
- Pacoma編集部
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自宅でバラの栽培を楽しみ、バラと共に生活する。そんな、憧れライフを実現した野々山さん宅のお庭を訪ねました。庭づくりのヒントにしてくださいね。
白やピンクの可憐なバラが目を引く、庭付きの一軒家。ここに夫婦で暮らす野々山邦彦さんが、バラ栽培を始めたのは約5年前のこと。
「昔は妻が庭で草花を育てていたのですが、僕自身はまったく興味がありませんでした(笑)。そんな僕がバラに目覚めたきっかけが、〝ピエール・ド・ロンサール〞という品種との出会い。
初めて見たとき、『赤いバラではない、こんなにきれいな色のバラがあるんだ』と衝撃を受けました」
バラの美しさに魅了された野々山さん。バラを美しく見せるために昔からのDIYの趣味を生かして、構造物を建てたり花壇を作ったり、自宅の庭を〝バラの咲くすてきな庭〞へと変えていきました。
「バラの品種は、地植えが10種類ほど。色味が混ざらないよう、柔らかい色の品種に絞っています。バラの色が引き立つように、構造物もトーンを統一しました。
今は少しかわいらしい雰囲気の庭ですが、ゆくゆくは、オールドローズ系を増やして大人っぽくしたいですね。まだまだ手を加える所がたくさんあります」
野々山さん宅のローズガーデンをさっそくみていきましょう。
庭づくりの参考にしてみてくださいね!
家の外壁には、オールドローズが。雨が当たらないよう、軒下を選んだのだそう。
品種ごとの性質に合わせて植える場所も工夫しています。
モルタル造形でつくった壁に、ブルーグレーのフェイクドアや小窓を設置し、空間に広がりをプラス。
誘引したオレンジのつるバラは、“ロイヤルサンセット”。
屋根付きのパーゴラは、バスストップをイメージしてDIYした力作。
アンティークの小物を飾って世界観を演出しました。バラの切り花も華やかなアクセントに。
自作のウッドデッキからは、庭を望むことができます。
ここでお茶を飲んだり、夜はライトアップしたバラを眺めたり。夫婦の語らうスペースにもなっています。
アプローチの脇につくった円形花壇。
レンガをモルタルでざっくりと積んで、ナチュラルな風合いにしています。植栽は脇役として優秀なクローバーやハーブなど。
咲き方▶返り咲き
花径▶10〜12cm前後
芳香▶微香
世界中の人に愛される、人気のつるバラ。オールドローズに似たクラシカルな大輪の花形で、満開時は花付きも見事。フェンスやアーチへの誘引にも適していいます。
「このバラとの出会いで生活がガラリと変わりました」。
いかがでしたか。憧れのバラとともに過ごす生活、とっても素敵ですよね。
ぜひ参考にしてみてください。
バラ歴▶5年
庭の広さ▶160㎡
ブログ▶https://ameblo.jp/rose-nono/