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DIY
柳美菜子

お絵かきボードにもなる、オシャレな2wayチョークボード【柳美菜子のDIYレシピ】

カフェなどでよく見かける「黒板」を使ったインテリア。好きな文字やイラストが書かれた黒板アイテムがあれば、一気にお気に入りの空間に変身します! 今回は、そんな黒板をアレンジした、おしゃれアイテムの作り方をご紹介。

おしゃれな2wayチョークボードを作ろう!

今回挑戦するのは、パタンと閉じればアンティーク洋書、パッと開けばオシャレな黒板になる、2way使いが楽しいチョークボード。

使用する材料はすべて、ホームセンターで、数百円程度でそろうものだけ。
使い方の難しい工具類は一切使わずに、カッターや瞬間接着剤など日頃使い慣れているアイテムだけで作れるんです。

用意するものはこちら

chalkboard_process1

1. フォトフレーム×2
2. 蝶番×2(ネジ付き)
3. スチール定規
4. チョークボードペイント
5. 水性ステイン塗料
6. 強力両面テープ
7. 水(適量)
8. 木工用瞬間接着剤
9. プラスドライバー
10. 刷毛
11. カッターナイフ
12. ベニヤ板(表面用・2mm厚)×2 (※1)
13. ベニヤ板(黒板面用・2mm厚)×2 (※2)
14. プリントした洋書風の表紙×2 (※3)

※1 ベニヤ板(表面用)はあらかじめフォトフレームのサイズ+横寸3mmにカットしておく
※2 ベニヤ板(黒板面用)はあらかじめフォトフレームの裏板サイズにカットしておく
※3 ダウンロードページはこちら(公開期限:2016年4月末まで)

さっそく作ってみましょう!


  1. まずは、チョークボード本体を作ります。フォトフレームに付いているパーツ類をすべて取り外して、枠だけを取り出しましょう。
    この後、枠以外の物は使いません。

  2. 取り外した枠を、水性ステイン塗料で塗装していきます。
    水性ステイン塗料は、普通の塗料と違って木目を残しながら、深みのある色合いに仕上げてくれます。塗り重ねると色味が濃くなっていくので、濃くなりすぎないように注意しながら塗り進めましょう。

  3. ベニヤ板(黒板面用)を使って黒板を作ります。
    ベニヤ板の表裏を手で触って確認し、キメの細かい面を黒板面とします。黒板面に、塗料:水=10:2の割合で薄めた「チョークボードペイント」を刷毛で塗り広げます。

  1. ベニヤ板のカット方法
    カットするのが難しそうなベニヤ板ですが、実はカッターナイフで簡単にカットすることができるんです!
    切りたいラインに鉛筆で線を引き、カッターナイフで数回なぞるように切り込みを入れます。すると、厚紙を切るようにスムーズにカットすることができます。

  2. チョークボードペイントとは?
    塗装した部分が黒板になる特殊な塗料。黒板に書いたチョークは、水拭きすれば簡単に消すことができます。
    また速乾性があるので使いやすくムラなく塗れます。今回は黒色を使いましたが、カラーも豊富で、好みの色で黒板を作れますよ。

 


  1. フォトフレームに「3」で作ったベニヤ板の黒板をはめ込み、木工用瞬間接着剤で接着します。
    接着する際は、黒板に瞬間接着剤がはみ出ないよう、少量だけ塗布することがポイントです。

  2. 黒板面を内側にしてフォトフレーム2枚を合わせ、フレームの長辺2カ所に蝶番をネジ留めします。ネジ留めの際はドリルなどを使わなくても、ドライバーでねじ込むだけでOK。

  3. 蝶番を付けた枠の側面にもチョークボードペイントを塗ります。
    これでチョークボードの本体が完成。

  4. 次に、洋書の表紙面を作っていきます。ベニヤ板(表面用)2枚にチョークボードペイントを塗ります。
    写真のように、ベニヤ板のフチ部分を中心に塗っていきます。

  5. 塗料が乾いたら、プリントした洋書風の表紙を、両面テープでベニヤ板に貼り付けます。
    この際、プリント紙をベニヤ板全面に貼り付けるのではなく、写真のように片側だけベニヤ板の黒く塗った部分を残しておくことがポイントです。この黒い部分が洋書の「背」側になります。

  6. 「7」のチョークボード本体と「8」の洋書の表紙面を、木工用瞬間接着剤で付け合わせます。
    このとき、写真のように黒く塗装した部分同士を貼り合わせます。黒く塗装した側(背側)を合わせて貼ることによって、反対側(開き側)に3mm程度ベニヤ板がはみ出るようになっています。

  7. 開き側に3mm程度ベニヤ板をはみ出させることによって、本物の洋書らしく仕上げることができます。

  8. これで「2wayチョークボード」の完成です!

2wayチョークボードの使い方は無限大

これで、開けばチョークボードとして、閉じればお部屋の飾りとして利用できる「2wayチョークボード」が完成!

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閉じた状態は、まるで本物のアンティーク洋書のようです。
そのまま飾るだけで、雰囲気のあるインテリア雑貨として活躍してくれます。

 

メニューを書き込んでダイニングに

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パッと開けば、オシャレなチョークボードとして使い勝手もバツグン。ダイニングやキッチンに置くだけで、食卓が華やかになりそう!

 

雑貨の映えるショーケースとしても

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さらに、上下に開いて雑貨を置くと、シックで大人可愛い「雑貨のショーケース」に早変わり!
ブラック×ウッドの組み合わせが、乙女チックな小物をグッと引き立ててくれますよ。

 

何度も消せるお絵かきボード

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「チョークボード」は何度でも消して書くことができるので、子どものお絵かきボードとしても便利に使えるんです。紙の自由帳代わりに使えば、おしゃれかつ経済的。

子どもと一緒に楽しみながら作ってみよう

どんな物でも黒板アイテムにできる「チョークボードペイント」で、簡単に2wayチョークボードを作ることができます。

難しい手順もないので、塗る作業などを子どもと一緒にDIYできるのも、楽しみのひとつ♪

アイデア次第でさまざまな用途に使用できる、2wayチョークボードをあなたも手作りしてみては?