
- Pacoma編集部
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汚れてしまったネクタイの洗い方をご紹介。自宅で洗えないのがネクタイの基本ですが、早い段階でシミ抜きすれば、汚れを目立たなくすることはできます。合わせて緊急時のために、ネクタイを手洗いする方法もご紹介します。
ここでは、ネクタイの洗い方を実践する前のチェックポイントを解説していきます。
いきなり洗濯してしまう前に、お手持ちのネクタイが洗って良いものかどうか確認しておきましょう。
ネクタイに用いられる素材はシルクなどの天然素材や、ポリエステルのような化学繊維が大半です。
このうち自宅で洗濯できるのは、ポリエステル素材のものに限られます。
またポリエステル素材であっても、芯地を使ったものは洗濯することができません。
特にシルク製のネクタイは水洗いするだけで形が崩れてしまうため、自宅での洗濯はまず不可能です。
ここでは、ネクタイにやさしい洗い方を解説していきます。
自宅で洗っても大丈夫なことが確認できたら、手洗いでの洗濯に挑戦してみましょう。
ネクタイの型崩れを避けるなら、手洗いでやさしく洗濯する方法がおすすめです。
【用意するもの】
【ネクタイの洗い方・手順】
ネクタイの洗い方のポイントは、なるべく形が崩れないようにすること。
特に脱水の際、雑巾のようにねじって絞るなど、ネクタイの生地を傷めるような脱水はしないでくださいね。
【洗濯機を使うのは避けて!】
ネクタイを洗濯機で洗うと、ネクタイの芯そのものが折れ曲がってしまいます。
芯が曲がっている以上、いくら表面にアイロンをかけても芯の歪みが浮き出てきてしまうため、まず元の形には戻りません。
うっかり洗濯機で洗ってしまったネクタイは、専門の業者に芯の交換を依頼するようにしましょう。
汚れたときはなるべく早くシミ抜きをすれば、洗濯せずとも汚れを落とすことができますよ。
ただし色落ちしないかどうか、事前に目立たない箇所で試してからにしてくださいね。
【用意するもの】
【ネクタイのシミ抜き方法】
軽いシミであればこの方法で対処できますが、落ちないシミは無理に落とそうとせず、素直にクリーニング店にお任せするのが賢明です。
【軽い汚れを落とすだけなら】
シミ抜きという程でもない軽度の汚れを落とすなら、もっと簡単な方法もあります。
水に浸したタオルを固く絞り、汚れが気になる箇所をたたいて汚れを落とし、後はハンガーにかけて乾燥させるだけ。
ネクタイにあまり負担をかけない方法なので、最初はこちらの方法を試してみるのが良いでしょう。
手洗いや染み抜きをした後、シワが残ってしまったらアイロンを活用しましょう。
ネクタイがしっかり乾いてから、アイロンがけするようにしてくださいね。
【用意するもの】
【ネクタイのアイロンがけ方法】
ネクタイの素材は、高温に弱いものが少なくありません。
必ず、事前に洗濯表示をチェックしてからアイロンがけを行うようにしましょう。
ネクタイの洗い方はいかがでしたか? ネクタイは素材などの理由で、本来なら自宅では洗えないことがほとんど。
ここでご紹介した洗い方は、あくまで緊急時に留めておきましょう。