- 鈴木 阿由美
- ライター。埼玉在住。これまで関わった企画は旅行やライフスタイル、LGBTQなど。人の背景にある考え方や価値観を引き出すのが好き。毎日のようにジムで走っています。筋膜リリースにハマり中。
朝イライラしない!取り出しやすいクローゼット収納のコツ
収納スペースとして大活躍のクローゼット。便利な反面、物をいれすぎてごちゃごちゃしていることはありませんか?今回は、すっきりとした収納術の投稿で人気がある整理収納アドバイザーakaneさん(@a.organize)に使いやすいクローゼット収納のコツをお伺いしました。
- akaneさん(@a.organize)
- インテリアコーディネーターのセンスをいかした整理収納のコツをSNSで大公開。
インスタグラム▶https://www.instagram.com/a.organize/
クローゼット収納のポイント
クローゼットは、普段つかうものだけでなく、オフシーズンのものや使用頻度が少ないものも収納するため、つい物を詰め込みすぎたり、空間をうまく活用できなかったりしませんか?
そんなクローゼット収納のお悩みを解決するため、収納術のセンスがよく、インテリアコーディネーター・整理収納アドバイザーの資格を持つakaneさん(@a.organize)にクローゼット収納のコツを教えてもらいました。
クローゼットの正面にオンシーズンのもの
akaneさん(@a.organize)のクローゼット収納の1つ目のポイントは、オンシーズンの洋服の収納場所です。
クローゼットの中で1番使用頻度が高いのは、オンシーズンの洋服なので、akaneさん(@a.organize)は取り出しやすい正面のスペースに配置してます。色味が似ている物同士をまとめてかけることで、スッキリとした印象にも。
ご主人様とakaneさん(@a.organize)の洋服を1つのクローゼットに収納していて、左右にわけたときに右側にakaneさん(@a.organize)の洋服を、左側にご主人様の洋服をかけています。
オフシーズンのニットやコートなどは、丈の長いスカートやワンピース、コートなど丈ごとにわけて、取りにくい端のスペースに収納しています。
来客用の布団もクローゼットの中にあり、敷布団・掛け布団・毛布やタオルケットをわけて、棚の上に収納。同じ収納袋を使うことで統一感もあります。
ハンガーの下のチェストは、ご主人様用です。プライベート用と仕事用のトップスを収納しています。プライベートの服は、長袖と半袖をわけて手前と奥に収納し、季節ごとの入れ替えをしやすくしています。
仕事で着るトップスは、奥にしまうと温度調整したいときに取り出しにくく不便なので、長袖、半袖、インナーを横に三等分して収納しています。
靴下もクローゼット内にあり、オンシーズンの服の下のボックスに、仕事用とプライベート用と目的別に収納。目的別に収納することが、家族も取り出しやすいクローゼット収納のコツです。
このように服を収納すると、衣替えをするときに、服を掛ける位置や引き出しの中の手前と奥の位置を入れ替えるだけなので簡単に済みます。
スペースを有効活用して身支度に必要なものはすべてクローゼットに
akaneさん(@a.organize)のクローゼット収納の2つ目のポイントは、ご自宅のクローゼットは、ハンガーパイプがL字だったため、デッドスペースに棚を置き、収納力を増やしたことです。
あえて向かい合わせにすることで引き出しをあける邪魔になりません。棚はバックを収納するスペースになっています。身支度がこのクローゼットですべてで済み、効率よく支度ができます。
akaneさん(@a.organize)さんにお伺いしたところ、白い棚をいれたことで、ご主人様のプライベートのリュックもまとめて収納できて、より統一感のあるクローゼット内になったようです。
クローゼットを全開にするとやや後ろがみえますが、普段、全開にすることはないので特に問題はないとのことでした。
棚のバックはとくに収納ケースにいれず、並べてあります。その分、どこになにがあるかがわかりやすく、戻すのも簡単です。
収納を変えていくためには家族の協力も必要ですが、akaneさん(@a.organize)のクローゼット収納なら、家族も使いやすくなっていくので喜ばれそうです。
突っ張り棒にベルト類やハサミを収納
akaneさん(@a.organize)のクローゼット収納の3つ目のポイントは、クローゼット奥の壁と棚に間には、突っ張り棒をつけて、S字フックを使った収納スペースになっていることです。
ベルト、洋服ブラシ、粘着テープがついた衣類クリーナーなどがかけてあり、洋服のお手入れもここで完了します。
収納も省スペースで済みますし、使いたいときにすぐ取り出すことができます。akaneさん(@a.organize)の工夫は、クローゼットにハサミをおいていることです。
クローゼット内で意外と使う機会があり、ほつれた糸を切ったり、タグを切ったりとかなり便利だそうです。突っ張り棒にS字フックでかけるだけなので、簡単に真似できます。
S字フックや突っ張り棒は白に統一し、スプレーも白いボトルに詰め替えることで、収納グッズとの統一感もあります。
洋服は定期的に見直し
収納スペースをスッキリ見せるためには、収納グッズの色の統一だけでなく、適度な余白が重要です。akaneさん(@a.organize)のクローゼットも、服同士に少しずつ隙間があります。
akaneさん(@a.organize)は衣替えのタイミングで洋服の見直しを行っていて、定期的に見直しても45Lの袋1つ分は、リサイクルや処分をしているそうです。
おわりに
akaneさん(@a.organize)のクローゼット収納は、収納グッズの色を白に統一することでまとまりが生まれ、スッキリとした印象になっています。
家族が使いやすく、クローゼットでしたいことは全部ここでできるようになっていることで、身支度の効率がよくなりますね。
クローゼット収納に迷っている方はakaneさん(@a.organize)の収納術をぜひ取り入れてください。