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ガーデニング
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Pacoma編集部

野菜づくりの敵「ナメクジ」は生態を知って駆除しよう

野菜作りやガーデニングをしていると、ナメクジの被害に悩まされることがありますが、ナメクジを駆除するには、確実性が求められます。ナメクジの生態や被害の特徴、作物や自然環境に負担をかけずにナメクジを駆除できる駆除剤を紹介します。

野菜づくりやガーデニングをしている方で、「ナメクジ」に悩まされたことがある、という方は多いのではないでしょうか?

ナメクジは、体が大きく動きがゆっくりしているため、見つけた時に駆除することも不可能ではありません。しかし、繁殖力が強いことから、1匹1匹駆除するのは難しいものです。

もし、駆除できなかったナメクジが付着した野菜が食卓にあがったら、トラブルになりかねません。菜園や食物の生産現場での害虫駆除には確実性が求められます。

そこで、野菜づくりに携わっている人に提案したいのが、ナメクジの生態を考慮した駆除です。ナメクジによる野菜被害の特徴はどういうものなのか、そして、どうすれば効果的に駆除できるのか、分かりやすく紹介します。

ナメクジによる野菜被害の特徴

駆除方法を紹介する前に、野菜栽培におけるナメクジ被害の特徴を解説します。ナメクジ被害の深刻さを知れば、根絶を目指す駆除の必要性を理解できるはずです。

野菜や花、果物は、ナメクジの好物です。新芽や花びらといった植物の「柔らかい」部分を好んで食べるため、晩春から梅雨にかけての時期にナメクジが大量発生すると、新芽がやられて野菜が育たなかったり、花が咲かなかったり、という事態になるでしょう。

また、カリフラワーやキャベツなどは、野菜の中に入りやすく、内部まで食い荒らされることがあります。せっかく育てた野菜が食べられたら、悲しい気持ちになりますよね。

ナメクジの食欲は旺盛なので、実りの季節に大量発生すると大きな被害になりかねません。ナメクジを見付けた時はもちろん、ナメクジが這ったぬめぬめとした白い跡を見付けた場合は、周辺にナメクジがいる、ということなので、注意が必要です。

ナメクジの生態と特徴について

大量発生すると野菜や花、果物に深刻な被害をもたらすナメクジ。その生態と特徴について解説します。

ナメクジの生態とは

ナメクジは「雌雄同体」という生物に分類される生物です。「雌雄同体」とは、1匹がオスでもメスでもあるという意味であり、ナメクジが2匹いれば、2匹がそれぞれ精子を交換して、卵を産み、繁殖していきます。

これは、ナメクジの移動距離が短いためといわれていますが、オスとメスが別々という生物に比べて、ナメクジの繁殖力は強いといえるでしょう。また、ナメクジの生殖器は青白い色をしていて、交尾をしている様子は「神秘的」な美しさがあるとされています。

ナメクジの寿命は2、3年ほど。冬は活動せずに目立たない場所にとどまりますが、春になると動き始め、春から初冬にかけて、石の裏や植木鉢の裏など、暗くて湿気のある場所に卵を産み付けます。

ナメクジは夜行性であり昼間は石の下などに隠れているため、見つけることが難しく、発見が遅れることがあります。梅雨の季節になってナメクジに気づいたころには菜園がかなり食害されているかもしれません。

ナメクジ の卵を見つけた時の対策とは?

ナメクジはとにかくジメジメとした多湿な環境が大好き。濡れた土の中や落葉に潜んでいることが多く、そういった場所にナメクジは卵も産みつけるのです。卵の直径1〜2mm程度で白い透明なまん丸の形がナメクジの卵となります。

ナメクジの卵は一箇所に1つ産みつけるのではなく、一箇所に数十個まとめて産みつけます。その透明な変わった姿をした卵は目立った卵の集合体なので、すぐにナメクジの卵と判断できるでしょう。

目立った姿をしたナメクジの卵ですが、見つけることは容易ではありません。人目のつかない場所に卵を産みつけるので、よく観察しない限り見つけるのは難しいでしょう。

ナメクジの卵は見つけ次第すぐに摘除します。直接触れずに、スコップやホウキを使って、ゴミ袋に捨て、しっかりと封をすることです。

ナメクジは湿った枯れ葉の下などに、卵を産みつけたり生息しているので、こまめな掃除をすると被害のリスクは減るでしょう。特に雨が多く降る梅雨の時期は、水分や湿気が溜まりそうな落ち葉やゴミ溜まりは作らないよう掃除することが大事です。

ナメクジを台所で見つけたときの対応策は?

ナメクジは庭先や畑などの屋外だけではなく、屋内にも出現することがあります。特に台所などの水回りは要注意。ナメクジが最も出現しやすい場所が台所となります。

台所にどうやって侵入したのか疑問に思うことでしょう。直ぐに思いつくことは、外から持ち込んだ野菜や草花に付いていて、気づかないうちに侵入していたことではないでしょうか。しかしナメクジはそれだけではなく、別の方法から侵入する恐れがあります。

まず、外から持ち込んだ野菜には、ナメクジの親だけではなく、卵の場合もあるということ。他には窓からの侵入や台所などの排水溝を伝って室内に侵入するケースがあります。小さな動物なので、気づかないうちに侵入していることは多々あるでしょう。

