
- 鈴木 阿由美
- ライター。埼玉在住。これまで関わった企画は旅行やライフスタイル、LGBTQなど。人の背景にある考え方や価値観を引き出すのが好き。毎日のようにジムで走っています。筋膜リリースにハマり中。
花や小物で飾られた玄関は、華やかで気持ちがいいですね。玄関前はスペースが限られていることが多いので寄せ植えを楽しむのもおすすめです。今回は、秋を楽しむ玄関ガーデニングについて春さん(@ha_ru1.3ame)に教えていただきました。
玄関は家の顔ともいわれ、花のポットに囲まれた玄関に憧れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
春さんのご自宅の玄関は、イングリッシュガーデンのような雰囲気が漂うとてもオシャレな玄関です。どのようにすればオシャレな玄関ガーデニングができるのでしょうか。
そこで今回は、春さんの玄関ガーデニングについて教えていただきました。春さんの好きなテイストや鉢の選び方、寄せ植えのコツ、秋におすすめの花などをご紹介するので、この秋はぜひガーデニングに挑戦してみませんか?
イングリッシュガーデンとは、自然美をそのまま楽しむお庭作りの方法です。低木や樹木、背の高い植物や、草丈の低い草花を組み合わせ、自由な発想で配置してつくっていきます。
小道にレンガを敷いたり、ティータイムを楽しめるようなアンティークのテーブルや椅子を置いたりしても素敵です。
庭に直植えするスペースがあまりないときは、寄せ植えで植物を楽しみ、鉢や小物にこだわることで、イングリッシュガーデンのような雰囲気になりますよ。
多くのおうちでは、玄関周辺はあまりスペースが広くないことが多いので、ガーデニングビギナーさんでも始めやすいスポットです。
春さんの玄関やお庭は、古道具やアンティークな小物が並んでいます。アンティークなアイアンフェンスや鳥かごなどがイングリッシュガーデンのような雰囲気を醸し出しています。
「居心地のいい庭をつくりたい」とイメージして、感覚的に好きなものを集めたそうですが、どういうことを気にして購入されるのかを聞いてみました。
このようなポイントで鉢や小物を選んでいるとのことでした。好きなテイストが決まっていると、小物選びに統一感が出ます。
春さんは毎年、ハロウィンのおばけかぼちゃも飾っています。オレンジのくすんだ色味が玄関ガーデニングの雰囲気にぴったりです。
春さんのおうちは直植えできるスペースが限られているため、主に寄せ植えでガーデニングを楽しんでいます。春さんの10月の寄せ植えをご紹介します。
写真に写っているのは、ジニア・ライムグリーン・セロシアです。セロシアは穂先がふさふさとして鮮やかな色の花をつけ、7月から10月までと長い期間楽しめる花です。
黄色のポンポンがクラスペディア、一緒に植えてるブルーの花がベロニカ・ハミングバード、後ろの寄せ植えはニチニチソウ、鑑賞用トウガラシ、ダンギクを植えています。
クラスペディアの花も6月から10月までと、初夏から秋まで楽しめます。ベロニカハミングバードはもう少し長く11月頃まで花が楽しめるそうです。
春さんが寄せ植えで心がけてるのは
の2点です。春さんの寄せ植えは色味が落ち着いていて、心静かに眺めることができますよね。
同じ背丈の植物だけではなく、背の高いものも混ぜることで立体感が出ます。
春さんの夏の玄関ガーデニングの様子です。夏の場合、葉が生い茂り花もカラフルで、勢いがあります。
一つの鉢に多くの色をつかわなくてもそれぞれの鉢を合わせると、華やかな印象に。鉢を同じデザインにせず、鉢の大きさや高さなどで変化をつけるのがポイントです。
春さんに寄せ植えをするにあたり、気をつけた方がいいことをお伺いしました。
水やりや日照タイプが違うとお世話が大変なので、組み合わせ方には気をつけましょう。
春さんに11月の寄せ植えにおすすめの植物をお伺いしたところ、「11月は絶対にパンジービオラ!」とのことでした。
パンジービオラは種類が多いので、花を選ぶところから楽しめます。そのまま単体植えでも、少しリーフを足してもかわいく植えることができますよ。
さらにチャレンジをしたい人はパンジービオラの寄せ植えに、チューリップの球根を一緒に仕込んでみてください。春になるとパンジービオラの間からチューリップが咲き、豪華な鉢植えになります。春の芽吹きが楽しみになる組み合わせですね!
その他の寄せ植えにおすすめの植物は、
クランベリーは赤い実がアクセントになってかわいいそうです。
秋の玄関ガーデニングの寄せ植え、いかがでしたか?春さんはガーデニングをしてると、無心になることで心がリセットされてスッキリするそうです。秋は玄関ガーデニングに挑戦してみましょう。