洋服は、脱いだ後、直ぐにクローゼットにしまうのは避けましょう。陰干しをしたり、消臭スプレーをかけたりといったワンクッションが、消臭対策には必要です。
スーツやコートなどは、繰り返し使っている間は、部屋の片隅にコートハンガーのようなスペースを作ったり、玄関にクロークのような場所を作っておくと便利です。
クローゼットに入れたいなら、やはり陰干しや消臭スプレーで、外から持ち込んだ匂いや汗、湿気、汚れなどを落としてからしまうようにしましょう。
汚れだけではなく、匂いを落とす洗濯は、クローゼットの消臭効果は絶大です。それができな洋服には、洗濯に変わるひと手間を加えることを習慣にしましょう。
おわりに
ほんの少しだけ生活を丁寧にすることで、クローゼットの消臭も面倒だと感じなくなるのではないでしょうか。こうした生活習慣が根付くことで、クローゼットの消臭効果だけではなく、暮らしを和ませる良いスパイラルの最初の一歩になればと思います。