- 岩本恵美
- フリーランサー(編集・執筆、たまに翻訳)。
東京・下町生まれの下町育ち。Webメディアや新聞記事の編集・執筆を経て、フリーランサーに。経済からエンタメまで、気になったら何でも手を出す雑食系。ここ数年は盆踊りにハマっています。
脱ゴチャ部屋!モノが増えなくなるシンプルな考え方|片づけ格言Vol.11
「部屋が散らかってきたけど、片づけるのは面倒」と思っている方必読。そんなあなたの背中をグッとおしてくれる、収納スタイリスト・吉川永里子さんの「片づけ格言」を紹介します。第11回は、モノを増やさないために知っておくべき格言です。
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吉川永里子
Room&me代表。収納スタイリスト、整理収納アドバイザー1級認定講師。夫と4人の子どもとともに、都内の賃貸物件で暮らす。「片づけられない女」から一念発起。整理収納アドバイザーの資格を取得し、2008年より収納スタイリストとして活動を開始。以来、1万人以上に片づけをレクチャーし、笑顔に導いた。著書は、『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)など多数。
吉川永里子さんのHP
吉川永里子の片づけ格言vol.11
今回は、モノを増やさないためのちょっとした工夫をご紹介。
片づけをラクにするためにも、モノは必要な数だけ維持しましょう!
【片づけ格言】モノは買い足すんじゃなく、買い換えるくらいの気持ちで
モノを買わずに生活していくことはなかなか難しいことです。
特に洋服や靴、バッグなどは、その時々の流行や自分の年齢、趣味嗜好の変化によって買わずにはいられないでしょう。
だからと言って、何も考えずに次から次へと買ったら、家の中はモノであふれかえってしまいます。
だからこそ、心がけたいのが「モノを一つ買ったら一つ捨てる」という習慣。
買い足すのではなく、買い換えるという気持ちで買い物をするようになると、安易に衝動買いもなくなりますよ。
【片づけ格言】持っている数が分かれば維持管理したくなる
自分が複数持っているモノの数って把握していますか?
例えばバッグや靴。クローゼットや靴箱からぜんぶ出し、数を数えてみてください。
その数の多さに驚くはずです。中には使っていないモノもあり、たくさん持っている必要がないことに気づかされるでしょう。
明確に数字として認識することで自分にとって最適なモノの数もわかり、維持管理できるようになります。
さらにモノの項目ごとにノートに書いて数を管理すると、無駄買いもなくなりますよ。
片づけにも数値化は有効なのです!
モノを買って増やすのは簡単ですが、減らすのはなかなか難しいこと。
増やしすぎないことも片づけの一環ということを忘れないようにしましょう。
撮影/菅井淳子