- 佐藤 恵子
- 4匹の犬たちと、里山暮らしを楽しんでいます。趣味は一人旅、温泉、読書、お菓子作り、籠編みなど多岐に渡ります。自分の好奇心をエネルギーに、皆さんのお役に立てる記事をお届けしたいと思います。
意外と収納に困る?いつも使うカバンの収納の悩みをスッキリ解決
いつも使っているカバンは、帰宅後、テキトーに置きっぱなしという人も多いのではないでようか。生活感が出て嫌だなぁと思いつつも、どうしたら良いのか分からないあなたに、定位置を決めるヒントを紹介します。
いつも使うカバンを収納するための定位置を考える3つのヒント
家に帰ったあと、いつも持ち歩くカバンを、どの程度開きますか?ほぼ触ることが無いという人も少なくないのではないでしょうか?
自分の服装によって、カバンを使い分ける機会は多いですか?おしゃれする時以外、いつも使うカバンは決まっているという人が、ほとんどかもしれません。
いつも使うカバンの収納場所を決めるためのヒントは、3つあります。
- 自分の動線で考える
- 帰宅後のカバンの使用頻度で考える
- 自分の生活環境で考える
それぞれを詳しく説明しましょう。
自分の動線で考える
帰宅後の、自分の動線を考えてみましょう。
例えば、玄関に句クロークがあって、いったんカバンを下に置き、コートを脱いでかけたり、帽子を外したりしていませんか?それなら、カバンも一緒にクロークに収納できるよう、場所を確保するというのも一つの方法です。
ぶら下げることができるカバンであれば、ドアの後ろ側にフックを取り付けても良いでしょう。
ぶら下げることで、持ち手が傷んでしまったり、重たいカバンだったりするなら、収納用の棚を作ったり、専用の籠などで定位置を決めたりするのがおすすめです。
また、キッチンやリビングに直行するという人も多いでしょう。その場合は、キッチンやリビングに、いつも使っているカバンを収納する場所を確保しましょう。
対面式のキッチンであれば、ダイニングとの通路になる壁やキッチンカウンターに、カバンを下げられるスペースはありませんか?あれば、迷わずフックを取り付けて、カバンを収納する定位置に決めてください。
対面式ではないキッチンや、スペースの確保が難しいこともあるでしょう。そもそも下げられないカバンという場合もあるかもしれません。
パントリーやキッチン収納棚の一つに、カバンスペースを設けることができれば、そこを収納場所とすると、スッキリ片付きます。スペースの確保ができないというのであれば、違う場所にカバンを収納する方法を探しましょう。
スマホやお財布が入っているから、いつも使うカバンの収納は、リビングが安心という人も多いのではないでしょうか。でも、リビングにはカバンを収納する場所なんてないから、いつもソファーの上に置きっぱなしという人も、少なくないはずです。
そのまま放置だから、なんとなく生活感が出てしまって、モヤモヤしているのではないですか?リビングのインテリアに合う籠などを用意して、そこをいつも使うカバンの収納場所に決めてみませんか?
書斎やデスクがあれば、その近くに置ける場所を確保しておけば、何かとスムーズです。
自分の動線を確認し、自分が最初にカバンを手から離すのはどこなのか。まずは、そこからチェックしてみましょう。
帰宅後のカバンの使用頻度で考える
帰宅後のカバンを、頻繁に開けるという人は、自分の手元にカバンを置きたいですよね。
手帳を使ったり、スマホをチェックしたり、家計簿のためにレシートを取り出したりなど、カバンを開ける機会が多いなら、次のような手順でいつものカバンの収納場所を考えてみてください。
そのカバンを開ける場所は、主にどこですか?リビングが多いなら、カバンはリビングへ。キッチンや自分の部屋、ワークスペースなどであれば、その近くにカバンを収納する定位置を作りましょう。
フックを取り付けて下げて収納すれば、邪魔にもなりませんし、スペースの確保も簡単です。それが出来ないカバンであれば、籠やおしゃれな箱などを設置して、カバンの収納場所を決めてください。
自分の生活環境で考える
会社に出かけるのが主な日常というほかに、子供を幼稚園や保育園に送迎したり、職種によっては荷物が多くて大きなカバンが必要だったりすることもあるでしょう。
いちいち片づけたり出したりするのは面倒だという人は、玄関に収納場所を決めてしまうという方法もあります。
その場合、決して雑然としないよう、気を付けるのが大切なポイントです。
例えば、雰囲気の良い椅子を玄関において、そこをいつものカバンの収納定位置にしてはどうでしょうか?昭和な小学校の木の椅子だったり、手作り風の細い丸太を組み合わせたような椅子だったり…。
モダンな玄関であれば、家具デザイナーが作ったような椅子や棚を置いても素敵です。雰囲気を壊さないようなアイテムを探して、玄関に設置し、カバンの持つ生活感を和らげるのが大切です。
大きなバックをいつも使っているという人は、貴重品などをバックインバックの形で持ち歩いている人も多いでしょう。貴重品が心配であれば、それだけを取り出して、リビングやキッチンなどに収納すると良いでしょう。
いつも使うカバンを収納する場所がない時の方法
部屋や家が狭くて、カバンの収納場所なんて、わざわざ作れないという人もいるかもしれません。素敵なカバンなら、見せる収納も考えてみましょう。
とにかくどこかに、いつも使っているカバンを収納したいという人は、家の中のデッドスペースを探してみましょう。
例えば、押入れの上部とか、洋箪笥の下とか、空いているスペースはありませんか?
押入れの上部にスペースがあれば、突っ張り棒でカバンを乗せる場所を作ってみてはいかがでようか?
洋服を下げた下に、カバンを置けるくらいの隙間があるなら、そこはカバンの定位置候補です。洋服を下げるスペースに、元々空きがあるなら、バスタオルでカバンの置き場所を作ることもできます。
バスタオルは、両端を繋いで輪にするだけです。ただし、箪笥のハンバー用ポールに、先にバスタオルをかけた状態で輪にしてください。
その輪に、カバンを入れるだけで、丈夫なカバンの収納場所になります。
階段があれば、階段の手すりを利用したり、廊下があれば突っ張り棒で棚を作ったり、思う以上に、いつものカバンを収納できる場所が見つかるはずです。
おわりに
いつも使うカバンの収納場所、なんとなく思い浮かんだでしょうか?浮かんだという人は、直ぐ実行してみましょう。思い浮かばなかったという人は、もう一度家の中を確認してみてください。きっち、しっくりとした収納場所が、見つかるはずです。