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家事
佐藤 恵子

時計の種類によって違う最適な収納方法を徹底解説

時計の正しい収納方法を、知っていますか?スマホでいつでも時間を見ることができる現代ですが、今なお、時計には根強い人気があります。好きな時計を手に入れたら、美しい状態と機能を、いつまでもキープしたいですよね。そこで、正しい時計の収納方法を紹介します。

いつも使う時計の収納方法

 

ビジネスシーンに、時計は必需品という人も少なくないでしょう。ミーティングの最中に、スマホを開いて時刻を確認するなど、やる気や良識を疑われてしまいます。

 

スマートに時刻を確認するなら、やはり時計が一番です。しかし、毎日使うものだからと、収納がおざなりになってはいませんか?帰宅後、適当に外してしまい、次の朝になると時計を探すシーンが多かったりしませんか?

 

日常使っている時計の、使いやすさをアップさせる収納方法を紹介します。

 

時計を収納する場所は、いつも時計をつける場所の近くを定位置として置くのがベストです。洗面所、玄関、化粧が終わった後、洋服を着て姿見で確認した後など、自分の動線を確認してください。

 

鍵やアクセサリーなどと一緒に置いておくと、忘れることが無くなるかもしれません。専用のクロスで簡単に汚れを取ったら、いつもの位置を意識して収納すると、忙しい朝の工程がもっと楽になるでしょう。

 

時計を収納する時の注意点

 

ほとんど趣味の時計とか、アクセサリーとして、場に相応しいもの選んで使う時計とか、時計のポジションも様々です。

 

そんな時計は、しっかり収納しているという人も多いのではないでしょうか。そこで、時計を収納する際の注意事項が守らているかどうか、再確認してみてください。

 

  • 時計を収納する前には、必ず汚れや埃を取り除きましょう
  • 磁気の影響を受ける場所に、時計を置いてはいけません
  • 直射日光があたったり、高温多湿になったりする場所は保管に向きません
  • 落下などの可能性がある場所は、振動のある場所は収納にはNGです
  • 薬品や化学物質の近くに、時計を収納してはいけません

 

時計に埃や汚れをつけたまま収納してしまうと、そこにカビが発生しし、美しい金属を蝕んでしまいます。

 

磁気のある場所、例えばスマホやテレビなど、家電製品の近くに時計を収納してしまうと、故障の原因になります。特にアナログクォーツは、針を動かすモーター部の故障の大きな要因になります。

 

 

高温多湿の場所は、精密機械である時計の収納には相応しくありません。気温の変化に金属が膨張と縮小を繰り返し、誤差が発生しやすくなります。気温は出来るだけ一定の場所に保管してください。

 

落下などの衝撃を時計が受けてしまったら、多大な被害を被る可能性があります。人の上に落ちたとしても、かなり痛みを感じるはずです。双方に危険ですから、安定した場所に収納することをおすすめします。

 

また、日頃から振動のある場所も、保管場所として時計には向きません。時計は振動に弱く、時刻が正しく刻まれないといった現象が見られます。

 

化学物質や薬品、揮発性の高い物質のそばに時計があると、文字盤やバンドなどの変色の原因になる可能性があります。

 

時計の種類に配慮した収納方法

 

時計の機能でも、好みが分かれるものではないでしょうか。それぞれの好きな時計が、より長持ちするように、時計の機能別収納方法を紹介します。

 

  • 機械式時計の収納方法
  • クォーツ式時計の収納方法
  • ソーラー時計の収納方法
  • 時計のベルトが金属の場合と革の場合の収納方法の違い

 

機械式時計の収納方法

手巻き式や自動巻きの時計を指します。

 

機械式時計は、常に動いていたほうが性能が安定します。長時間止まってしまうと、ムーブメントの潤滑油が固まってしまい、故障の原因になります。

 

そこで、ゼンマイ巻き上げ機能がついた自動巻き上げ機を活用して収納する方法がおすすめです。この機械を、ワインディングマシーンといいます。

 

クォーツ式時計の収納方法

小さな水銀電池で動く時計です。

 

クォーツ式は、長時間電池を入れたまま収納すると、液漏れを起こしてしまうことがあります。時計の故障の原因になりますので、電池は抜いて収納することをおすすめします。

 

ソーラー時計の収納方法

 

太陽光などの光を受けて、自家発電しながら動く時計です。

 

収納する際は、日が当たる場所に太陽電池を向けて保管しましょう。ただし、時計が熱くなるほど高温にならないよう注意してください。

 

ベルトが金属の場合と革の場合の収納方法の違い

時計のベルトが金属の場合は、時計の収納方法に準じます。時計のベルトが革の場合は、紫外線、高温多湿は劣化を早めるため、出来るだけ避けた場所に保管しましょう。

 

おわりに

時計には、人それぞれの思い入れがあるものではないでしょうか。こだわりとも呼べるものを持っている人も、少なくないかもしれません。そんな時計の収納も、最適な場所と方法を考えて、大切に使い続けていただきたいと思います。