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家事力を上げる!米にカビをはやさない予防策
カビの生えた米の見分け方と米にカビが生える原因、それを踏まえたカビを防ぐ方法をご紹介します。保存方法に悩みがちな米ですが、どこの家庭にもあるあの空間なら、カビを見事に防ぐことができますよ。
これってカビ? 兆候は米の色で確認!
カビの生えてしまった米は、色でおおよその判別ができます。
黒く変色していたり、黄色に変色した米が何粒かで固まっていたりしたら、それはカビが原因です。
カビの種類によっては人体に害を及ぼす毒性を持つものもあるため、そのまま炊いて食べてしまうのは考えもの。
またカビの菌糸が米粒内にまで侵入している場合は水洗いするだけでは取り除けないため、こうした米は捨てるほかありません。
米のカビを防止する2つの方法
ここでは、米にカビが生える原因を踏まえた、米のカビ防止策をご紹介します。
買ってきた米に一手間加えて保存するだけで、米のカビは簡単に防ぐことができますよ。
米にカビが生えてしまう原因
米のカビの原因はその他のものに生えるカビと同じく、湿度がポイントになります。
おおむね気温が20~25度、湿度が80%以上の環境の場合、米にカビが生えやすくなると言われています。
【カビ防止策1】冷蔵庫の野菜室は米のベストな保存場所
上記の原因を踏まえると、米の保存には気温・湿度がともに低い場所が最適です。
家庭内でこの条件を満たすのはズバリ、冷蔵庫の野菜室。
温度が低く保たれているので米の酸化速度も抑えることができ、美味しさを損ないにくいのもポイントです。
ただし冷気の吹き出し口付近は結露によって霜や氷が付着しやすいため、配置には注意しましょう。
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【カビ防止策2】米を密閉容器に入れ替えて保存する
米を買ってきて袋のまま保存しておくのは、カビ防止の面では良い方法とは言えません。
米の袋には通気孔が開けられていることが一般的なため、この通気孔から入った水や湿気が、カビを引き起こす可能性があるのです。
また米は臭いを吸収しやすいため、袋のまま冷蔵庫に入れてしまうと、他の食品から臭いが移ってしまうことも。
米を保存する時は密閉できる容器に入れ替えてから、前述の野菜室に保存するようにしましょう。
【キッチンにそのまま置いておくのはNG】
ひとつ注意しておきたいのは、キッチンの高温多湿な環境は、米の保存場所には向いていないという点です。
コンロの周りやキッチン家電の近くは熱によって気温が高くなりがちで、お湯を沸かせばさらに湿度も上昇します。
よく保存場所として使われるシンク下の収納も、湿度が高いうえ風通しもよくありません。
特に夏場はカビどころか虫が発生することもあるので、取り出しやすいからといってキッチンにそのまま置いておくのは、絶対にやめておきましょう。
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いかがでしたか? 日本人の食生活に欠かせない米ですが、カビが生えてしまうとせっかくの米が台なしになってしまいます。
おいしいご飯のためにも、米の保存場所には気を配るようにしてくださいね。