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ダニ対策に!正しいシーツの洗濯術や洗濯の頻度や干し方も解説
毎日使うベッドシーツや布団カバーの洗濯方法をご紹介。寝ている間に汗を吸ったシーツは、放っておくとダニの温床になっています。頻繁に洗うのが大変なシーツですが、できれば一週間に一度の洗濯を心がけて、シーツを清潔に保ちましょう。
ダニは洗濯でいなくなるの?
洗濯でダニがいなくなってくれれば、こんな手軽なことはありません。果たして、ダニは洗濯でいなくなるのでしょうか?
シーツやカバーなどの、薄い生地の場合は、洗濯時にダニが逃げ込める場所がなくなるため、ほぼ洗い流すことができます。ダニの餌になる、人間のフケや垢なども一緒に取り除けるため、ダニ退治には有効な手段です。
しかし、洗濯する対象に厚みがあればあるほど、ダニが隠れていられる場所も多くなってしまいます。
例えば毛布や厚手のタオルケットなら、繊維の隙間で生き残るダニが必ずいるでしょう。ただ、アレルゲンとなるダニの死骸やフンは洗い流せるといわれています。
乾燥に乾燥機を利用して、高温の状態を30分以上キープできれば、生き残ったダニを死滅させることができます。
やっかいなのは布団です。布団のクリーニング業者に洗濯を依頼しても、全てのダニを退治することは困難だと言われています。アレルゲンとなるダニの死骸やフンは除去できても、生き残ったダニが繁殖し、再びアレルゲンも生成されてしまいます。
一般の家庭用洗濯機による洗濯で、ダニがいなくなるのは、シーツやカバー、パジャマ程度の厚みのものまでと思っておきましょう。
ダニは熱に弱いって本当?
ダニは熱に弱いと、聞いたことはありませんか?では、実際、どの程度の熱で、ダニはしめつするのでしょうか?
ダニは、おおよそ50度以上の高温になると死滅することが分かっています。
例えば、布団を天日干しにするときは、大きな黒いビニール袋で覆うことで、夏はダニ退治がある程度可能です。
布団乾燥機をある程度高温にしたり、ダニ退治コースを利用したりすることで、ダニを死滅させることができます。
また、60度以上になれば、ほぼ確実に死滅します。しかし、布団の中心部まで、その温度にする必要があり、これが日常的には、とっても困難と言わざるを得ません。
ダニが厄介なのは、その死骸までしっかり処理をしないと、アレルギーを発症する可能性があるという点です。
布団であれば、干した後、必ず掃除機で死骸やフンを排除するひと手間が大切です。シーツやカバー類は、出来るだけ小まめに洗濯することをおすすめします。
ダニの餌は、人の身体から落ちるフケや垢、埃などです。その餌が一番付着しやすいシーツやカバーを洗濯することで、餌を減らし、ダニの繁殖を防ぐことができます。
正しい洗濯方法を紹介しますので、参考にしてください。
シーツや布団カバーの洗濯方法
ここではシーツを洗濯する適切な頻度を踏まえて、シーツの洗濯方法をご紹介します。
あなたのシーツの洗濯頻度は?