ナメクジを台所などの屋内で見つけた際は、殺虫剤スプレーなどでまずは駆除を試みます。それ以外にも食器用洗剤なども効果はあります。残骸を駆除する際は手に触れずに、またその跡もアルコール除菌をしてください。

 ナメクジの生態を研究して開発した駆除剤「MICナメクジ退治」

ナメクジの駆除には、熱湯や塩をかける方法や、夜間にナメクジを探して、割りばしで1匹1匹捕まえる方法などがあります。

こうした駆除方法は、家のベランダや物置の日陰といった「局所」では有効な方法ですが、菜園や農園、畑といった広大な場所では、野菜や花などの作物がナメクジの「隠れ場所」にもなるため、すべてのナメクジを見つけることは不可能です。

しかし、畑で栽培した野菜や果物は、自分たちで食べるだけでなく、他人に分けたり販売したりします。もし、ナメクジが付着した野菜が他人の手に渡ったり流通したりしてしまったら、重大な問題にもなりかねません。そのため、菜園や畑などでの駆除は、効率良く、確実に行う必要があります。

そこでおすすめしたいのが、「MICナメクジ退治」というナメクジ専用の植物周りでも使える殺虫剤です。

粒を食べさせて簡単駆除できる「食毒」タイプ

株式会社エムシー緑化(本社・東京都)の「MICナメクジ退治」には、ナメクジを餓死させる粒が入っており、その粒をナメクジに食べさせて駆除する「食毒」タイプの駆除剤です。

粒の効果は、駆除の「効率性」と「確実性」の両方に特化しており、ナメクジ自らがその粒を食べて、数日後に土の中や植木鉢の下などに戻って死ぬので、死んだ後の残骸やその後始末の掃除をする手間がいらない優れたナメクジ駆除剤となります。

粒を食べることによってナメクジは死ぬので、直接ナメクジ に人の手が触れることがなく、安全に清潔に作業が行える駆除剤といえるのです。

有効成分「燐酸第二鉄」の働きとは

「MICナメクジ退治」の有効成分は「燐酸第二鉄」です。「燐酸第二鉄」とは自然界に広く存在する天然成分であり、土壌の微生物によって燐酸と鉄に分解されて土に還るので、残留を心配する必要がありません。したがって、これを使っても「有機農作物」と認められます。

「MICナメクジ退治」は、白い粒状の駆除剤であり、その使用方法は、植物の根元付近の土壌表面に撒くだけと簡単です。「MICナメクジ退治」を食べたナメクジは、生理反応が変化して食欲が減退。食物を摂取しなくなるので、数日で餓死します。

食べてすぐ、その場で死ぬのではなく、巣に戻ってから餓死するため、ナメクジの死骸を見なくて済むのも、「MICナメクジ退治」の商品の良さといえるでしょう。

特殊加工で雨にも乾燥にも強い

害虫駆除剤のなかには、水分の吸収と乾燥によって性状が変化してしまうものがありますが、「MICナメクジ退治」は、パスタと同じように水分を含んでも形状や効果が変わらないような特殊加工を施しています。

したがって、湿度が高い梅雨の時期や水気のある植物の根元付近に撒いても性状が変化せず、高い効果が持続します。

「MICナメクジ退治」が効く虫と場所

「MICナメクジ退治」は、ナメクジだけでなくカタツムリ類を駆除するのにも有効です。

温室やビニールハウス、圃場、花壇、家庭菜園場などの土の上に散布して使用する駆除剤、「MICナメクジ退治」を撒くタイミングは、ナメクジを発見した時はもちろん、ナメクジの被害が発生した時やナメクジが這った後を発見した時。

もし広い菜園場の一部だけにカタツムリが発生したら、その駆除したい場所だけに散布するといいでしょう。

駆除剤を散布して駆除をした後の土壌は、微生物によって燐酸と鉄に分解され土に還ることによって土壌を汚染しないので、予防的に「MICナメクジ退治」を散布することも有効です。

注意として「MICナメクジ退治」を使用する際には、野菜や花に直接かけないようにしてください。

ナメクジ駆除の方法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。

なぜ塩をかけるのか【ナメクジ駆除】正しい方法とは

「MICナメクジ退治」の正しい使い方

「MICナメクジ退治」の使い方はとてもシンプルで簡単。駆除剤をナメクジが発生して欲しくない場所もしくは、ナメクジがすでに発生した場所に撒きます。

駆除剤をナメクジの被害にあって欲しくない大事な草花や野菜の苗や株周りにパラパラと撒きましょう。撒く量は1㎡あたり1〜5gほどで、1摘みで十分です。

1年を通してナメクジは発生するので、定期的な散布も試みるとよいでしょう。特にナメクジが多く発生する梅雨の時期は、駆除剤を散布すると効果を大きく得られます。

また、ナメクジは夜行性であるので、撒く際は太陽が沈むころの夕方に撒くとよいです。白い粒が全て食べられてなくなった場合は、もう一度散布して、予防や駆除を行いましょう。

まとめ~効率性も確実性も必要

ナメクジは、生きる力が強く、目立たない場所に生息している生物であるため、すべてを確実に駆除することは簡単ではありません。

しかし、ナメクジの生態を研究したうえで開発された「MICナメクジ退治」を使えば、不快な思いをせず、確実に駆除することができます。

作物や自然環境に負担をかけない天然成分「燐酸第二鉄」を使った駆除剤「MICナメクジ退治」で、ナメクジ駆除をしてみてはいかがでしょうか。

 

【PR】提供元:株式会社エムシー緑化