掃除を楽に！床置きをしないためのクローゼットのDIY

saoriさん（＠saori.612）

シンプルなインテリアが好評。賃貸で「ふたりで心地よく暮らす」ためのコツをSNSで発信。インスタグラム▶︎https://www.instagram.com/saori.612/

クローゼットをDIYして快適に！

クローゼットの収納を快適にしたいと思ったら、DIYをするのがおすすめです。自分の好みの棚や収納スペースを作りやすく、ホームセンターを利用すると準備も簡単に済みます。

今回は、クローゼットをDIYして使っているsaoriさんに、DIYしたきっかけや作り方のコツなどを教えてもらいました。賃貸でも参考になる方法なのでクローゼットのDIYの参考にしてください。

クローゼットの中に棚をDIYした理由

saoriさんはクローゼットの収納力をあげるために、以前は突っ張り棒と引き出しを使って服の収納をしていました。ただ引き出しが置いてあると、床を掃除する時にクローゼットから引き出しを出して掃除をする必要があり、手間だなと感じていたそうです。

もっと掃除がしやすく、スッキリとした印象のクローゼットにしたいと考え、saoriさんは床置きをしないための棚をDIYしました。

DIYの棚を置き、引き出しがなくなったことで、掃除がとっても楽に。朝の身支度でも、引き出しを開けて取り出すという動作がなくなったので、スムーズになりました。クローゼットの足元に何もないので、スッキリしていて気持ちがいいです。

saoriさんはクローゼットの中だけでなく、部屋にある物も床置きしないようにしています。床に物が多いと、部屋がごちゃごちゃした印象になりがちだそうです。スッキリとした印象の部屋にしたい人は、床に物を置かないようにするといいですね！

saoriさんのクローゼットの使い方は、白いボックスの中にsaoriさんとご主人様の靴下・インナーが入っていて、使いたい時にすぐ取り出せるようにしています。箱の横にはボトムスを畳んで収納。

クローゼットの奥には、吊り下げるタイプの収納ケースを使い、オフシーズンの服や靴下を収納しています。

クローゼットをDIYするときはホームセンターで簡単に！

クローゼット内の棚は、すのこの形をした板にビスで脚を4本つけています。大人が座っても壊れない強度があり、頑丈です。

saoriさんはクローゼットにぴったりのサイズが欲しかったので、ホームセンターで木材を購入し、希望のサイズに無料でカットしてもらいました。

材料を家まで運ぶためのトラックも無料で借り、組み立てに必要な工具はレンタルしました。工具のレンタル代は300円で、DIYにかかったお金は2,500円です。この金額なら市販の棚を探したり購入したりするより、よさそうです！

DIYをするときに基本となるのが、木材を垂直にカットすること。切断面が垂直ではないと組み立てる時にうまくいきません。自分で垂直に切るのはかなり難しいので、ホームセンターの木材をカットしてくれるサービスを利用するのがおすすめです。

購入後すぐカットしてもらえるように、事前にカットする長さなどを決めておくとスムーズです。棚の図面は、saoriさんが知人の手を借りながら作成し、ご主人様がカットした木材を組み立ててくれました。

DIYはハードルが高そうと思われがちですが、ホームセンターのサービスを使うと意外と簡単に作ることができます。収納スペースに合う棚がなかなか見つからない人はDIYしてみましょう。

家族の協力を得られる収納にする

saoriさんは収納方法を考えると、ご主人様に収納をまず試してもらい、感想を聞きながら調整をしています。saoriさんはスッキリした収納が好きで、ご主人様は使いやすい収納が好きなので、好みの違う2人が満足いく収納を目指しているそうです。

使いやすい収納が好きな人からすると、美しい収納は「使いたい物が隠れてしまい、どこに何があるかわからない」「ケースや引き出しへの出し入れが面倒」といわれることがあります。

saoriさんはご主人様が見つけやすいように、靴下などの使用頻度の高い物は箱に入れるだけの収納にして、隠さずにスッキリとまとめています。引き出し収納だった時は隠すことになってしまい、ご主人様が探すたびに引き出しの中がぐちゃぐちゃになることも。

隠す収納は、苦手な人にとって取り出すこともしまうこともだんだんわずらわしくなってしまいがちです。棚をDIYしてからは掛けるだけの収納になったので、2人とも快適だそうですよ！

おわりに

収納力をあげるために、クローゼットのDIYをすることが一般的ですが、スッキリと見せることや掃除のしやすさを考えてDIYをするのもおすすめです。床に置く物を減らすだけで、クローゼットや部屋の印象は変わります。DIYをするときはホームセンターのサービスが便利なので、ぜひチェックしてください。サービスを利用すれば、意外と簡単にDIYできますよ！