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暮らしの工夫
河村ゆかり

【風水に良い】財布の選び方・NGな使い方|プロ監修

金運アップにつながる財布の選び方を気学風水鑑定家師・生田目さんに教えてもらいました。財布の色やデザインなどの選び方だけでなく、普段の財布の使い方も金運アップにつながるんです! 風水ビギナーさんから上級者さんまで必見。【風水の基本シリーズ】

生田目浩美気学風水鑑定家。1998年より風水師に師事し、風水・九星・祐気採り(吉方位判断)、吉日の選定・手相・姓名判断・家相学などを学ぶ。独立後、恋愛・仕事など、女子たちが持つ多くの悩みに寄り添い、楽しく前向きに生きるコツを伝授中。TBS「王様のブランチ」の「ごはん占い」監修。著書に『365日の風水』(イーストプレス)など。
生田目浩美さんのHP

風水・金運アップのための財布の選び方

© PIXTA

金運をアップするための財布の選び方をご紹介。
財布の色から形、デザインまで風水でおさえておきたいところを生田目さんに教えてもらいました。

 

【選び方1】財布に最適な色&柄9選

風水で「色」や「柄」は、さまざまな運気に影響を与えます。
開運色の財布をもつことで、金運や仕事運、恋愛運のアップや、コミュニケーション力向上まで期待できるそうです。

ゴールド

まさに「金」、お金そのものの色! 風水では、金運アップに最強の色です。
もし「ゴールドの財布はちょっと・・・」という方は、金色の金具やワンポイントがついたものでもOKですよ。

 

黄色

風水で「黄」は「金」の仲間なので、当然金運も◎!
ただしハデな黄色の財布では、お金の出入りが激しくなるかもしれません。
落ち着いた山吹色などをセレクトしてください。

 

オレンジ

色の印象そのままに、元気いっぱい! モリモリがんばる力を与えてくれます。
仕事や勉強で達成したい目標がある方におすすめですよ。

 

ピンク

母性的な「愛」や「守り」のパワーがあります。
仕事運を高めたいキャリア志向の方は、濃いピンクを。
恋愛運を向上させたい方は、薄いピンクがおススメです。

 

ベージュ

風水では、協調性をもつ色とされています。
コミュニケーション力を上げたい方、人間関係を良好にしたい方は、ぜひベージュの財布を。

 

茶色

茶色は、風水で土のイメージです。植物を育んで、成長させる土台となる土をほうふつさせることから、お金を育てる・貯める力がある色といわれています。

 

緑色

緑は芽吹きの色。初心にかえりたいとき、何かをスタートさせるとき、風水の力を与えてくれそうですね。

 

ドット柄

ドットは丸い形ですね。コインを連想する形なので、金運によい影響があるとされます。

 

花柄

咲き誇る花は、お日さまパワーの象徴。さわやかな、よい流れを導いてくれるそうです。
財布の内側の花柄でも、同じ効果があります。

 

【選び方2】絶対に避けたい!NGな財布の色

次のような色の財布は、風水的に要注意です!

黒色

風水で黒色には、「お金を使わせる力」が。お金を貯めたい人には不向きとされています。
その力にあやかり、自分にお金が渡るようにと、ご主人に黒色の財布をプレゼントした妻もいるとか!?

 

紫色

赤と青が混ざりあう色。風水では、両方の色のパワーが混在し、「イチかバチか!」という危うさが心配といわれます。

 

グレー

風水でも、「グレーゾーン」のイメージそのまま! グレーの財布だと、目的意識があいまいになり、お金の使い方に迷いが生じてしまいそう・・・。

 

そして、財布で最もよくない色はというと・・・「自分の嫌いな色」です。

いくら風水的によいからと、「この色ねえ・・・」とため息をつくような財布を使っていると、気持ちが下がって、自らの運気も下げてしまいます。

「この財布、すごくいい色!」と毎日実感できるような、気持ちが上がる色がいちばんなのです。

 

【選び方3】長財布と二つ折り財布なら、長財布が風水的にGOOD

「財布は、お金の住まいである」と、風水では考えます。住まいですから、手足をのびのび伸ばして、快適に過ごせるのがなにより!
二つ折り財布は、お札が無理やり体を曲げられている状態・・・だから、風水的には長財布のほうがよいというわけです。

 

【選び方4】「マチ」のない財布を選ぼう

札入れのマチ(奥行)は、風水では財布選びの重要なポイント!
お札が財布内の空間にフィットして、安心して休めることを考えると、マチのないぴったりしたデザインが◎。「奥行」はムダなのです。

よって、「マチなし財布」が風水的には正解です。

 

【選び方5】小銭入れのないお札専用の財布を!

