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ホームセンターマガジンPacoma
Pacoma編集部

藤岡みなみ|思い立ったがDIY吉日 <vol.18>

タレントの藤岡みなみさんが、モノづくりに対してのあれこれをつづるコラム連載!題字ももちろん本人。可愛くもシュールな世界観には、思わず引き込まれちゃいます。今回は、無地のマトリョーシカへの『絵付け』に挑戦!

その人らしくて面白い「絵付け」

―海の食物連鎖マトリョーシカを作った。

旅先などで気軽に体験できる「絵付け」が結構好きだ。
あらかじめ焼いてある器や組み立て済みの無地の木工品に、色を塗ったり絵を描いたりする作業のことである。
昔は、こんなにお膳立てされた作品作りはオリジナルとはいえないような気もしていた。でも最近は逆のことも思う。
真っ白い画用紙を渡されてまったく自由に絵を描くのもいいけれど、なにかしらの制限があるところで工夫を凝らした結果にじみ出たものは、その人らしくて面白い。

 

小さいカニのうれしさをデザインに

―描き始める前の悩む時間が好き。

久しぶりにそんなものづくりをやってみたくて買ってきたのは、無地のマトリョーシカ。
単に好きな絵を描いてもいいけれど、マトリョーシカの特性と自分のセンスとの落とし所について考えている時間は、頭の体操になる感じがする。
小さい動物の中から大きい動物が出てくるのはどうか。いや、まだ私らしさが足りない。動物のマトリョーシカはよくあるから、魚のマトリョーシカはどうか。あと一歩な気がする。
その瞬間パッと思い出したのは、魚や貝の中から小さいカニを発見したときのうれしさだった。あれ、テンション上がるよね。あの気分をデザインに落とし込むことに決めた。

 

意外な想像力が引き出されるのを楽しむ

大きい魚の胃から小さい魚、そしてカニ。

自由に絵を描けと言われて、小さいカニのうれしさを描くことは多分ない。
素材と向き合うことで意外な想像力が引き出されるのを楽しむ。これもの魅力のひとつなのだ。

藤岡みなみ

ふじおか・みなみ/1988年、兵庫県出身。テレビ番組・CMに出演からラジオパーソナリティ、エッセイストなど、幅広く活動。バンド「藤岡みなみ&ザ・モローンズ」ではボーカルを務める。
ブログ:藤岡みなみ 熊猫百貨店
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