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DIY
鈴木 阿由美

宝石石鹸を手作りしよう!子供と一緒にできる簡単な作り方

息子さんとの工作遊びがいつも話題になっているきなこさん(@kinako_710)。今回はまるで宝石のような手作り石鹸の作り方を教えていただきました。手作りが欠かせない時期ですが、こんな可愛い石鹸があったら手洗いが楽しくなりますね!

きなこさん(@kinako_710)
息子さんとの暮らしや子育てを楽しむアイデア、お出かけの記録をSNSで発信。
ブログ▶︎https://tuduru.jp/

子供と一緒に作ろう!手作り石鹸の作り方

キラキラして宝石のような石鹸が人気ですよね。オシャレな石鹸を手作りしたいけどどうやって作るのだろうと疑問をお持ちの方も多いと思います。

そこで今回はきなこさんに手作り石鹸の作り方を教わりました。実は宝石のようなキラキラした石鹸は、溶かして固めて削るだけで簡単に作ることができます。

子供と一緒に作ることができるので、おうち遊びにぜひ挑戦してみてください。

 

石鹸を作るために用意するもの

きなこさんが石鹸作りに用意したものをご紹介します。

  • 透明グリセリンソープ
  • 食用色素もしくはカラーチップ
  • 紙コップ
  • 割り箸
  • 包丁
  • 粘土あそびで使う粘土ヘラナイフ
  • 耐熱容器

透明グリセリンソープはネットで購入することができます。固形石鹸では代用できないので注意してください。

初めて作る人におすすめなのは、少量を作れるキットになったものです。石鹸の素材だけでなく、作り方や型トレー、ヘラも入っています。

グリセリンソープとカラーチップがたっぷり入っているお得なキットもあります。写真のセットはアロマオイルも1本ついてきます。

 

手作り宝石石鹸の作り方

グリセリンソープを溶かしやすいように、小さく切っていきます。大きめのグリセリンソープの場合、最初に適当な大きさにカットしておきましょう。

1cmくらいの薄さになるように最初に包丁で切っておけば、粘土あそびで使うヘラなどを使って子どもの力でも切ることができます。

細かくしたグリセリンソープを、作りたい色の数分、紙コップに分けます。青・黄色・赤なら紙コップ3つです。

グリセリンソープを入れる量は、紙コップの半分以下の量にすると、後ほど色を重ねやすいですよ。

紙コップに作りたい色の色素やカラーチップを入れます。ほんのちょっとの量で色づくので、少なくて大丈夫です。

緑を作るなら黄色と青のカラーチップを混ぜるなど、色を組み合わせることでいろんな色が作れます。色の配分や量で色の濃さを調整してください。

一番下の層にしたい色が入った紙コップを電子レンジで500wで20秒温めます。溶けきっていない場合は10秒ごとに加熱。温めすぎると沸騰して溢れることがあるので少しずつ温めましょう。

わりばしで混ぜ、完全に溶けていたら常温で置いておきます。紙コップを斜めにしておくと、固まり方も変わるので試してみてくださいね。

表面にうっすら膜が張ったら、次の層にしたい色が入った紙コップをレンジで温めて溶かし、上から注ぎます。作りたい層の数だけこの工程を繰り返します。

注ぐ時に下の層の膜を、爪楊枝などで壊してから注ぐと、色の混ざり方が変わります。溶かした石鹸は高温になっているので、注ぐ時は火傷をしないように気をつけてください。

注ぎ終わったら常温で30分〜1時間、全体が固まるのを待ちます。冷蔵庫や冷凍庫を使うと石鹸が割れやすくなるので、常温がおすすめです。

石鹸が固まったら、紙コップから石鹸を取り出しましょう。紙コップにハサミで切れ目を入れてめくるように剥がすと簡単に取り出せます。

取り出すだけですでに可愛い石鹸ですが、宝石のようにする場合、子供がカットしやすいように包丁でざっくりと切りましょう。

そのあとは子供の力でもできるので、表面をナイフでカットして宝石のようなデザインに整えていきます。

カットした面の角を丸くしたい時は、表面をこするように水で洗い流し、乾燥させます。

 

クリスタル石鹸の作り方

細長くカットした石鹸を数本用意します。

紙コップの底から1cmくらいの深さになるように、はさみで切ります。そこに溶かしたグリセリンソープを少しだけ注ぎます。

グリセリンソープが少し固まってきたら、石鹸を刺して形を整えます。

溢れない程度に、溶かしたグリセリンソープを隙間に注いで固まるのを待ちます。

紙コップ剥がし、土台の余計なところをカットして、鉱物感を出せば完成です。

カットした石鹸からは「かけら」がたくさん出てきます。「かけら」はお菓子の型などに集めて、溶かしたグリセリンソープを注ぐとミニサイズの石鹸に生まれ変わります。

紙コップに集めて、そのまま溶かしたグリセリンソープを注いでも万華鏡のような石鹸になりますよ。「かけら」も固めて石鹸として使いましょう。

 

手作り石鹸の保管方法

カットしたばかりに石鹸は、切る時にできた傷などが表面にあるので水洗いして整えます。整えた後の手作り石鹸の保管は、ラップに包んで保管するのがおすすめです。

グリセリンソープはそのまま置いておくと、空気中の水分を引き付けてしまい表面に水滴ができます。ラップで包むと水滴も付かず見た目も美しいので、長期保存するときは必ず行いましょう。

きなこさんのおすすめは瓶に保管する方法です。このままプレゼントしても喜ばれそうですよね!

 

おわりに

きなこさんの手作り石鹸、使うのがもったいないくらい可愛いですよね。色をだんだん濃くしていくとグレデーションがキレイにできたり、ラメを混ぜると印象が変わったり、宝石石鹸はアレンジもたくさんできます。可愛い石鹸があると、子供も率先して手を洗ってくれそうですね。コロナ対策にも最適です。ぜひ子供と一緒に作ってみてください。