お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
家事
佐藤 恵子

その収納に問題あり!実行したい解決策はたった2つだけ

家族が増えたり、ペットが増えたり、引っ越しで手狭になったりなど、収納の問題はいつでも身近にある悩みではないでしょうか?何とかしたい!と思ったら、一気にスッキリさせちゃいましょう。家族も巻き込んで、収納問題を解決する2つのポイントを紹介します。

収納の問題を解決する近道は『いつも使うもの』のルール決め

 

家の中を見渡してみてください。一番散らかっているのは、いつも使っている細かなものではないでしょうか?

 

朝のメイクの後、忙しいからと適当にまとめたメイク道具が、そのままダイニングテーブルに乗っていませんか?

 

新聞や雑誌など、読み終わったものがリビングに置きっぱなしになっていませんか?

 

エアコンのリモコン、テレビのリモコンなど、色々なリモコンがテーブルに無規則に放置されていませんか?

 

脱いだ洋服を、ソファーに放置していませんか?

 

いつも使うからとか、またすぐ必要だからと、置かれたままのこうした小物類が、雑然とした片付かない印象の要因です。

 

リビングやダイニングなどで使う必要があるものであれば、それの収納場所をきちんと確保しましょう。

 

そうでないものは、収納の定位置を決める、自分の部屋から出さない、必要のないものは直ぐに廃棄するなどのルールを決めておくことが大切です。

 

こうしたことは、家族の協力が何より不可欠です。しっかり話し合って、お互いの目を意識しながら、習慣づけをすることで、簡単に身に着けることができます。

 

収納の問題を解決するには適切な収納場所の確保が必要

 

当然のことですが、収納場所がなければ、物が溢れかえってしまいます。溜まってしまったものは、最初に必要なものかそうでないかの判断をしましょう。

 

良く耳にする断捨離ほどの、大がかりな決断は必要ありませんが、家の中にどんなものがどれだけあるのかを把握するのは重要なことです。

 

次に、物を片付ける場所を決めましょう。収納場所が少ないのであれば、DIYなどで作ってしまうという方法もあります。

 

今までは収納場所としてはいなかった壁一面を、収納スペースにしてしまうと、かなり収納体積が増えます。

 

例えば玄関の下駄箱を天井までの高さにすれば、上段には季節ものの靴などを、中段にはいつも履く靴を全て収納できるます。または、身長に合わせた自分スペースを家族全員に作ることだって可能です。

 

工具や災害時の非常持ち出し袋など、外で使うことが多いものは、外に近い場所に収納するのが、使いやすさという点でもおすすめです。下駄箱が大きくなれば、こうしたものの収納できます。

 

 

季節ものの収納に、ベッド下スペースを利用してみると、以外と大きな収納スペースになります。同じように、ソファーの下や床下、天井裏なども活用できないか調べてみましょう。

 

階段下にデッドスペースがあれば、そこに扉をつけて、掃除用具をしまえるとスッキリします。また、パントリーなど、食品の収納場所が確保できない状況であれば、階段下収納が動線的にもおすすめです。

 

部屋数に余裕があるなら、思い切って一部屋を収納部屋として使ってしまうという方法もあります。そうすることで、他の部屋の荷物が目に見えて減り、スッキリ感が増すだけではなく、掃除がしやすいというメリットもできます。

 

DIYで棚を作るのときは、高さを350㎜の倍数を意識してつくると、使いやすい棚になります。例えば、A4のファイルを立てておけます。2段(700㎜)にすれば、スーツケースや机が収まります。

 

3段なら扇風機、4段なら縦型掃除機が置けるなど、なにかと使いやすいサイズです。

 

スチールラックを組み立てて使う時も、この高さ350㎜を意識すると、衣装箱や書類ケース、12ロールのトイレットペーパーまで、おさまりが良くスッキリします。

 

 

収納問題解決に向けた注意点

 

きっちり収納してスッキリ感を味わっても、長続きしないと意味がありません。収納の問題を再燃させないために必要なのは、使い勝手の良さです。

 

隙間なく詰め込むのではなく、出し入れしやすい隙間を作ることがポイントです。

 

例えばTシャツをたたんで、一気に並べて収納させても、1枚抜いたら崩れてしまいます。

ブックエンドなどを利用して、倒れない収納をしておくと、いつまでもきれいな状態が維持できます。それが、収納問題を解決するための、モチベーションにも繋がります。

 

そして、使うものは使う場所に、収納スペースを確保してください。外で使うものは、外で、外が無理なら外の近くに収納します。

 

同じようにリビングでしか使わないものは、テレビ台などを上手に使って収納しましょう。取り出しやすく、片付けやすい特等席に、一番頻繁に使うものを置くことがポイントです。

 

収納場所は、あまり細かく細分化しないほうが長続きがします。家族でも、片付けが得意な人もいれば、苦手な人もいるでしょう。できるだけ、誰でもできるを意識してハードルを上げ過ぎないことが大切です。

 

収納に使用する箱や容器に統一感を持たせたり、素材感を合わせたりすると、よりセンスを感じる仕上がりになるでしょう。

 

おわりに

我が家の収納問題を解決したいとは思っても、どこから手を付けて良いのか分からないという人の、背中を少し押させていただきました。一人で頑張るのではなく、家族と一緒に楽しみながら解決するのが、キレイが続くポイントになります。