
- Pacoma編集部
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おでんや煮物など和食にかかせない野菜・大根。料理研究家・武蔵裕子さんに大根・大根おろしの冷凍保存、解凍、保存期間を教えてもらいました。冷凍大根をムダにしないための活用レシピ「簡単おでん」も必見!【冷凍保存の基本シリーズ】
料理研究家。両親と息子2人、3世代の食卓を切り盛りしてきた経験から生まれた和食をベースとしたレシピは多くの支持を集めている。雑誌、書籍、web、企業のメニュー開発などで活躍中。『フライパンに材料を入れてから火にかけるだけ!レシピ』(学研)、『味つけ冷凍で作りおき』(PHP研究所)、『15分で一汁一菜 毎日のごはんはこれでいい!』(講談社)など著書も多数。
皮むきの面倒な大根は、一度に下処理して、いつでも使えるように冷凍保存しておくと調理時間の短縮につながります。
ここでは、大根の冷凍保存&解凍方法、保存期間をご紹介します。
1本の大根でいろいろな下処理をしておけば、解凍後の幅も広がります。
大根の葉は栄養もたっぷりだから、捨てずに冷凍保存しましょう。
「大根おろしもまとめて冷凍保存しておくと便利です! 大根おろしは、強く絞ったりして水気を取ると食感が悪くなります。手ではなく、ざるを使って水切りをしてください」(武蔵さん)
【用意するもの】
【大根の冷凍保存方法】
【保存期間】切った大根・大根の葉=約3~4週間/大根おろし=約3週間
切った大根と大根の葉は凍ったまま調理、もしくは電子レンジでの解凍ができます。
大根おろしは生食できるので自然解凍がおすすめ。もし急ぎの場合は電子レンジで半解凍してもOK。
また、一度解凍した大根を再冷凍するのは避けてください。
「ムダなく使い切れるかな・・・」と心配な方必見。
冷凍大根の活用レシピを武蔵さんに伝授してもらいました!
大根が主役のあっさりとした味わいのおでんは、煮る時間約15分と簡単にできるレシピです。
「冷凍大根は、事前に電子レンジで加熱しておくのがポイント」(武蔵さん)
【材料】(2人分)
【作り方】
※このレシピの電子レンジは600Wです。
ほかにも冷凍大根には、次のような使い方があります。
大根・大根おろしの冷凍保存術はいかがでしたか?
丁寧に冷凍保存しておけば、長持ちし、解凍後も美味しく食べられますよ!
撮影/菅井淳子