先にお話したように、「財布はお金の住まい」です。

小銭もお金ですが、風水ではお札とは別とされ、いわば他人。だれだって、他人と自分の住まいとは別なほうがリラックスできますよね。

それに、小銭の「ガチャガチャ」うるさいのも、お札にとっては騒音なのです。

 

【選び方6】小銭入れにがま口を!

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パカッと大きく開くがま口財布は、風水的には「いっぱい入りますよ~」と口を開けている状態。
小銭同士が「ガチャガチャ」うるさいのも、お札と別居中であれば「お金がいっぱいある証拠」で吉兆です。

 

【選び方7】素材は革、エナメルなど高級感のあるものを

風水の観点から見ると、「丈夫な革ですっぽり包むほど大事」ということに。お金も人と同じで、大事にされるほどよい結果が生まれやすいのです。

ツヤツヤのエナメルは、金の輝きを連想させます。風水では財布によい素材です。

 

【選び方8】小さい財布より大きい財布に

大きい財布はたくさんお金が入ります。そこが風水的に、小さい財布より金運アップが見込めるところ。

ただし大きいからと、お守りやハンコなど、なんでもかんでも入れて、お金の居心地が悪くなるのは風水的によくありません。

お金からすると、「突然、他人が勝手に居候を始めた」状態。お金が不快な気持ちになると、風水的にもマイナスなのです。

 

新しい財布を買った時に風水で気をつけること

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新しい財布に買い替えた際、風水で大事なのは使い始める日と時間です。

 

財布の使い始めは「27日後」がGood!

強力なパワーを財布に注入したいなら、購入から27日後に使い始めましょう。
「27日」は、風水と同じく五行説をベースとした「九星気学」に由来しています。
9日が1ターンとなり、3回繰り返すと、よいパワーがしっかり定着するとされているのです。

その間の置き場所は「北西」に。風水で北西は、神や仏の位置。高貴な場所です。
また、27日間は「眠るときは枕元」に置いてください。常に自分の「気」を入れることで、財布との相性がよくなります。

 

財布を使い始めるのによい吉日は・・・

「27日も待てないけれど、運気のよい日から使い始めたい」というときは、これらの金運アップデーを選ぶのも手です。

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

ひと月に数日ある、何をするにもいい日。
宝くじ売り場で、「本日、一粒万倍日!」のポスターを見た方も少なくないのでは?

籾の一粒が、万倍の実りをたたえた豊かな稲穂になることを意味しているので、財布を使い始めるのにもぴったりです。

 

酉(とり)の日

商売繁盛を願う「酉の市」でも有名ですが、酉には「金」のパワーがあります。
干支のわかるカレンダーなどで、いつが酉の日か確認してくださいね。

 

天赦日(てんしゃにち)

最上の日とされる、天がすべてをゆるしてくれる日。年に6~7日あります。

 

大安

多くの人々が「今日は大安でいい日!」と意識するので、パワーの高まりを期待できます。

 

財布の使い始めは17~19時がベストタイム

財布の使い始めに、さらに運気アップを願うのなら・・・。夕方17~19時から使い始めましょう。

この時間はお金を司る「酉」の時刻なのです。

 

風水で金運アップ!財布との上手な付き合い方

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ここでは、金運アップの効果が期待できる財布との上手な付き合い方をご紹介。
どれも簡単なアイデアばかりだから、すぐ実践できるはずですよ。

 

お札は上向きにそろえて入れる

お金をはじめ、「すべてのモノには心がある」というのが風水の概念です。
財布の中にキレイにそろえておさめられれば、お札はきっと気持ちがよいはず。

だから、逆さに入れるのはNGです。逆立ちしっぱなしでは、すっかり疲れて金運ダウン。上向きに入れましょう。

 

お札とクレジットカードの「同居」は可

財布には、お札だけ入れるのがベストです。
となると、お札用の財布と小銭入れで2つになりますね。それに加え、クレジットカードのカード入れまで別では、トータルで3つに!
これまで1つの財布に全部入れていた人にとっては、ちょっと面倒かもしれません。

風水には、「ストレスを感じないほうがいい」という考え方もあります。出かけるたびに、いくつもの財布やカード入れを探して「イラっ」とするくらいなら、お札とクレジットカードが同居する財布もOKです。

 

財布は高いところへ置く

風水では「天」の近く、できるだけ高いところがよい場所です。
下は「地」に近くなり、地のもつ「陰」のマイナスパワーに影響されてしまいます。

家に帰ったら、財布を高い場所に置く習慣をつくってみて!

 

大金を入れて記念撮影をするとお金持ちに?!

