- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
生活感を消したい!リビングに散らかる小物の収納方法
生活感のないリビングに憧れるけど、何をやってもうまくできないと悩んでいませんか?リビングが散らかるのは、散らかる理由があるからです。リビングの小物をスッキリ収納して、リビングの雰囲気を生まれ変わらせる方法を紹介します。
目次
リビングの小物収納が難しい理由
リビングは、家の中で一番雑然としてしまいがちな場所といっても過言ではありません。なぜなら、家族のそれぞれが思い思いの物をリビングに持ち寄るのが普通で、そこで生活の大半を過ごしているからです。
パパは持ち帰ったお仕事を、リビングでしていませんか?ママの家計簿記入やブログのアップロード、子供の学校からのプリントの処理を、リビングでしていませか?
子供さんは宿題をリビングで済ませ、ゲームもリビングでやっていませんか?
使うものは使う場所に置きたいと思うのは、誰でも同じです。それが家族全員がそれぞれの物を持ち寄っては、リビングの小物収納がうまく行かないのも頷けます。
では、どうしたらリビングの小物をスッキリ収納できるのでしょうか?その方法を紹介しましょう。
リビングの小物収納方法【準備編】
まずは、家族がリビングで何をしているのかを把握しましょう。1週間程度チェックしていれば、あとはそのルーティンになるはずです。
例えば、食事、テレビやビデオの鑑賞、宿題、ゲーム、これらの合間にお酒を楽しんだり、雑誌も含めて読書もするかもしれません。こうした内容を、出来るだけ細かく把握することが大切です。
日々の流れを見ていくうちに、リビングに置いたままだけど、実は使っていないものが見つかる可能性があります。使う場合も、決して毎日ではなく、週に1回程度といった使用頻度も分かってくると思います。
こうした物を、リビングに置いておく必要があるのかを考えましょう。特にリビングに必要なものではないと判断したら、置くべき場所に戻してしまいましょう。
リビングの小物収納方法【理想のリビングに近づけるための次のステップ】
リビングで何をしたいですか?または、何をする必要がありますか?
例えば小学校に入学して間もない頃の小学生は、リビングで家族とお喋りしながら宿題をするという子供さんも多いでしょう。
中学生になっても同じ状態が続いていますか?続いているとしたら、しっかりとした勉強スペースを作ってあげる必要があるのではないでしょうか。
リビングの使用状況も、家族構成や家族の年齢によって、少しずつ状況が変わってくるのが普通です。数年に1度は、リビングの様子を見直す必要があります。
そして、今現在、あなたの理想とするリビングとは、どんなリビングですか?それには、何が必要で、何が不要ですか?リビングでしたいこと、する必要があることを把握し、それに見合う収納方法をかんがえましょう。
リビングの小物の収納方法【実践編】
リビングに置いてあるけど、必要が無いものは、それぞれの置き場に移動します。そして、理想のリビングに近づけるために、どんなリビングにしたいのか、しっかりイメージしましょう。
さて、ここからは実践です。
読みかけの雑誌や新聞は、リビングに放置される頻度が高いアイテムです。これらの中途半端なものを、一時置き出来るラックなどを設置しましょう。ただし、あくまでも仮置きですから、読み終わったものは、即刻片づけることが大切です。
ちょっと脱いだカーディガンや、ちょっとはずしたエプロンなど、ちょい置きせずに、目隠しになる籐の籠や北欧風の箱などに入れる習慣をつけましょう。たたむ必要もなく、ただ放り投げるだけでも、目に触れない分生活感が出ません。
郵便物は、リビングに持ち込まないなどのルールを作りましょう。キッチンや玄関で開封し、不要なものは捨てるなどすれば、量が減ります。あとは、必要なものだけ、対応すればスッキリです。
リビングの小物収納は、一時置き用の素敵な籠や箱を用意しておいて、そこにいれるだけでも、脱ぎっぱなし、やりっぱなしといった生活感を拭うことができます。
リビングの小物の収納方法【上級編】
リビングに置いてある小物は、必要なものという必須条件があります。それでも、置いておいたほうが便利なものは、思いの他多いですよね。
そこで、細かな小物を上手に収納する方法の、上級テクを紹介します。ポイントは一つ、カテゴリ分けです。
文房具類、救急箱、お出かけセット、ママの物、パパの物、子供のものといったカテゴリに分け、それぞれをそれぞれが責任を持って片づけるのが基本です。
中の仕切りも、個人の采配に任せる感じで、とにかく表に出したままにしないという最低限のルールを守ることだけ徹底しましょう。
例え家族でも、細かな整理が得意な人もいれば、大雑把にしか片づけられない人もいるでしょう。それをいちいち気にしていては、ストレスの原因になってしまいます。
個人の持ち物は、個人の責任の元で片づけるというルールの元で、快適なリビングが作れることが理想です。また、出来れば週1回程度のリセットタイム持って、個々に見直しができると良いでしょう。
おわりに
リビングの小物収納方法について、考え方のようなものをお伝えしました。ご家庭ごとに収納スペースも違います。スッキリしたリビングを作るための、一つの視点の角度として参考にしていただけたら嬉しいです。