あなたの家族にどっちが最適？洗濯機と乾燥機の選び方

家族の状況によるおすすめの乾燥機はこれ！

誰もがあったら便利かもと考える乾燥機ですが、安い買いものでは無いですし、電気代なども気になるところです。それでもあえて購入しようと考えたとき、単体の乾燥機がよいか、乾燥機能付き洗濯機がよいか、悩むことも多いかと思います。そこで、こんな家族にはこっちがおすすめですといった例を紹介します。

洗濯機と乾燥機を個別に購入したほうがよい場合の例

乾燥機能がついていても、使わない人が8割りというデータが、東京ガスからでています。洗濯だけの機能を持つ洗濯機を購入したほうが、価格も少し安くなります。乾燥機能付き洗濯機は、たとえ洗濯だけに使用したとしも、電気代は若干高くなります。

梅雨時期や冬場の厚物を乾かすなど、たまにしか使用しないなら、乾燥機は別に購入した方が良いでしょう。

また乾燥機付き洗濯機は、機能が複雑でボタンが沢山あり、使いこなせない人もいます。

洗濯物の量に対し、乾燥できる量が少ないのが実際のところなので、洗濯物を分けて乾燥機に入れ設定するなど、段取りが面倒なのが嫌だという人も、洗濯機と乾燥機は別に購入した方が楽かもしれません。

乾燥機能付き洗濯機を購入した方がよい場合の例

子育て真っ最中のご家族には、洗いから乾燥までお任せできる乾燥機能付き洗濯機はおすすめ家電の筆頭です。その分だけでも時短が出来れば、すこしゆとりも生まれるでしょう。

また子どもさんが学齢期の場合も、乾燥機能はあった方が便利です。部活で汚れたジャージを、明日また持って行かなければならない・週末持ち帰ったお昼寝用ブランケットを月曜日に持って行かなければいけにのに、乾かないといったことが日常茶飯事のはずです。

そんな時に自宅で乾燥までできるのは、ありがたいに違いありません。

仕事が忙しくて、洗濯をする時間も干す時間も殆どないという人も、乾燥機能付き洗濯機をおすすめします。ストレスの軽減に、一役かってくれるかもしれません。

乾燥機は必要ないのではと伝えたい例

すぐ近くにコインランドリーがありませんか？最近は、スーパーの駐車場の片隅にもコインランドリーを見かけるようになりました。乾燥する費用は少々高めでも、乾燥機を購入したり高い電気代を心配するよりは断然安いはずです。

外干しが好きだったり、洗濯をしたり外干しをする時間がある人、浴室乾燥機がある人は、乾燥機の類は必要ないのではないでしょうか。

洗濯機と乾燥機が別の場合と乾燥機能付き洗濯機のメリットとデメリット

乾燥機能付き洗濯機の性能も、今や乾燥機とほぼ変わらないほどのスペックになっています。あるととても便利な乾燥機ですが、メリットばかりではありません。デメリットも念頭において、購入を検討してください。

電気代を比較

メーカーや洗濯物の量によっても違いがありますので、あくまでも参考として紹介します。

乾燥機能がない全自動洗濯機の1回あたりの電気代：1.5円

乾燥機能付き全自動洗濯機で洗濯だけをした場合の1回あたりの電気代：1.8円

乾燥機能付き洗濯機で洗濯から乾燥までを行ったときの電気代：60円

この場合の乾燥機能付き洗濯機は、ドラム式を指します。縦置き式全自動洗濯機は、ヒーター式のため、電気代はもっとかかります。

乾燥機のメリット

・とにかく時短になる

・洗濯物がふんわり仕上がる（ドラム式の場合）

時短というメリットが、次に紹介するデメリットを凌駕するようであれば、乾燥機を購入するメリットがあると判断できます。

乾燥機のデメリット

・本体価格が高い

・電気代が高い

・毎回フィルターの掃除が必要

・週に1度は排水フィルターのメンテナンスが必要

・乾燥中の音が大きい

・室温が少し上がる

・洗濯物の最大量がそのまま乾燥できるわけではない

・毎回乾燥機を使用すると、服の痛みが早い

・稀に事故が発生する（ドラム式）

・乾燥したまま放置すると皺になることがある（縦置き式洗濯機）

・ドラム式洗濯機の場合、設置場所の確保が難しいことがある

洗濯機能付き乾燥機のシステムの違い

ドラム式の横型洗濯機と、縦置き式洗濯機のどちらにも、乾燥機能がついているものが多くなりました。それぞれ乾燥機能のシステムが違いますので、乾燥機能付き洗濯機の購入を検討されてる方は、参考にしてください。

ドラム式洗濯機の乾燥機能

ヒートポンプ式というシステムを採用しています。湿気を外に出し、空気中の熱をかき集め風として衣類にあてて乾かします。

ドラムを回転させ、洗濯物を宙に浮かせた状態で風を当てるため、洗濯物がふんわり仕上がります。また温度が低いので、衣類の傷みも少ないのが特徴です。

縦置き式洗濯機の乾燥機能

洗濯機の中に搭載されているヒーターで熱を発し、洗濯物を乾燥させます。温度が高く衣類を傷めてしまう・乾燥にムラがある・乾燥皺ができやすい・電気代が高いなどのデメリットがありますが、生乾きの洗濯物の仕上げに使うなら十分です。

また、高温ゆえにダニなどの殺菌効果も期待できます。

おわりに

乾燥機はあると断然便利な機能です。洗濯機を購入するとき、必ずといってよいほど迷うのではないでしょうか。でも、コストメリットを十分考慮し、購入の是非を検討してみることをおすすめします。買ったのに余り使っていないというご家庭が多いことも、参考にしていただければと思います。