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できるだけたくさんの1万円札を財布に入れて、記念撮影をしましょう。
撮影することで、財布に「大金をもつイメージ」を覚えさせます。
すると、財布が「大金をかかえた自分」に向かってがんばりはじめるのです。

「でも、そんな大金がない」という方もご安心を。
いちばん前といちばん後ろだけ、本物の1万円札に。
真ん中は新聞紙などをお札大にカットした「なんちゃって1万円札」で大丈夫です。
本物のお札は、できれば新札を用意してください。

撮った写真は常に見られるようにプリントすると、さらに◎
記念写真を撮影したときの、「お金がたくさん入った財布になりたい!」という気持ちを忘れない努力も大切です。

 

財布はほめればほめるほど喜ぶ!

風水では「財布にも心がある」と考えますから、財布も人と同じようにほめられるのが大好き! 財布が喜べば、良い“気”が流れるのだとか。

「私のところに来てくれてありがとう!」「すごくいい色!」「もうこれ以上ステキな財布なんてない!」、帰宅したら「今日もありがとうね、すごく使いやすかった」などなど・・・。

特に、他の人からの「かわいい財布ね~」「使いやすそうだね!」などのほめ言葉が大好物です。
そういった意味では、ブランドの財布は「ステキな財布!」「高級な財布ね」「そのブランドいいよね」など、ほめられやすいのでおすすめです。

逆に「あー、使いづらい財布!」「この財布の色、イマイチだなあ」・・・これらのマイナス発言は、財布のパワーを下げるので注意して。

 

大きな声で財布に金運アップをお願いしよう

「お金大好き!」「いっぱいお金を貯めたいから、力を貸してください!」。財布に大きな声でお願いをしてください。
友だちがあなたの夢を応援するのと同じように、財布があなたの願いをかなえるべくがんばってくれます。
金運アップの新習慣として、お出かけ前にどうぞ。

 

古い財布を捨てるときは感謝の言葉を

「ありがとう、今まで本当にお世話になりました。感謝しています」。

財布にこれまでの感謝を込めて、最後のお別れの言葉をかけてください。
しっかり感謝を伝えたら、紙などにキチンとくるんで、最後まで大事に扱ってあげましょう。
それから自治体ごとのルールにのっとって処分を。

リサイクルショップやフリマサイトなどに出すのもいいですね。
ステキなお付き合いを経て、きちんとお別れした財布なら、次の持ち主になる方にも幸運をもたらしてくれるはずです。

 

風水でNG!やってはいけない財布の使い方

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ここでは、風水的にやってはいけない財布の使い方をご紹介します。
もし、ここで紹介するような財布の使い方をしているなら今日からやめましょう!

 

【NG風水1】レシート・カードをたくさん入れる

財布のなかがレシートでごちゃごちゃしたりすると「お札がリラックスできない」と風水では考え、マイナスです。
「経費精算する前のレシート」などは、いわばお金と同等ですから問題なし。

おなじく、財布がパンパンになるくらいにクレジットカードやポイントカードを入れるのもNGです。

 

【NG風水2】お守りなどお金に関係ないものを入れる

よかれと思ってお守りを財布に入れている方も少なくないのでは。
お札にとっては、「他人」が勝手に入ってきた状態で迷惑です。

お守りのほうも、狭い財布の中でプレスされた状態に・・・。
風水的には、いいことなしなのです。

また、「お金が貯まるように!」と、ヘビの抜け殻を入れている方は、今すぐ取り出すことをおすすめします。
風水でヘビは、強烈な「陰」のマイナスパワーを持っています。金運が上がるどころか、急降下しかねません。

 

【NG風水3】家電製品の上に財布を置く

風水で電化製品は、「火」の性質をもつものとされます。
お札は紙ですから、火と相性はよくないのです。

 

【NG風水4】ポイッと投げる

帰宅するなり、バッグやポケットから財布を取り出して、その辺にポイっ。
乱暴に扱われた財布は、あなたの金運のために力を貸してくれません。
財布は常に、大切に扱いましょう。

 

【NG風水5】財布の使用期限を決める

「毎年お正月に財布を替える」という方も多いと思いますが、風水的にはおすすめできません。

財布を替えるとなると、古い財布はお払い箱・・・寿命が終わるということ。
命の期限を勝手に決められては、財布が気を悪くするのは当然です。
風水のパワーを財布から得たいのならば、財布の使用期限は決めないで。
「一生の友」と思って財布と付き合うことが大事です。

 

いかがでしたか?
風水パワーをうまく取り入れられるよう、財布の選び方・使い方を見直してみてくださいね。