お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
家事
Pacoma編集部

便利!ひき肉の冷凍保存術|プロのレシピ付き

ハンバーグや肉団子、ミートソースなど。さまざまな料理に大活躍するひき肉の冷凍保存方法をご紹介します。ひき肉の解凍方法や保存期間だけでなく、プロのとっておきレシピも!上手な冷凍方法を知っておけば、節約にもつながるはずです。【冷凍保存の基本シリーズ】

武蔵裕子

料理研究家。両親と息子2人、3世代の食卓を切り盛りしてきた経験から生まれた和食をベースとしたレシピは多くの支持を集めている。雑誌、書籍、web、企業のメニュー開発などで活躍中。『フライパンに材料を入れてから火にかけるだけ!レシピ』(学研)、『味つけ冷凍で作りおき』(PHP研究所)、『15分で一汁一菜 毎日のごはんはこれでいい!』(講談社)など著書も多数。

 

ひき肉の正しい冷凍保存&解凍方法

ひき肉は、冷凍しておくと長期間保存できて便利です。
通常の冷凍だけでなく、下味をつけてからの冷凍方法もご紹介しましょう。

 

ひき肉の冷凍保存方法

必ず新鮮なひき肉を選んで冷凍保存してください。

一度解凍してしまうと再冷凍はできないので、使う分量ごとにラップでくるむのがポイントです。

鶏ひき肉、合いびき肉も同じ冷凍保存方法でOK!

 

    【用意するもの】

  • 豚ひき肉・・・400g
  • ラップ
  • 保存袋

【ひき肉の冷凍保存方法】

  1. 豚ひき肉を100gずつ分け、それぞれ平らにしてラップにくるむ。
  2. ラップに包んだ豚ひき肉を重ならないようにして保存袋に入れる。保存袋に日付を入れるのも忘れずに。

【保存期間】2週間

 

ひき肉の解凍方法

ひき肉は自然解凍ができます。
急いでいる時は、電子レンジで解凍してもOK。

 

ひき肉に下味をつけて冷凍するのも手!

塩、こしょうでしっかり味をつけてから、生の時と同様に冷凍するのもおすすめ。
下味をつけておけば、餃子のタネや野菜炒めを作る際に役立ちますよ。

保存期間は2週間。解凍方法も、自然解凍、電子レンジ解凍ができます。

また、ひき肉は炒めてから冷凍もOK。その場合も保存期間は2週間。

 

冷凍ひき肉のレシピ&活用法

武蔵さん考案のひき肉活用レシピをご紹介。
「いつもとちょっと違うひき肉料理を作りたい」という時にもおすすめです。

 

【冷凍ひき肉のレシピ】とろり肉みそ

濃厚な味わいの肉みそ。「レタスに巻いて食べるのはもちろん、茹で上げたうどんにかけても美味しいですよ」(武蔵さん)

 

【材料】(2人分)

  • 冷凍豚ひき肉・・・100g
  • 長ねぎ・・・1/3本
  • ごま油・・・大さじ1/2
  • しょうが・・・小1片
  • レタス・・・大3枚
  •  

    <A>

  • 水・・・大さじ1/3カップ
  • 鶏ガラスープの素(顆粒)・・・小さじ1/2
  • しょうゆ・・・大さじ1/2
  • 砂糖・・・大さじ1
  • 酒・・・大さじ1/2
  • みそ・・・大さじ1と1/2
  • 片栗粉・・・小さじ1(同量の水で溶く)

【作り方】

  1. 冷凍ひき肉は電子レンジで半解凍しておく。長ネギとしょうがはみじん切りにし、レタスはちぎる。
  2. フライパンにごま油を中火で熱し、長ねぎとしょうがを炒めて少ししたら、ひき肉を加えて炒める。
  3. ひき肉を完全に炒めたら、Aの片栗粉以外の調味料を入れる。馴染んだら、最後に水溶き片栗粉を入れとろみをつける。レタスの上にのせていただく。

 

たくさん余った時に!冷凍ひき肉の活用法

冷凍ひき肉は次のような活用法もあります。
使い切れなさそうな時にぜひ参考にしてみて。

  • ひき肉入りきんぴらごぼうに
  • 麻婆豆腐にひき肉を使う

 

ひき肉の冷凍保存術はいかがでしたか?
特売日にたくさん買ったら、ぜひ試してみてください。

 

撮影/菅井淳子