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暮らしの工夫
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Pacoma編集部

おうちで簡単!子どもと楽しむ夏の行事と家あそび。<後編>

忙しい子育て家族におすすめの「アウトドアリビング」。出かけなくても、週末が特別な日になる、とっておきのアイデアをご紹介します。

「休日は子どもを連れてお出掛けしなきゃ!」そう思っていても、いざ行動に移すとなると何かと骨が折れるもの。

特に忙しい共働き家庭にとっては、週末はたまった家事を片付ける絶好のチャンスでもあるので、「なるべく家で過ごしたい…」と考えてしまうのも本音です。

そこで今回は、自宅でも季節を感じながら子どもが思いっきり楽しめる、夏の休日の過ごし方のアイデアを前・後編にわたってご紹介。

前編はこちら

洗ってあげると楽しいね。「ぬいぐるみ洗い」


いつも一緒のぬいぐるみ。こまめに洗えないからこそ、天気のいい日はまとめて洗濯して汚れをきれいに落としてあげましょう。

ビニールプールにぬるめのお湯をはったら、ぬいぐるみをザブン。

しっかり押し洗いしたら、日陰で乾かして。仕上げにブラシをかけたらびっくりするほどフワフワに復活!
 

【用意するもの】
・中性洗剤
・タオル
・ビニールプール

【洗い方】
1.ビニールプールにぬるめのお湯をはり、中性洗剤を入れて洗濯液をつくる(水4リットルに対して洗剤10mlほど)。

2.ぬいぐるみ全体を沈め、やさしく押し洗いしてホコリを取り除く。

3.洗剤が残らないようによくすすぎ、タオルで包んで脱水。

4.形を整えたら、風通しのよい場所に陰干しする。
 
面倒な洗濯も、水遊び感覚なら小さな子どもも楽しんで取り組めるはず。

洗いからすすぎ、干すまでの作業も、アウトドア空間で行えばイベント感覚で楽しい!

タープやパラソルで日陰をつくったり、深い軒のあるテラスなら強い日差しの日も快適に作業できます。

 

サマーカットはおうち美容室で開放的に!


「子どもの髪が伸びてきた、でも美容院に行くほどでもない……」そんな時、前髪や襟足くらいならママでも上手にカットできるはず。

ヘアカット用のはさみとコームを準備して、テラスに椅子を置けば、オープンエアの即席美容室ができあがり。

カット代が抑えられるだけでなく、子どもとコミュニケーションもとれるのでいいことずくめ。
 

【用意するもの】

  1. ・はさみ
    ・すきばさみ
    ・コーム
    ・クロス

【カットのポイント】
1.全体の長さをある程度決め、大まかに切ったら、カットラインにすきばさみを入れて毛量を調節する。

2.左右の長さがバラバラにならないように、こまめにバランスを確認。子どもが飽きて突然動きださないように、常に話しかけてあげると◎。
 

半屋外のアウトドア空間ならお片付けもササッと。髪の飛び散りが気になる室内と違って、あまり神経質にならずに済むのもうれしいポイント。

 

少していねいに「お盆」をしてみる


ナスとキュウリで作る牛と馬、「迎え火」と「送り火」など、知ってはいたけれどやったことがない「お盆」の風習を子どもと一緒に体験してみては?

それぞれの意味を知るだけでも、子どもにとっては日本の伝統を学ぶいいきっかけに。

もちろん難しいこと抜きで、工作感覚で楽しむのもOKです!
 

ナスとキュウリの牛と馬

【用意するもの】
・ナス
・キュウリ
・割りばしもしくは爪楊枝

もともとはお盆の時期、故人やご先祖様の霊が家に戻ってくる際の乗り物として作られたそう。

割りばし1本を4等分に折り、ナスを「牛」に、きゅうりを「馬」に見立てて、お腹の部分にそれぞれ4本挿して完成。
 

迎え火、送り火

【用意するもの】
・おがら(もしくは松明)
・焙烙(ほうらく。もしくは耐火皿)

迎え火は、ご先祖様の霊が家にたどり着くための目印として、送り火は、お盆の期間を一緒に過ごしたご先祖様の霊をしっかり見送るために行います。

焙烙におがら(松明)をやぐら状に組んだら、火をつけて燃える様子を最後まで静かに見守りましょう。

※火の扱いにはくれぐれも注意しましょう。
 

テラスにも、庭にも、
コミュニティスペースにも。
つながりを生む「のきのま」のある暮らし。

前編に続いて後編では、ヘーベルハウスが提案する、深い軒のある玄関先のアウトドアリビング「のきのま」の活用法にフォーカスします。
 

玄関先の軒下を広くとったヘーベルハウスの「のきのま」は、室内と屋外のいいとこどり。

外構を作ることで、周囲の視線を気にせず自由に使えるほか、来訪者を招き入れるエントランスとしての役割も同時に果たしてくれます。

家族のためのプライベートな空間としても、ご近所づきあいの心地いい距離感にも。

これからの暮らし方にちょうどいいマルチスペース「のきのま」の活用法はこんなにさまざま!
 

「のきのま」が叶えてくれること。

キーワード1:ひらく

 

・1Fリビングに開放感のある景色作り
・心地いい距離感のご近所づきあい
・オープンエアカフェ気分でお茶タイム

キーワード2:かねる

 

・家族の近くで趣味を楽しむスペースとして
・買出しや、宅配サービスの荷物置きに
・愛犬の散歩の足洗い場として

キーワード3:たのしむ

 

・季節ごとにハーブや花を育ててみる
・こども同士のそとあそびスペースとして
・趣味道具のお手入れ場にも
・ご近所や友人を招いてバーベキューを

新しいけど、懐かしい。「のきのま」空間。

かつて日本の家に「軒先」があったように、「のきのま」は、そこに暮らす人の思いで自在に役割を変える、ちょうどいい空間。

テラスとして、庭として、縁側として、趣味のスペースとして。

イマドキの家族の暮らしをもっと自由に、ワガママに叶えてくれます。

 

「共働き家族研究所」が30周年を迎えるヘーベルハウスでは、期間限定で全国展示場にて記念フェアを開催中。

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写真/津留崎徹花
スタイリング/武政
文/瀬尾麻美