- 津久井 玲子
- 自分が仕事の中で勉強したことを、わかりやすさ、伝わりやすさに気をつけて書いています。読んでくださった方にとっても、読んでよかった、勉強になったと思える記事を目指しています。
使いやすい調味料の収納術!調味料ごとに適した保存方法も紹介
調味料は料理には欠かせないものですが、数が多くて収納に困るアイテムのひとつでもあります。そんな調味料を上手に収納する方法はいくつもあるのです。調味料の収納アイデアから調味料ごとに適した保存場所までご紹介します。
調味料の上手な収納術とは?調味料の保存方法もチェック!
調味料は種類が多くてこまごましているものもあるため、収納に困ることも多いアイテムです。そんな調味料をすっきり収納して、使い勝手もよくできるアイデアはないものでしょうか?
調味料の収納には隠す収納やみせる収納のほか、調味料の特性にあわせて収納する場所も選ぶ必要があるため工夫が必要です。調味料を場所別に使い勝手よく収納する方法のほか、調味料にあった収納場所までご紹介します。
調味料の収納方法:引き出し
引き出し収納は隠す収納の1つです。キッチンに多く備え付けられている引き出しに収納することは、工夫次第で調理の時短にもつながります。
調味料と一緒に計量道具も一緒に置くと、作業をよりスムーズにすることもできるので試してみてください。
引き出しに調味料を収納する時の基本は、上から見たときにどんな調味料かすぐ分かるようにしておくことです。容器の高さをそろえたり、同じ容器に移し替えて統一感を出したりしても、オシャレに収納できます。
調味料を引き出しに収納するときは、上から見て中の調味料が何かすぐわかることが大切です。そのため目に付きやすい上面にラベルを貼っておきましょう。
また、用途ごとにファイルボックスなどを使ってわけて入れておくと、整理や掃除のときにも楽にすませることができます。
引き出しに調味料を収納する順番は、使う頻度が高い物から手前に、横に並べてしまうとよいでしょう。引き出しを無理に引き出さなくても楽に取り出せて便利です。
砂糖や塩のように長期保存が可能で頻繁に使う調味料は、大きな容器を使って収納すると詰め替えの手間も減らすことができます。
調味料が切れたとき用にストックを買いすぎる、もしくは買い忘れることが多いという方は、調味料ごとに同じ引き出しに収納するのもおすすめです。
ファイルボックスなどを上手に活用して、手前に使用中の調味料を、奥にストック品を入れて置くようにすれば、一目でストックの有無がわかります。
調味料の収納方法:冷蔵庫
冷蔵庫に調味料を収納するときは、大きめの瓶の中に調味料のボトルを立てて、収納ケース代わりに利用するとよいでしょう。安定性の悪いケチャップやマヨネーズなども倒れることなく収納できます。
野菜庫は深さがあることから、麺つゆなどの調味料も一緒に立てて収納する方法もおすすめです。
冷蔵庫の中にコンパクトに調味料をしまうときは、冷蔵庫の奥行きをいかせる細長いトレーを使います。上段の高い位置に収納するときは、取っ手付きの容器を選ぶと楽に出し入れできるのでおすすめです。
このときも中の物がわかるよう、手前にラベルを貼っておくとよいでしょう。
お弁当についてくるソースや、納豆についてくるカラシなど、ちょっとした調味料をストックしておきたいときには、目につきやすいドアポケットに専用のケースを設置します。
ポイントはケースに入りきるだけストックすることです。ケースでストックする量の上限を決めれば、物があふれるのを防ぐことができます。
袋入りやチューブ入りの調味料は、ドアポケットにピンチハンガーでとめるという方法もおすすめです。場所も取らず、開けたらすぐ目に入ることから探す手間もはぶけます。
袋の分のスペースがあくため、他の物を収納するスペースを多くすることができる利点もあるのです。
調味料の収納方法:見せる収納
近年は様々なデザインのラックが売られています。サイズもそろっているので、これらを使って、みせる収納にこだわるのもおすすめです。
木製の調味料ラックを使って、それぞれの段ごとに同じサイズやデザインの容器をそろえることで、全体の統一感を生みだすことができます。調味料ラックも、棚になっているものや卓上タイプなど様々なものが売られているので、キッチンのスペースにあわせて選ぶとよいでしょう。
このほかにも棚を取り付ける方法もあります。場所にあわせてDIYすれば、スッキリおしゃれに収納することも可能です。最近はホームセンターなどに、DIY用のさまざまなパーツもそろっているので、低コストで使い勝手の良い棚を作ることができます。
棚を作らずともスパイスを置くスペースがあるならば、容器にこだわって置くようにしましょう。陶器製の物や統一感を持たせた容器に移し替えるだけで、おしゃれにみせることができます。
砂糖など調味料ごとに適した保存方法
調味料によって適した収納場所は異なります。基本の調味料である砂糖・塩・酢は常温保存に向いていますが、醤油と味噌は発酵調味料のため冷蔵庫での保存が向いている調味料です。
油の保存方法
同様に油は一般的なものは常温保存が向きますが、バターは品質劣化を防ぐため冷蔵庫での保存に向いています。
液体や粉物の保存方法
ソース・ケチャップ・マヨネーズ・酒・ポン酢・小麦粉などの粉物も冷蔵庫での保存向きです。みりんもお酒の一種ですが、こちらは常温保存でも問題ありません。
砂糖や塩の保存方法
砂糖や塩を収納していて困ることは、凝固することです。砂糖は温度変化で凝固しやすく、塩は湿気で凝固しやすい性質を持っています。
そのためどちらも常温保存が向きますが、特に塩は湿気対策に調湿用の珪藻土ブロックなどを入れておくとよいでしょう。
おわりに
調味料のさまざまな収納方法をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?あなたも使い勝手の良さを重視して、さまざまな収納法を試してみてください。ぴったりの収納方法がきっと見つかるはずです!