- 岩本恵美
- フリーランサー(編集・執筆、たまに翻訳)。
東京・下町生まれの下町育ち。Webメディアや新聞記事の編集・執筆を経て、フリーランサーに。経済からエンタメまで、気になったら何でも手を出す雑食系。ここ数年は盆踊りにハマっています。
散かり予防に!収納スタイリスト2つのルール|片づけ格言Vol.7
「部屋が散らかってきたけど、片づけるのは面倒」と思っている方必読。そんなあなたの背中をグッとおしてくれる、収納スタイリスト・吉川永里子さんの「片づけ格言」を紹介します。第7回は、いつの間にやら増えてしまう、細々したモノの捨て方を教えてくれる格言です。
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吉川永里子
Room&me代表。収納スタイリスト、整理収納アドバイザー1級認定講師。夫と4人の子どもとともに、都内の賃貸物件で暮らす。「片づけられない女」から一念発起。整理収納アドバイザーの資格を取得し、2008年より収納スタイリストとして活動を開始。以来、1万人以上に片づけをレクチャーし、笑顔に導いた。著書は、『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)など多数。
吉川永里子さんのHP
吉川永里子の片づけ格言vol.7
今回は、いつの間にやら増えてしまうモノに着目。
スペースをとるような大きなモノでない分、あまり気にかけることがないのが盲点です!
【片づけ格言】爪切りや体温計はいくつもいらない
爪切りや体温計って、いつの間にか増えてしまいがちですよね。あなたの家にも3つ、4つあったりしませんか?
どちらも家庭になくてはならない必需品とはいえ、モノ自体への思い入れが薄いため、家の中での存在感も薄めです。
だからこそ、既に家にあっても別の商品に浮気したり、家の中で迷子になって新たに購入せざるをえなかったりといったケースが多いのです。
その時古いモノを処分すればいいのですが・・・機能的には問題なく使えるため、古い方も残して、どんどん数が増えていってしまう結末に。
「家族一人につき一つ」「子ども用は別」といったこだわりがない限り、爪切りや体温計は一家に一つで十分です。
爪切りや体温計だけでなく、日用品のダブりは散かりの原因になるので、今一度「持っている数」を見直してみましょう!
【片づけ格言】飲み切らなかった薬は即処分
風邪をひいて病院で薬を多めに処方されても、飲みきらないうちに治ってしまうことってありますよね。
何となく「抗生物質などはまた使う機会があるのではないか」と捨てずにとっておいてしまいがちですが、その後飲んだことはありますか?
薬にも使用期限があります。中途半端な量を残していても結局使うことがなかったり、いつの薬か管理するのが面倒になったりしてしまうもの。さらにスペースを取られるのももったいないので、いっそのこと処分してしまうのが賢明です。
また、いざという時に期限切れの薬ばかりだと非常に困るので、薬箱の中を定期的にチェックするのも大事ですよ!
いかがでしたか?
今回注目したのは、気にしなければ整理することも処分することもないモノたち。
これを機に思い切って片づけてみましょう。家の中だけでなく、心もスッキリするはずです!
撮影/菅井淳子