- 鈴木 阿由美
- ライター。埼玉在住。これまで関わった企画は旅行やライフスタイル、LGBTQなど。人の背景にある考え方や価値観を引き出すのが好き。毎日のようにジムで走っています。筋膜リリースにハマり中。
すのこで簡単DIY!誰でもできる絵本棚の作り方
おうちでの時間が楽しくなる工夫を紹介しているharunaさん(@ihome.1226)。今回は、すのこで作る、簡単な絵本棚の作り方を教えてもらいました。すのこの本棚なら、背の小さな子供でも絵本が選べ、本を読む習慣がつきそうですね。
- harunaさん(@ihome.1226)
- 誰かの考えに流されことなく、自分を楽しませる暮らしのコツをSNSで発信。インスタグラム▶︎https://www.instagram.com/ihome.1226/
すのこDIYで子供用の本棚を作ろう
DIYで子供用の本棚を作ってみると、費用を抑えて用意できます。ただDIYと聞くだけで、難しそうだなと尻込みしてしまう人もいるかもしれません。そこで今回はharunaさんに、身近で売っているすのこを使った絵本棚の作り方を教えてもらいました。
DIY初心者でも簡単に作ることができ、工具もクギやカナヅチがあれば大丈夫です。長さを測ったり、ノコギリを使ったりなどの本格的な作業なしで出来ますよ!絵本の表紙が子供に見えるので、絵本への興味を持ってくれそうですよね。
すのこDIYで絵本棚を作ったきっかけ
harunaさんは、和室にちょこっと置く子供用の絵本棚が欲しいと思い、まずは市販品を検討したそうです。市販品だと金額に躊躇して迷ってしまうので、簡単に手に入るすのこでDIYすることにしました。
harunaさんによるとすのこDIYが簡単な理由は、すのこの裏の角材部分に、板を乗せることですぐ棚になるからだそうです。
すのこ絵本棚の作り方
まずは材料の用意です。harunaさんは作りたい本棚の全体像をイメージして、必要そうだと思ったものを購入します。図面を描くわけではないので、買ってから使わないこともあるそうですが、それもDIYならではの楽しみと思っているそうです。
今回の絵本棚を作るために買ったのは、すのこや板、工具など。実際に使ったのは、すのこが6枚と、写真右側の真ん中と上の細い板でした。細い板は2枚セットです。
すのこDIYのコツは角材を活用することです。角材に板を乗せて、接着剤で留めてから釘を打つと、ズレないので作りやすいですよ。
下段の作り方は、左右のすのこの角材に、すのこを1枚のせて釘打ちします。上段は左右のすのこの、真ん中の角材に合わせて、板を釘打ちし、さらに絵本が滑らないように細い板を正面に釘打ちします。
上段には、絵本を3ヵ所に分けて収納できるように仕切りを作りました。1つ目の仕切りはすのこを使います。1つのすのこから1枚カットして、3枚の状態で左右のすのこの間に入れて、釘打ちです。
カットした1枚は、すのこの仕分けのさらに後ろに留めて、背の高い絵本用にしました。これで上段は3つに分かれています。最後に背面の作り方です。上段はすのこ、下段は細い板を留めています。
このように角材とすのこの隙間をうまく活用すると、簡単に絵本棚をDIYできます。すのこをDIYする時は、ビスで留めると強度が上がりますが、harunaさんは簡単に手に入る釘を使って留めました。
今回の絵本棚のサイズなら釘でも十分に支えられるそうです。特にDIY初心者の人は、手に入りやすいもので作ってみると始めやすいですよ。
和室に合うように飾り付け。麻紐にビーズを通しています。
購入した布とカゴで小物入れ。シンプルなホワイトのワイヤーカゴに、クロスを挟み込むだけです。クロスは、リバーシブルデザインのタイプで、カゴに合うように1枚の布を半分にカットして作っています。
絵本を入れて出来上がり。背の小さな子供でも取り出しやすい大きさです。もう少しサイズを大きくしてDIYする時は、ホームセンターで取り扱っているようなサイズの大きいすのこがおすすめです。
harunaさんは、材料費1,000円以下で子供用の本棚を作りました。ニスを塗ったり、色をつけたりしても可愛いですよね。
すのこDIYした他のラック
harunaさんがすのこでDIYした作品は、他にもあります。最初に作ったのはスパイスラックです。キッチンで調味料をすぐ取り出せるように作ってみたそうです。
こちらも同じく簡単に手に入るすのこで制作しました。絵本棚と同じく角材にすのこを乗せて、作っています。扉を開けることなく、調味料やお茶などが取れるようになり、大変便利だそうです。
下の引き出しは、木の箱にアンティーク調の取手をつけました。左右非対称が気に入っているポイントです。
おうち時間を楽しめるご主人様用の居酒屋スポットです。おつまみメニューが黒板に書かれ、棚の中に入っています。フォトフレームを扉にすると中が見えるという、ご主人様のアドバイスで扉をつけたそうですが、イメージで材料を購入するので、上と下で扉の開く向きが異なってしまいました。
そのような失敗もDIYならではだというharunaさん。完璧な物を目指さず、気軽に作って失敗も笑い話にできるのがDIYのよさかもしれません。
おわりに
すのこDIYは、DIY初心者の人でも始めやすく、角材部分に乗せていけば2段の棚なら簡単に作れます。少し重い物を乗せたり、強度をあげたりしたい時はホームセンターのすのこを使ってみましょう。おうち時間にぜひ取り入れてください。