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家事
津久井 玲子

リネン庫収納のポイントとは?有効活用のコツをご紹介!

リネン庫収納は、洗面所や脱衣所の限られたスペースを有効活用するのに重宝します。しかし置きたい物が一杯で、「なかなかスッキリとはいかない」と、悩むことも多いのではないでしょうか?リネン庫収納のコツとは何なのかご紹介します。

リネン庫とは?細長いスペースを有効活用する!

リネン庫とはいったい何のことか、ピンと来ない方も多いかもしれません。リネン庫とは、主にマンションやホテルの洗面所や脱衣所などにみられる、細長い収納スペースを指します。

 

限られた収納スペースながらも、タオルをはじめ水回りの小物を置くスペースとして優秀です。そのためマンションなどではよくみますが、戸建ての場合には設置されていないことも多く、ご存じない方も多いかもしれません。

 

しかし、リネン庫があるならぜひとも有効活用したいものです。洗面所や脱衣所は、タオルや洗面所で使う細かいアイテム類のほかに、洗濯物や洗剤などの雑貨類を置くことも多く、収納スペースはいくらあっても困ることはありません。リネン庫活用のコツをご紹介します。

 

 

リネン庫とはどのような収納スペース?

リネン庫とは、本来お風呂上がりの体をふくためのタオル置き場として設置されたスペースです。今では単なるタオル置き場としてではなく、下着類やパジャマなどの着替え類や、ハンカチなどの小物類の収納場所としても活用されるようになりました。

 

ではその存在価値が高まっているリネン庫とは、一体どのような収納スペースなのでしょうか?メリットなどを整理してご紹介します。

 

リネン庫収納のメリット

 

リネン庫収納のメリットとは、洗面所や脱衣所で使うアイテムの収納場所に余裕ができる点です。リネン庫を設置しておくことで、後から収納棚などの家具を置く必要はありません。

 

後から家具を入れるのと異なり、先に必要なスペースを確保できている点もリネン庫の強みです。余計な出っ張りもなく、スッキリとした使いやすい空間にすることができます。

 

リネン庫収納は設置場所も大切

 

リネン庫を横方向に長い構造の洗面所に設置する場合は、洗面台横に設置して扉を付け、壁と一体感を持たせスッキリみせましょう。縦方向に長い洗面所の場合は、リネン庫は洗面台に対する壁に設置し、あえて見せる収納にすることで、鏡に中が映っても気になりません。

 

空間に余裕のない洗面所の場合は、洗濯機の上の空きスペースにリネン庫を設置すれば、窓は小さくなるものの収納スペースを確保できます。

 

また洗面所の広さにあわせて、リネン庫付きの洗面台の設置もおすすめです。洗濯機との間にスペースができてしまったときは、別の収納を設置することもできます。

 

これから家を建てるという場合や改装予定というときには、近頃人気の家事室やファミリークローゼットの間に設置するのもおすすめです。洗面所がスッキリするだけでなく、着替えを個室に取りに行く手間が省けるなど、作業の効率化も見込めます。

 

 

リネン庫収納をスッキリみせるコツとは?

リネン庫があるならば早速収納してみましょう。見た目にも心地よさを感じるリネン庫収納のコツとは何なのか、ご紹介していきます。

 

色を白に統一する

 

リネン庫収納において、置き場所を最も割かれるアイテムとは何でしょうか?通常はタオルです。洗面所という場所柄を考えても、清潔感のある白という色で整えれば、見た目にも心地よくまとまります。洗面所で使うアイテム類を、すべて白で統一してもよいでしょう。

 

また、シャンプーやリンスなどの入れ物として使うボトル類や、リネン庫収納に用いるボックスやケース類も、すべて白でまとめることで清潔感とともに統一感も生まれます。

 

一方で、「白は確かに清潔感があるけれど何か物足らない」という場合には、刺し色として別の色を足してみるのもおすすめです。パステルカラーでくどくならないようにしてみたり、濃いめの色でワンポイントにしたりすると、個性のある目を引く収納になります。

 

収納は間隔を空けて

 

洗面所や脱衣所といえば湿度の高い場所のため、リネン庫収納も含めた湿気対策が大切です。ではリネン庫収納でどう対策したら良いかというと、とにかくあれもこれもと詰め込みすぎないことが大切といえます。使う頻度の高い物だけを収納し、通気性のよい状態を保つようにしましょう。

 

タオルはたたみ方を工夫する

 

リネン庫収納に向いたタオルのたたみ方とは、スペースにあわせてたたむ形を変えることです。リネン庫収納といえばはずせないアイテムであるタオルも、たたみ方を工夫することで収まりがよくなります。

 

例えば、奥行きは十分なのに幅はイマイチ足らないというリネン庫にタオルを収納するときは、幅を1/3になるよう三つ折りにしてから、さらに1/3の長さに折るとよいでしょう。リネン庫によってはタオルを2列にして入れることもできるため、効率よく収めることができます。

 

 

リネン庫収納は収納アイテムを厳選する

リネン庫収納で入れておきたいアイテムには、掃除道具なども含まれます。リネン庫はちょうど手の届く位置にありますが、それほど収納力が高いわけではありません。リネン庫収納する物は必要最低限に抑えることが、使い勝手をよくするコツです。

 

そのため洗剤などの掃除道具を置くときは、使う物だけを厳選して収納することで、必要な物はすぐに使える状態を維持することができます。掃除道具に限らず洗面所で使う小物類も、選別して置くようにしましょう。

 

 

リネン庫収納にケースやカゴを取り入れる

リネン庫収納では普段使いするものを収納しておく以外にも、洗濯物のように一時的に物を保管するために使うこともあります。それぞれを上手に小分けにして収納するなら、ケースやカゴを取り入れましょう。おすすめの収納術をご紹介します。

 

同じ収納ボックスで引き出し調に

 

同じ収納ボックスをリネン庫に差し込んで収納すると、引き出し風のまとまった見た目になります。使う収納ボックスによって、中身を見せたくない場合と見えた方がよい場合とで使い分けるとよいでしょう。

 

カゴを並べて落ち着いた雰囲気に

 

リネン庫収納で気になる湿気対策には、カゴを使った収納もおすすめです。カゴは通気性がよいため、プラスチック製のケースなどと違って湿気がこもりにくい特徴があります。カゴのほかに、同じ性質をもった木箱を使うのもよいでしょう。

 

洗濯物は紙袋で分別がおすすめ

 

脱衣所にあるリネン庫は、洗濯物の一時保管場所としても使い勝手がよい場所です。服を脱いだら、リネン庫に設置したケースに入れるだけですみます。分別できるようにケースをいくつか用意しておけば、洗濯物をそのまま洗濯機に入れることもできて便利です。

 

そんな洗濯物用のケースにおすすめな物とは、さまざまなサイズがそろっている紙袋です。収納ケースよりもサイズが豊富なことから、使い勝手は上といえます。高さのある袋なら収納力も申し分ありません。

 

さらに洗濯物は汚れ物のため、入れるケースも汚れやすいです。紙袋ならば汚れてきた袋は捨てて、新しい袋を出してくるだけですみます。ランドリーボックスの代わりにもなるので、場所を取らない点もメリットです。

 

おわりに

リネン庫収納とは、コンパクトにしてスペースの有効活用ができる優秀な収納方法です。ただしリネン庫を最大限に活用するためには、収納するアイテムの量を見極めて、使いやすさとみやすさを両立させた収納が望ましいといえます。限られたスペースを上手に使って、快適な収納を楽しんでください!