シーツは睡眠中にかいた大量の汗を吸うほか、皮脂や髪の毛、フケなども付着してしまいます。
ダニの餌ともなるこうした汚れを放っておくのは、気分的な問題だけでなく、健康的にも良いものではありません。
ダニの繁殖を防ぐ意味でも、シーツや枕カバーは週に一度は洗濯するようにしたほうが良いと言えるでしょう。
ちなみに、ある寝具に関する調査によると、日本ではおよそ19.8%の人が、一週間に一度のペースでシーツを洗濯しているようです(『at home Vox』調べ )。
シーツを洗濯する方法
シーツが自宅で洗濯できるかどうか、またどの洗濯コースが適切かは、ご使用のシーツによって異なります。
シーツを洗濯する時は、前もってシーツの洗濯表示をよく確認しておきましょう。
もし自宅で洗濯できないシーツの場合は、クリーニング業者など、プロの手を借りるのが賢明ですよ。
なお布団カバーも同じように洗濯できますが、構造上四隅にホコリが溜まりやすいため、あらかじめホコリを取り除いてから洗濯するようにしてください。
【用意するもの】
- 洗濯用洗剤・・・適量
- 柔軟剤・・・適量
- 洗濯ネット・・・1枚
- 洗濯のり・・・適量
【シーツの洗い方】
- まずはシーツ全体の汚れを確認します。汚れの酷い部分にはあらかじめ洗剤を塗っておくと、汚れも落ちやすくなりますよ。
- 次にシーツを畳んで、洗濯ネットに入れます。このときシーツをジャバラ状に畳んでいくと、洗剤と水が全体に行き渡りやすくなります。
- シーツを洗濯ネットごと洗濯機に投入して、適切なコースで洗濯を行います。シーツの仕上がりを柔らかくしたい場合は、柔軟剤もこの時にセットしておきましょう。
- 仕上がりをパリっとさせたい場合は、すすぎが終わった段階で洗濯のりを投入します。のりでシーツがコーティングされるので、汚れ防止の意味でもおすすめですよ。
- 洗濯が完了したら、洗い終わったシーツをすぐに取り出して干しましょう。
洗濯ネットを使わずに洗うと、洗濯機の中で絡まってしまい十分に汚れが落とせないほか、シワの原因にもなってしまいます。
シーツのような大きな洗濯物を洗う際は、洗濯ネットの使用が必須ですよ。
効率良く乾かす!シーツの干し方のポイント
シーツのような大きな洗濯物は乾きにくいため、干し方を工夫する必要があります。
物干し竿を2本使って両方にシーツをかけ、横から見たときにM字になるように干すと、乾きも早くなりますよ。
干す際はシーツを軽くたたいて表面のシワを伸ばしたあと、日当たりの強い場所を避け、風通しの良い日陰で干すようにしましょう。
【乾燥機はシーツの寿命を縮めてしまうことも】
乾きにくい洗濯物はついつい乾燥機に入れてしまいたくなりますが、乾燥機が使えないシーツも少なくありません。
こうした本来乾燥機が使えないシーツに無理に乾燥機を使うと、生地の繊維が傷みやすくなったり、全体が縮んでしまうこともあります。
乾燥機を使う前に、お使いのシーツの洗濯表示をよく確認しておきましょう。
バスタオルでシーツの汚れ防止
シーツに染み込んだ汗や皮脂がダニの餌になるのなら、シーツと身体が直接触れないようにするのも一つの方法です。
夏場など汗をかきやすい時期は、シーツや布団カバーの上にバスタオルを敷いて寝るようにしましょう。
使ったバスタオルはすぐに汚れてしまいますが、シーツよりは洗濯もしやすいはずですよ。
洗濯以外でダニ対策できる『ディーガード』
洗濯を頑張っても、ダニが減っている気がしないと思うこと、ありませんか?それもそのはずで、ダニの駆除は、実はとっても難しいのです。
シーツやカバーも、洗わないよりは洗ったほうが効果が高いですし、天日干しや布団乾燥機も有効です。それでもダニに噛まれることがあるとしたら、思うようにダニ退治ができていない証拠です。
ダニに噛まれたときの痒みは、いつまでも治らずジクジクしたものになり、跡が残ってしまいます。大人は我慢が出来ても、子供にはとっても辛い痒みです。
そこでおすすめの寝具を紹介します。布団の中に潜むダニが、生地の表面に出ることができないなので、ダニに噛まれる恐怖を感じることなく、安心して眠ることができます。
1.ダニ対策シーツ「ディーガード」のデメリット
ダニ対策シーツ「ディーガード」の生地表面からは、ダニが1匹も出ないという実験結果が公表されています。が、縫い目から出てくるダニを防ぐ手立てはありません。
ダニ対策シーツ「ディーガード」を使用する前に、使っている布団の丸洗いがおすすめです。費用と手間がかかってしまいますが、既存のダニを出来るだけ減らしてから使ったほうが、より効果を感じられます。
2.ダニ対策シーツ「ディーガード」のメリット
ダニの餌になるフケや垢を通しません。ダニが潜む布団の中に、餌が届かない状態になるため、ダニの繁殖を防ぐことができます。
ダニの死骸やフンを処理するための、掃除機かけなどの手間が省けます。
布団のほこりなどが、外に出にくいため、ハウスダストなどのアレルゲンの減少に繋がります。
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