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パパッとお手入れ!革靴のシワ対策
「革靴の甲のあたりに深いシワができちゃった・・・」。革靴の深いシワを避けるための予防策をご紹介。日常的にできる革靴のケア方法だから、実践しやすいはずですよ!
革靴のシワは取れる?
ここでは革靴のシワへの対処法と、シワがもたらす害についてご紹介します。
シワがついた革靴は味がある、なんて考え方もありますが、実はこんな害が・・・?
革靴のシワ取りはプロでも難しい
革靴にできてしまったシワは、プロによる修理でも軽減するのがやっとというのが実情です。
どうしてもという際はプロの手で修理してもらうしかありませんが、革靴のシワを100%キレイに取ることは、難しいと考えたほうが良いでしょう。
ですがシワが深く刻まれた革靴は、シワの中にホコリや汚れが入り込んでしまい、ブラッシングの手間を増やしてしまいます。
また放置するうちにシワはどんどん深くなっていき、中にはひびに発展してしまうケースも。
なるべくなら、シワができにくくなるような工夫をするのが一番だと言えます。
革靴のシワを増やさない!対策法2選
ここでは、革靴にできるシワを軽減する方法をご紹介します。
シワができるメカニズムを抑えて、シワが増えないよう適切な対策を取りましょう。
革靴のシワはどうしてできる?
革靴にシワができる原因は、長い間履き続けること、革靴が過度に乾燥することの二つが挙げられます。
特に前者のケースでは、足の甲の部分に深々とシワを作ってしまった人も多いはず。
つまり革靴にできるシワを軽減するには、この二つを念頭に置いて対策を取れば良いわけです。
【対策1】木製シューキーパーを使用する
何度も履くことでできるシワを軽減するには、木製のシューキーパーを入れておく方法がお手軽。
革靴のシワを伸ばして、シワがより深くなってしまうのを防いでくれるほか、革靴にこもりがちな湿気を吸収してくれます。
すでにシワができてしまった革靴のシワを取ることはできませんが、シワを伸ばすことでブラッシングやクリームなど、日々のメンテナンスもしやすくしてくれますよ。
【対策2】シワのできやすい箇所を適切に手入れする
革靴の足の甲の部分はその構造上、特にシワができやすい箇所。
この部分の水分が失われると容易にシワが刻み込まれてしまうので、手入れの際はこの足の甲部分にクリームを適切に塗り込みましょう。
革靴にシューツリーを入れて、シワをしっかりと伸ばした状態でクリームを塗り込むのがポイントです。
その後ブラッシングを行ってクリームを馴染ませたら、最後に布で乾拭きして仕上げましょう。
いかがでしたか? 革靴のシワを取るのは困難ですが、手入れさえ怠らなければシワを付きにくくすることはできます。
今までに何度もシワをつけてきてしまった人は、ぜひ一度、革靴の手入れを見直してみてくださいね。