- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
もやしの大量消費方法は?冷凍保存も上手に活用!
もやしといえば調理法が多くて安い、主婦の味方の代表格といえる野菜です。それだけに特売でついつい買いすぎてしまうことも多いのではないでしょうか?買いすぎてしまったもやしの大量消費はどうしたらよいのかご紹介します。
もやしの大量消費方法!調理と保存も兼ねた一手間もご紹介!
もやしは炒め物やスープ、和え物など、さまざまな料理法で活躍する万能野菜です。価格も安く特売されることも多いため、ついつい買い込んでしまうことも多いことでしょう。
それだけに買い込んでしまったもやしを使いきれずに捨ててしまったことはありませんか?もやしは上手に調理すれば、大量消費することも簡単です。さらに冷凍することで、調理と保存の両方をまとめてこなすこともできます。
大量に購入してしまったもやしの大量消費方法や、冷凍を上手に調理に取り入れる方法もご紹介します。
もやしってどんな野菜?
もやしは安くて量もたっぷり入った、家計に優しい野菜です。しかし、もやしがどのような野菜かまで考えて使っている方は少ないのではないでしょうか?まずはもやしという野菜についてみてみましょう。
もやしに含まれる栄養
もやしは単なるかさ増し野菜ではありません。もやしに含まれる栄養素は、食物繊維やカリウム、ビタミンC、葉酸など多種多様です。
食物繊維は水溶性、不溶性ともに含まれ、整腸作用や腸内環境の改善による生活習慣病の予防や改善にも効果があるといわれています。カリウムは余分なナトリウムを排出することで体内の水分量を調節し、血圧の安定やむくみの改善に効果があるといわれるミネラルです。
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け抗酸化作用もあり、美容に効果的なビタミンといわれています。葉酸はDNAの合成に関与し、胎児の正常な発育や新陳代謝に欠かせないといわれている重要なビタミンです。
もやしには健康に欠かせない栄養が豊富に含まれていることがわかります。
もやしの種類
もやしは主に3種類売られています。大豆を発芽させた大豆もやしは、先端の芽の部分に大きな豆が付いているのが特徴です。ほかのもやしと比べてカリウムや食物繊維が豊富で、韓国料理で好まれて使われます。
緑豆(りょくとう)もやしは中国原産の緑豆を使ったもやしで、最も一般的なもやしです。茎は白くて太く、みずみずしくて味にクセがありません。どんな料理にもよくあうもやしです。
ブラックマッペ(黒豆もやし)は黒豆であるブラックマッペのもやしで、黒豆ならではの甘みと、やや細い見た目をしています。
もやしを大量消費で食べつくすおすすめのレシピ
もやしはさまざまな料理に合うため、工夫次第で大量消費が可能な野菜です。買ってきたその日のうちに大量消費するのにおすすめの調理法を集めてみました。
炒め物
もやしを肉や野菜といったほかの具材と炒めれば、それだけで簡単に主菜も副菜も作れます。もやしだけをシンプルに炒めた後に卵などでとじたり、あんを掛ければ、もやしのシャキシャキの食感を活かしつつ、おいしい料理のできあがりです。
スパイスを上手に使ってカレー風味やピリ辛風味などにすれば、食欲もそそる一品ができます。どんぶり物にもしやすいので、もやしの大量消費にぴったりの調理法です。
サラダ
サッと茹でたりレンジで加熱したもやしを、梅ペーストやポン酢などの和風の味付けでサラダにしてもおいしいです。塩麹を使うと味に深みが出るので、さっぱりと食べたいときによいでしょう。
もちろん洋風の味付けにもあうので、主菜にあわせて味付けを決められるのももやしならではの利点です。
揚げ物
「もやしで揚げ物?」と思うかもしれませんが、春巻きの具にしてもおいしくいただけます。もやしをたっぷりと入れた炒め物を具にして包んで揚げるだけで大量消費できる、簡単なお惣菜です。揚げる前の状態で冷凍保存しておけば、副菜として重宝します。
汁物
もやしは煮てもおいしい野菜です。そのためスープや味噌汁の具はもちろんのこと、鍋物などの汁物にしてもよいでしょう。スープは和風はもちろん、中華風や洋風などどのような味付けにもあいます。スパイスを足したり、ダシのきいたスープで肉団子などと煮込んでもおいしいです。
具だくさんのスープももやしの大量消費にはぴったりですが、鍋物も忘れられません。鍋物は単にもやしを大量消費できるだけでなく、さまざまな具材の味がお互いを引き立てあうため、ほかの野菜もたっぷり食べられます。もやしの大量消費も兼ねてぜひ作ってみてはいかがでしょうか?
調理してから長く楽しむ!保存に向くレシピ
もやしを大量消費するためにいろいろと作っても、残ってしまっても困ります。そういうときは残ったものを翌日アレンジして出せばいいですが、せっかくならば保存がきく料理でも大量消費したいものです。作り置きがきくもやしレシピを集めてみました。
ナムルや和え物
もやしの定番料理のナムルや和え物も、大量消費にぴったりのレシピです。副菜やおつまみとしても使えるので、たっぷりと作り置きしておきましょう。
組みあわせる野菜や具材でさまざまな味を出せるだけでなく味付けの仕方も豊富なので、飽きのこない大量消費にぴったりのレシピです。
作り方も簡単で、さっと茹でたり電子レンジで加熱したもやしを、具材と和えて味付けするだけなので、時短レシピとしても使えます。
おいしさを長持ちさせるために、加熱したもやしの水分はしっかりと絞っておきましょう。
ピクルス
加熱したもやしを酢に漬け込めば、簡単にピクルスを作ることもできます。カレー粉を加えてスパイシーに仕上げてもおいしいです。半日以上漬け込んでからがおいしいので、大量消費も兼ねてたっぷり作るとよいでしょう。
漬け込むビンは煮沸消毒を忘れないようにしてください。
冷凍も上手に活用しよう!
もやしのレシピの中には、大量に作った後に冷凍保存できるものもあります。いつでも使えるようにたっぷりと作っておくとよいでしょう。
さらにもやしは冷凍保存することで味しみがよくなります。1日で使い切れなくても、翌日使う分は下ごしらえとして冷凍しておくのもおすすめです。
おわりに
もやしは単なるかさ増しとしてだけでなく、もやし自体を美味しく楽しめるレシピがたくさんあります。安くて美味しいもやしを賢く取り入れて、お財布にも優しい食卓を楽しんでください!