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【家じゅうの掃除に使える】エタノールの超活用術8選
エタノールを使った掃除の基本をご紹介。消毒用エタノールと無水エタノールの違いから、消毒用エタノールが得意とする掃除場所、使ってはいけない場所まで、これは読めば消毒用エタノールの基本はバッチリ!
エタノールのイロハ
薬局などで簡単に購入できるエタノールですが、実はいくつか種類が存在します。
自分のしたいことに向いているのはどのエタノールなのか、しっかり確認しておきましょう。
消毒用エタノールと無水エタノールの違い
消毒用エタノールと無水エタノールは同じアルコール類の物質ですが、その違いはエタノールの濃度にあります。
無水エタノールは濃度99.5%以上のものを指し、消毒用エタノールは濃度76.9~81.4%ほどのものを言います。
濃度が高い無水エタノールはすぐに揮発してしまい殺菌効果が持続しないため、ほとんどの場合掃除には消毒用エタノールが使われます。
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消毒用エタノールを使い倒す!おすすめ掃除場所8選
ここでは消毒用エタノールの基本的な使い方と合わせて、消毒用エタノールが特に活躍する掃除場所をレクチャーします。
消毒用エタノールのキホンの使い方
消毒用エタノールを掃除に使う際はスプレーボトルを利用し、気になる部分に少しずつスプレーして雑巾などで拭き取る使い方が一般的です。
消毒用エタノールは揮発性が高いため、ふきかけた後はエタノールが揮発する前に拭き取るようにしましょう。
揮発性の高さは使用時にも注意が必要で、換気を十分に行う必要があります。
また少量が肌に触れても影響はありませんが、頻繁に触れる場合は肌荒れを起こす可能性も。
普段の簡易的な掃除ならともかく、消毒用エタノールを使って大掃除をする際は、ゴム手袋を着用して挑みましょう。
【掃除術1】手垢や菌が付着したドアノブ
消毒用エタノールを吹きかけてドアノブを磨くことでピカピカになるほか、多くの人の手に触れるドアの除菌が可能です。
【掃除術2】窓まわりの掃除やカビ予防に
窓に消毒用エタノールを吹きかけて拭き掃除をするだけでも、簡易的な掃除になります。
またカビの生えやすいゴムパッキン部分に吹きかければ、カビ菌が繁殖する前に除菌することもできますよ。
【掃除術3】冷蔵庫の取っ手や内部の掃除
取っ手の除菌のほか、冷蔵庫内部の汚れやゴムパッキンに生えたカビを消毒することができます。
具体的な掃除の方法は、こちらの記事を確認してみてくださいね。
【掃除術4】キッチンの油汚れ
特にコンロ周りの油汚れを掃除するのに最適です。
吹きかけて拭き取るだけの簡単な方法ですが、エタノールに引火する可能性があるため、掃除の際は火を点けないように注意してくださいね。
掃除が終わったら、念のため仕上げに雑巾で水拭きするようにしましょう。
【掃除術5】玄関の下駄箱の臭い防止
臭いがこもりやすく、カビやすい下駄箱の拭き掃除にも消毒用エタノールはうってつけ。
臭いの元となる雑菌やカビ菌を除菌することで、下駄箱を清潔に保つことが可能です。
【掃除術6】家電製品の表面に付着したホコリ取り
家電製品の表面に付着した汚れやホコリは、消毒用エタノールを吹きかけた雑巾などで拭き取るのがお手軽です。
安全のため掃除の際はコンセントを外し、また水分で機器を傷めないよう、直接機器に消毒用エタノールを吹きかけないようにしてくださいね。
【掃除術7】畳のカビ取り
カビ取りといえば重曹を使った掃除方法がありますが、畳に重曹を使うと変色してしまうため、畳のカビ取りには消毒用エタノールが効果的です。
詳しい掃除方法は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
【掃除術8】洗面所や風呂の拭き掃除に
消毒用エタノールを吹きかけたティッシュを使えば、洗面所のシンクや鏡などをキレイに掃除することができます。
他にも歯ブラシ立てなど、カビが生えやすい箇所の除菌にも使用できますよ。
同じくカビが生えやすい風呂の床や壁、天井などにも、消毒用エタノールを吹きかけた雑巾での拭き掃除が効果的です。
【無水エタノールはドコで使う?】
消毒用エタノールと比較して殺菌作用は少なめですが、すぐに揮発する性質から、水を苦手とする電子機器の端子の掃除に用いられることがあります。
- パソコンのキーボード
- スマートフォン
- 電子タバコ
- 電子機器のコード類
上記のこれらは綿棒に少量の無水エタノールを含ませて、拭き掃除を行う使い方が一般的です。
掃除したい面積が広い場合は、無水エタノールを含ませた布で拭き掃除を行いましょう。
エタノールを使ってはいけない場所
様々な場所の掃除に手広く使えるエタノールですが、消毒用・無水にかかわらず使ってはいけない場所も存在します。
- ニス塗装がされたもの
- 革製品
- スチロール製品
- 火気のある場所
革製品やフローリングの床などニス塗装がされたものに使用すると、光沢が失われてしまったり、ニスやワックスを剥がしてしまう可能性があります。
また除菌を得意とする消毒用エタノールですが、ノロウイルスなど一部の病原菌やウイルスには効果がありません。
使える場所・使えない場所をしっかりと把握して、正しく使用してくださいね。
いかがでしたか?
使用NGな場所も含め、掃除したい場所に合わせたエタノールを使用するようにしましょう。